臨床麻酔薬理学書**中山書店/日本麻酔科医会連合出版部/978-4-521-75069-9/9784521750699**

販売価格
14,300円(税込み)
編著
日本麻酔科医会連合出版部
出版社
中山書店
分野
 
麻酔科学・ペインクリニック

数量

販売期間
2023/12/12~
商品コード
9784521750699
発行 2023年12月
判型:B5判 392頁
ISBN 978-4-521-75069-9

【 編 】
日本麻酔科医会連合出版部
【編集主幹】
森田 潔(岡山大学名誉教授/川崎医科大学特任教授)

【 編集 】
廣田 和美(弘前大学)
川真田 樹人(信州大学)

『臨床麻酔科学書』の姉妹書。
同書の薬理学の内容を補完する位置づけの書籍として企画した。麻酔科の薬剤に関する薬理学を基礎からしっかり学習し理解するための(いわゆる「マニュアル本」ではない)書籍である。
最新の薬剤に関する情報を反映した適切で平明な解説をしている。
プロフェッショナルな麻酔科医になるためには必読の教科書。

【目 次】
第1部 薬理学総論
 1章 薬物動態学
  1.1 はじめに
  1.2 なぜ薬物濃度を利用するか?
  1.3 予測血中濃度と効果部位濃度
  1.4 コンパートメントモデルと生理学的モデル
  1.5 効果部位モデル(effect compartment model)
  1.6 コンパートメントモデルの構築方法
  1.7 母集団モデルの評価方法
  1.8 モデル構築の意義:表現(description),予測(prediction)と外的妥当性
  1.9 薬物動態モデル(コンパートメントモデル)のパラメータと共変量
  1.10 どの薬物動態モデルを使うか?
  1.11 予測に影響する因子
  1.12 予測濃度の使い方
  1.13 吸入麻酔薬の投与設定濃度,呼気濃度・吸気濃度,脳内濃度

 2章 薬力学
  2.1 はじめに
  2.2 薬物の効果を評価する方法
  2.3 濃度と効果の関係を表すモデル
  2.4 薬物相互作用
  2.5 濃度と効果の関係の評価と,濃度を利用した効果のコントロール
  2.6 覚醒と術後に向けた濃度コントロールのプラン
  2.7 拮抗薬の薬力学
  2.8 効果が消失するということ:半減期と効果消失はほとんど無関係
  2.9 急性耐性と離脱症候群
  2.10 おわりに
 
第2部 各種薬物
 3章 吸入麻酔薬
  3.1 総論
  3.2 揮発性吸入麻酔薬
  3.3 ガス麻酔薬
 
 4章 静脈麻酔薬関連
  4.1 総論
  4.2 プロポフォール
  4.3 ベンゾジアゼピンおよび関連薬
  4.4 バルビツレート─チオペンタール,チアミラール,メトヘキシタール
  4.5 ケタミン
  4.6 デクスメデトミジン
  4.7 ドロペリドール
 
 5章 オピオイド 143
  5.1 総論
  5.2 フェンタニル,レミフェンタニル,モルヒネ,コデイン,ペチジン
  5.3 オキシコドン,ヒドロモルフォン,トラマドール,タペンタドール,メサドン
  5.4 ペンタゾシン,ブプレノルフィン
  5.5 オピオイド拮抗薬
 
 6章 鎮痛薬:オピオイド以外
  6.1 非ステロイド性抗炎症薬
  6.2 アセトアミノフェン
 
 7章 筋弛緩薬・拮抗薬・関連薬
  7.1 総論
  7.2 脱分極性筋弛緩薬
  7.3 非脱分極性筋弛緩薬
  7.4 拮抗薬
  7.5 関連薬
 
 8章 局所麻酔薬
  8.1 総論
  8.2 各論
 
 9章 循環作動薬関連
  9.1 血管収縮薬と強心薬:総論
  9.2 血管収縮薬と強心薬:各論
  9.3 血管拡張薬と抗高血圧薬:総論
  9.4 血管拡張薬と抗高血圧薬:各論
 
 10章 抗不整脈薬関連
  10.1 総論
  10.2 Ⅰ群薬(ナトリウムチャネル遮断薬)
  10.3 Ⅱ群薬(交感神経β受容体遮断薬)
  10.4 Ⅲ群薬(カリウムチャネル遮断薬)
  10.5 Ⅳ群薬(カルシウムチャネル遮断薬)
  10.6 その他
 
 11章 利尿薬
  11.1 総論
  11.2 ループ利尿薬
  11.3 炭酸脱水酵素阻害薬
  11.4 浸透圧利尿薬
  11.5 ヒト心房性ナトリウム利尿ペプチド
  11.6 バソプレシンV2受容体拮抗薬
 
 12章 抗血栓薬・抗線溶薬
  12.1 総論
  12.2 未分画ヘパリン
  12.3 低分子ヘパリン
  12.4 プロタミン
  12.5 その他の抗凝固薬
  12.6 抗血小板薬
  12.7 抗線溶薬
 
 13章 ステロイド
  13.1 総論
  13.2 各論
 
 14章 制吐剤
  14.1 総論
  14.2 ドパミンD2受容体拮抗薬
  14.3 5-HT3受容体拮抗薬
  14.4 ステロイド
 
 15章 産科麻酔関連薬
  15.1 総論
  15.2 子宮収縮薬
  15.3 子宮弛緩薬
  15.4 マグネシウム製剤
 
 16章 消毒薬
  16.1 総論
  16.2 各論