エキスパートが伝授する 早期離床・リハビリテーションの理論と実践**三輪書店/中村 謙介/978-4-89590-804-7/9784895908047**

販売価格
4,180円(税込み)
急性期栄養療法+リハビリテーションシリーズⅡ
編著
中村 謙介
出版社
三輪書店
分野
 
リハビリテーション技術

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書籍版 販売期間
2024/01/05~
JANコード
9784895908047
商品コード
9784895908047
発行 2024年1月
判型:B5判 244頁
ISBN 978-4-89590-804-7

【 監修 】
中村 謙介(横浜市立大学附属病院 集中治療部 准教授)

【 編著 】
曷川 元(日本離床学会 会長)

疾患別の離床法と栄養療法を“実践”ベースで解説!
急性期の知識を網羅する究極の早期離床・リハビリ本誕生!


急性期の離床がわからない!栄養療法もワカラナイ!を解決する待望の1冊。離床の進め方から、疾患別にみた栄養療法の具体策まで、実践のポイントが“オールインワン”でまとまっています。
ここぞ!というポイントで繰り出されるエキスパートの解説は、学会による編集の本気度の現れ。現場での動き方が、スイスイ身につくこと間違いなしです。
明日の臨床からスグに使える知識が満載の1冊!
姉妹本の「エキスパートが伝授する 急性期栄養療法の理論と方法」と併せてお役立て下さい。

【目 次】
第1章
1.ここはゼッタイおさえておこう!急性期における離床・リハビリの基礎理論とエビデンス
 1)離床・リハビリは患者回復の要 「離床」「リハビリ」の本当の意味
  A 離床とは
  B リハビリテーションとは
 2)寝たきりはどうして悪いのか? 従重力環境における身体への悪影響
 3)まさかこんな変化が!? 驚くべき臥床による筋機能低下
  A 寝たきりでは筋量よりも筋力のほうが大きく低下する
  B 犯人は誰?筋機能低下のメカニズム
  C 嵐のように迫る筋機能低下をどう食い止めるか
 4)急性期における早期介入の効果~エビデンスから紐解く離床の重要性~
 5)本当に安全?臨床データから見出されたアクシデントを防ぐ最強の対策
  A 重症患者さんに対する離床は安全に行うことができる
  B 立位をとる時は特に注意
  C 病棟で“ 決まり事” を作ろう~プロトコルに基づく離床~
  D 意外にありがち!?避けるべき離床の行いかた3選
 6)離床は急性期だけで終わらない~回復期以降の考え方~
  A PICSの影響は深刻
  B 回復期・在宅ではPICSの認知度は低い
  C 急性期から回復期・在宅への申し送り~調査の結果から紐解くキーポイント~

2.栄養療法とリンクした離床の進め方~IGREENプロトコルの紹介を交えて~
 1)栄養と離床をリンクする鍵はプロトコル
 2)離床と栄養をリンクしたIGREENプロトコル
  A 離床レベルはこう上げる!リハビリパート
  B 高タンパクをポイントとした栄養パート
  C 経腸栄養と胃残量による栄養投与方法の選択
  D いよいよリンク!離床と栄養の連携パート
  E 離床度や栄養投与量を把握するデータベース
  F 多職種連携を促進するプロトコルの活用
 3)どこに効くの? IGREENプロトコルの効果

3.図解でわかりやすい!病棟における離床の安全基準とリスク管理の具体策
 1)離床基準はこうして考えて病棟で決めよう
  A 離床を始める前に意識をみることが大切
  B 積極的離床を控える時ってどんな時?
 2)人工呼吸器装着患者の離床はここに気をつけよう
  A 挿管されているときの離床はテープと固定が命
  B 離床時の頸部の動きで気管チューブの位置がこんなに変わる
  C 離床で気管切開が抜けてしまったときの対応
 3)離床時に起こりえるトラブル・有害事象~予防策と起こってしまった時の対応~
  A 慎重に数値を見極めよう!心拍数と血圧の異常
  B 循環が不安定な人への対応法
  C どこまで許容できる? SpO2 の低下、呼吸努力の増加
  D 急な呼吸状態の悪化のときに考えるべきこと
  E 初回離床では特に注意!意識レベルの低下
  F せん妄の裏に隠された原因を見極めよう
  G せん妄のタイプと対処法~せん妄のときに離床してはいけない?~
  H 何よりも先に対処すべき痛みの増悪
  I 多職種でゼッタイ回避すべき血管内カテーテルの自己抜去

