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流れがわかる学会発表・論文作成 How To 超改訂版**メディカルレビュー社/佐藤 雅昭/978-4-7792-2673-1/9784779226731**

販売価格
4,180円(税込み)
症例報告で身につける、「一生モノ」のアカデミックスキル
編著
佐藤 雅昭
出版社
メディカルレビュー社
分野
 
医学情報学

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書籍版 販売期間
2023/12/21~
JANコード
9784779226731
商品コード
9784779226731
発行 2023年12月
判型:B5判 248頁
ISBN 978-4-7792-2673-1

2004 年に出版された『流れがわかる学会発表・論文作成How To』が,2010 年の改訂を経て,このほど「超改訂版」として生まれ変わることになりました。改訂となっていますが,初版以来のエッセンスを残しつつ,時代の変化と蓄積された私自身の経験に基づき,全ページ新しく原稿を書きおろした事実上の新刊です。

本書には,私自身がこれまでに見出したさまざまなノウハウを系統立てて盛り込んでいますので,本書を片手に症例報告の準備を進めていただければ,あるいは発表準備の過程で必要に応じて本書に立ち返っていただければ,きっとあなたのご期待に沿うことができるでしょう。

加えて本書の役割は,目の前の症例発表の準備にとどまらないと考えています。医師の世界で症例報告は,どちらかというと初心者向けと思われがちです。しかし,症例報告にしっかり取り組むことで,将来本格的な研究を行ううえで欠くことのできないさまざまな技術や考え方,すなわちアカデミックスキルを学ぶことができます。本書のサブタイトル「症例報告で身につける,『一生モノ』のアカデミックスキル」には,まさにそうした症例報告が果たすべき役割についての私の思いを込めたつもりですし,今回の全面改訂にあたっては,読者のみなさんが症例報告の準備のなかで,「その先にあるもの」にも目が向くように配慮しました。

(佐藤 雅昭「超改訂版 序」より抜粋)

【目 次】
Prologue
 1 すべては「症例報告」から始まった
 2 - 1 学会発表・論文作成の意義① ─日常臨床にくさびを打つ!
 2 - 2 学会発表・論文作成の意義② ─エビデンスとしての症例報告
 2 - 3 学会発表・論文作成の意義③ ─情報発信型医師として成長する
 3 日常臨床から症例報告までのホップ・ステップ・ジャンプ

第1章 テーマ選びから土台づくりまで
 1 症例報告─テーマの選び方
 2 3段階の文献検索
 3 文献管理ソフトを使いこなす
 4 データ収集と効果的な発表準備

第2章 学会発表をしてみよう!
 1 抄録の準備と演題名 ・
 2 - 1 一生モノのスライド作成法① ─見やすいスライドづくりのコツ
 2 - 2 一生モノのスライド作成法②─「魔法の6行ルール」でイイタイコトを極める
 2 - 3 一生モノのスライド作成法③─ビジュアルに訴えるスライドづくり
 3 プレゼンテーションの全体像とパート別のスライド作成
 4 口頭発表のコツとPitfall
 5 オンライン発表のコツとPitfall
 6 ポスター発表をしてみよう

第3章 論文を執筆してみよう!
 1 論文を書く意義を知ろう
 2 症例報告の戦略的な執筆
 3 英語論文執筆のエッセンス
 4 英借文7つのテクニック
 5 【緒言・Introduction】を書く
 6 【症例・Case】を書く
 7 【図表・Figure/Table】を整える
 8 【考察・Discussion】を書く
 9 【要約・Abstract】をまとめタイトルを再考する

第4章 論文をFINISH させよう!
 1 執筆を終えてからpublicationまでの長い道のり
 2 他人に読んでもらえる論文に仕上げる
 3 Rejectされても立ち上がれ!
 4 査読者のコメントに答えreviseする
 5 論文がacceptされたら

Epilogue より戦略的な発表と,その先へ
 1 戦略① 学会発表と論文執筆はセットで考える
 2 戦略② 学会発表や予演会でのディスカッションを論文に生かそう
 3 戦略③ 学会発表・論文執筆のための時間術を身につける
 4 戦略④ 自分の成果を記録に残す
 5 戦略⑤ 症例報告の先にあるものを目指す