4.筋萎縮予防はこうして行おう! 基礎からわかる理論と実践法
 1)筋肉の量と萎縮
  A 今注目の筋肉はなぜ重要なのか
  B 筋肉が多いとなぜ予後が改善するのか
  C こんなにある!急性期の筋萎縮のリスク因子
 2)急性期における筋萎縮予防の工夫
  A 筋萎縮対策のスタートは早期離床・リハビリ
  B 離床ができない場合にできる筋萎縮対策
  C 重症でも諦めずに行う筋萎縮対策「EMS」
  D 負荷に要注意!床上エルゴメーターの実践
  E 揺れるだけで驚きの効果! 振動療法による筋萎縮対策
  F どのくらい効くの?ティルトテーブルの有効性
  G 筋萎縮対策もう一つの要!栄養療法の実際
 3)見逃してはダメ!呼吸筋の筋萎縮予防
  A 人工呼吸器装着患者に起こる筋萎縮とは
  B 人工呼吸器の設定と横隔膜筋萎縮の予防の深い関係
  C 横隔膜筋萎縮に対するアプローチの実際
 4)急性期後も続く筋萎縮予防

5.離床と併せて用いたい機器(1)ベッド上エルゴメーターはこう使おう!
 1)全て同じではない! エルゴメーターの種類と効果の違い
  A エルゴメーターの種類と使い分け3タイプ
  B 急性期におけるベッド上エルゴメーターの効果と安全性
  C 足が動かなくでも使える? ベッド上エルゴメーターのモード
 2)ベッド上エルゴメーターを用いた運動の施行基準
  A こんな患者さんは要注意!ベッド上エルゴメーターの相対禁忌
  B ベッド上エルゴメーターの中止基準
 3)急性期のベッド上エルゴメーター 運動の実践と留意点
  A ここが実践ポイント! ベッド上エルゴメーターの仕組みと機能
  B セッティングの実際~設置位置・角度・負荷量~

6.離床と併せて用いたい機器(2)電気刺激療法(EMS)はこう使おう!
 1)いったい何に効くの? EMSのエビデンス
  A どうやって刺激するの? EMSの原理
  B EMSのパラメータ~電流強度・パルス幅・時間・周波数~
 2)具体的でわかりやすい! EMSを使用すべき人はこんな患者さんだ
 3)こんなの今までなかった! EMSの具体的な装着と通電のコツ
  A 隙間はNG!ベルト式電極の装着の注意点
  B 感染・清潔に配慮したベルト電極シートの管理
  C ここがポイント!腰部の電極装着における工夫
  D ベストな設定は?治療強度の設定をどうするか
 4)これは困った! よくある臨床トラブルあるある解決集

7.目からウロコの工夫がいっぱい! 離床チームの作り方と活動の仕方
 1)離床チームの重要性とエビデンス
  A エビデンスからみたチーム連携の重要性
  B ここに有用!多職種連携の具体的効果
  C あなたの施設はどこに当てはまる? チーム連携の障壁
 2)これで実践できる! 離床チームを結成するための5ステップ
  A 離床チームを結成について施設へ申請する
  B 文化を醸成しよう! 離床チームを結成する目的と具体的活動方法
  C メンバーを集めるための3つの具体策
  D 職種の特性を活かそう! 離床チームメンバーの役割決定
 3)どのように動けばいいの? 離床チーム活動の実際
  A 活動内容~カンファレンス・勉強会・ADL表・離床プラスアルファの介入~
  B モチベーションアップに有用!活動報告の仕方
  C 結成と継続の鍵 チーム活動3つの障壁と対策

8.食べて離床もススメよう! 急性期における嚥下の考え方~ベストな姿勢とポジショニングの基礎理論~
 1)急性期における嚥下の重要性
  A 症状の変化に要注意!脳卒中後の嚥下障害
  B 高齢者の嚥下障害と関連するチェックポイント
  C 近年注目のICU-ASDと発生要因
 2)安全に経口摂取を開始するためのフローチャート
  A いきなり評価してはダメ!嚥下をみる前の重要情報
  B 症状の把握・効果判定に役立つ「質問紙」
  C お勧めのスクリーニング検査MASA
  D 経口摂取前に必須の誤嚥・窒息のリスク評価
  E 臨床の悩みドコロ 食事内容をアップするタイミング
 3)姿勢とポジショニングに着目した嚥下アプローチの工夫あれこれ
  A 嚥下機能に合わせた体位選択と嚥下方法の工夫
 4)飲水OK?食事はとろみをつける? 判断に必要なフィジカルアセスメント全集
  A 要望が多いけれど誤嚥リスクが最も高い「水」
  B 水にとろみをつける弊害
  C とろみがないとむせてしまう場合

第2章
1.敗血症・循環が不安定な患者の離床・リハビリ

 1)敗血症・循環が不安定な患者の離床・リハビリテーションの基本的な考え方
  A 歴史から振り返る敗血症~進化してきた治療と定義~
  B 敗血症患者の循環不全は血圧調整機構の破綻がキーワード
 2)循環が不安定な患者の早期離床・リハビリ
  A カテコラミンからみた循環安定時期の見極め方
 3)敗血症における栄養療法の特徴
  A 敗血症などの炎症状態で考えるべき病態のフェーズと栄養
  B 高炎症状態に対抗する抗炎症反応CARS
  C CARSは栄養・離床にどう影響するのか
  D 循環が不安定な場合の経腸栄養の開始時期
  E 経腸栄養の持続投与と間欠投与のどちらがいいの?
  F 過剰投与はキケン!栄養投与量とアップの仕方
  G 筋肉を守ろう! ICU-AWを見据えたタンパク質の投与量
 4)敗血症特有の検査所見・データ判読のコツ
  A 急性期の炎症データと栄養・離床の考え方
  B 慢性期の検査データとチェックすべきPIICS
 5)敗血症・循環が不安定な患者に対する離床の実際
  A 循環が不安定な時期にすべき介入戦略
  B 少しずつ離床を始める時期にみるべきアセスメントポイント
 6)離床時に留意すべき合併症と具体的な予防策
  A 起立性低血圧に備えるプレ離床とは
  B 虚血発作とマークすべき腸管虚血の症状
  C 離床時に注意すべきカテコラミン投与の途絶
  D 最悪に備えて離床する不整脈・心停止
 7)回復期以降の進め方・栄養投与・ゴール設定

 栄養療法エキスパートからのメッセージ
  A 敗血症が重症疾患である理由
  B エキスパートはこうする!敗血症急性期の栄養戦略
  C 切り替え時が重要!栄養を意識したリハビリの実際

2.人工呼吸器・ECMO装着患者の離床・リハビリ
 1)人工呼吸器・ECMO装着患者の離床・リハビリテーションの基本的な考え方
  A 人工呼吸器患者が全ての出発点
  B 重症呼吸不全ARDSに対する治療戦略~肺保護戦略~
  C 変わってきたARDSに対する治療戦略~PICS対策~
  D 究極の支持療法 体外式膜型人工肺(ECMO)
  E ECMOでの治療も万能ではない
 2)人工呼吸器装着患者の離床・リハビリ 早期離床プロトコルのススメ
 3)人工呼吸器装着患者における栄養療法の特徴と注意点
  A 切っても切れないリハビリと栄養
  B 運動と栄養療法の組み合わせた効果
  C ARDS患者に対する栄養で意識すべき呼吸商
  D ω3脂肪酸による抗炎症作用の効果とは?
  E 間接熱量計による消費エネルギー評価の実際
  F 間接熱量計の値をどう解釈すべきか
  G タンパク代謝をこう見極める!窒素バランス
  H 負の窒素バランスからわかること
  I 異化・同化を評価するためのモニタリング
 4)留意すべき合併症と具体的な予防策
  A サポートのし過ぎに注意!人工呼吸器による肺損傷
  B 離床時に注意すべき自発呼吸誘発性肺傷害
  C 人工呼吸器患者に起こる緊張性気胸は致命的
  D 努力性呼吸と離床時に注意すべき出血
 5)人工呼吸器装着患者における離床の実際
  A 離床を進めるのかの判断はFIO2=0.6
  B 人工呼吸器管理中の離床の留意点
 6)ECMO装着患者の離床の実際と必要なリスク管理
  A ECMO装着患者を離床するための前提条件
  B 離床前のアセスメントポイント~血液データ・カニューレ位置~
  C 離床中のアセスメントポイント~呼吸変化・デバイス・痛み~
 7)人工呼吸器・ECMO装着中の離床文化を根付かせるために重要なこと
 8)回復期以降の進め方・栄養投与・ゴール設定
  A ICU退出後のコーディネーターは誰?
  B PICS対策としてのICUクリニック

 栄養療法エキスパートからのメッセージ
  A 人工呼吸器そのものは侵襲ではない
  B 人工呼吸器装着患者は栄養なくして離床なし
  C ECMOの栄養療法はより慎重に
  D 間接熱量計によるエネルギー計測の重要性

3.腹部術後患者の離床・リハビリ
 1)腹部術後患者における離床・リハビリテーションの必要性
 2)腹部術後急性期の離床・リハビリの基本的な考え方
  A 腹部術後急性期の離床・リハビリのエビデンス
  B まずは大まかな運動療法・栄養療法の流れをつかもう
 3)腹部術後患者の栄養療法の特徴と留意点
  A 腹部術後の栄養療法の基本は経口摂取
  B 経口・経腸栄養で十分なエネルギーが確保できない場合
  C 経口摂取開始後の観察ポイント~消化器症状・電解質・便性状~
  D 病態・障害臓器別栄養剤投与の実際
 4)腹部術後急性期に特徴的なアセスメントポイント
  A 腹部外科術後最大の離床阻害因子である疼痛
  B 薬剤と侵襲の影響を考慮した循環動態の評価
 5)離床の実際・リスク管理
  A 初回の成功体験が勝負ドコロ! 痛みに配慮した離床の進め方
  B 有害事象に配慮した離床のリスク管理
 6)回復期以降の進め方・栄養投与・ゴール設定
  A 医原性サルコペニアに対するリハビリ栄養
 7)3つのパターン別にみた運動量・栄養処方の進め方

 栄養療法エキスパートからのメッセージ
  A 消化管に侵襲がある場合の栄養療法と外科医の感覚
  B プレ栄養、プレハビリテーションの必要性

4.脳卒中・脳外領域の離床・リハビリ
 1)脳卒中領域における離床のエビデンス
  A 脳卒中患者に対する早期離床の有効性はADL向上と合併症予防
  B 離床は早ければ早いほど良い?
 2)脳卒中患者の離床開始基準
  A 病型ごとの離床開始時の留意点
 3)脳卒中患者で留意すべき合併症SAP
 4)離床時のトラブル対処法
 5)脳卒中急性期患者に対する栄養療法
  A 脳卒中急性期患者に対する栄養療法の考え方
  B 嚥下を要チェック!栄養投与方法をどうするか
  C 経口摂取不良時に併用すべきは経腸栄養と静脈栄養どっち?
  D 早期からが有効?いつから経腸栄養を始めるか
  E 経腸栄養時の必要エネルギー量の計算と進め方
  F 重症度別のエネルギー量の考え方
  G 活動量に対するエネルギー量不足はここをチェック!
  H やや高めに管理!予後に影響する血糖管理
  I 離床に影響する嘔吐対策
 6)回復期以降の離床の進め方
  A 何歩くらいが妥当?回復期における運動量
 7)回復期以降の栄養投与の進め方
  A 半数が低栄養!?回復期における栄養投与
  B 回復期の消費エネルギー増加に合わせたエネルギー充足

 栄養療法エキスパートからのメッセージ
  A 侵襲度で変わる脳卒中患者の栄養療法
  B くも膜下出血後の栄養療法・underfeeding
  C 脳細胞の回復を支える栄養療法
  D 嚥下訓練と栄養投与のジレンマをどうすべきか

5.外傷患者の離床・ リハビリ
 1)外傷患者における離床の基本的な考え方
  A 術後は早期離床・早期介入が改善の鍵
 2)術後早期から始める離床の注意点
  A 荷重の許可と制限があるときの離床の進め方
  B 腫脹を軽減するには離床の進め過ぎはNG
  C 離床を進めるための疼痛対策
 3)留意すべき合併症と具体的な予防策
  A 深部静脈血栓症(DVT)の好発部位と発生リスク
  B 整形外科術後にマークすべき末梢神経麻痺
  C ADL改善につなげる拘縮、可動域制限対策
  D 写真でわかる! アプローチ方向別にみた術後の脱臼予防
 4)外傷患者における栄養療法の特徴と留意点
  A 重症度に応じた外傷患者の急性期栄養療法
  B 外傷患者におけるサプリメントの考え方
  C カルシウムだけでOK?骨癒合に重要な栄養
  D 実は外傷後の回復にバランスばっちりな入院食
  E 離床に応じた栄養量の調整
 5)回復期以降の進め方・栄養投与・ゴール設定
  A 組織損傷の回復を意識した回復期以降の栄養療法
  B 自宅退院のポイントは階段と床上動作
  C 整形外科術後のリハビリは半年間が勝負
  D 転倒による再発を回避するための歩行レベルの設定
  E 介助者の有無や介助量を考えたサービス調整

 栄養療法エキスパートからのメッセージ
  A 重度外傷では急性期栄養療法の基本を遵守すべき
  B 軽症外傷ではむしろoverfeedingに注意
  C 外傷の回復のために摂取すべき栄養素

6.熱傷患者の離床・ リハビリ
 1)熱傷患者への介入は知識・経験が試される
  A 侵襲制御・代謝抑制のために行う創管理
  B 離床・リハビリ前に必ずチェックすべき壊死除去・植皮術
  C 熱傷後の感染は不回避でも重要な感染症対策
  D 熱傷患者に対するリハビリテーションの考え方
 2)離床・リハビリの進め方・プロトコル
  A 熱傷患者に早期離床を行うべきか
  B 離床・リハビリの時に必須となる局所感染予防
  C 植皮片の伸縮を意識した関節可動域練習の注意点
 3)高度侵襲に対応するための栄養管理
  A 創閉鎖前後で変わる超急性期以降の栄養
  B 熱傷患者の栄養療法の特徴と留意点
  C 病期ごとに分けて考える重度熱傷患者に対する栄養プロトコル
  D 栄養改善を評価するための指標
 4)熱傷患者特有の検査所見・データ判読
 5)留意すべき合併症と具体的な予防策
 6)植皮を守りつつ進める離床の実際
 7)回復期以降の進め方・栄養投与・ゴール設定
  A 運動負荷と栄養量のバランスを考える

 栄養療法エキスパートからのメッセージ
  A 重症熱傷は筋肉量減少をいかに食い止めるかがポイント
  B 筋肉量減少に対する新たな試み

7.小児領域の離床・ リハビリ
 1)身体を動かすだけではない小児領域の離床・リハビリ
  A 機能の再獲得と新たな獲得という2面性
  B 認知・精神・社会面へのアプローチも重要
  C 小児への介入に欠かせない家族のかかわり
 2)小児領域の栄養
  A 成長と疾患を合わせてみる小児の栄養評価
  B 小児におけるエネルギー必要性の考え方
  C 小児におけるタンパク質投与
  D 体重増加で判断する栄養投与方法と開始時期・進め方
 3)補助人工心臓装着児に対する離床・リハビリの進め方
  A VADの種類と使い分け
  B VAD装着中の離床・リハビリの実際と留意点
  C VAD装着児特有の合併症対策
  D VAD装着児における栄養療法の注意点
  E 離床で困るパターン別にみたリスク管理
 4)神経・筋疾患児に対するリハビリ
  A 呼吸・嚥下に要注意!NMD児で注意すべきポイント
  B NMD児におけるリハビリの進め方
  C 離床時に留意すべき合併症と予防策
  D NMD児に対する栄養療法の注意点
  E NMD児の離床・体位変換時の実際と必要なリスク管理
 5)回復期以降の進め方・栄養投与・ゴール設定 
  A 家族・精神心理的配慮が重要 植込型VADの場合
  B 離脱に向けたリハビリ頻度アップが鍵
  C 在宅生活を見据えた離床戦略