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栄養科学イラストレイテッド 食品衛生学 第3版**羊土社/田﨑 達明/978-4-7581-1372-4/9784758113724**

販売価格
3,190円(税込み)
編著
田﨑 達明
出版社
羊土社
分野
 
栄養学

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書籍版 販売期間
2024/02/17~
JANコード
9784758113724
商品コード
9784758113724
発行 2024年2月
判型:B5判 288頁
ISBN 978-4-7581-1372-4

改正食品衛生法の完全施行,そしてHACCPの実施に伴い改訂!現場で役立つ食品衛生の基礎を,わかりやすく解説!食品衛生関連の法律・制度から,食中毒の科学的な知識まで,幅広く網羅したオールカラーの1冊!

【目 次】
第1章 食品衛生と法規
 1.食品衛生の概要
  A 食品に起因する危害
  B 食品衛生の定義
  C 国際社会とのかかわり
 2.わが国の法規
  A 法規の成り立ち
  B 食と法規
 3.食品の安全性の確保
  A 安全性確保のための行政方針
  B 食品衛生基準行政の機能強化
  C リスク分析(リスクアナリシス)
 4.食品安全基本法と食品衛生法
  A 食品安全基本法
  B 食品衛生法
 5.食品衛生に直接関連する法規
  A 食品表示法
  B 健康増進法
 6.食品衛生に間接的に関連する法規
  A 医薬品,医療機器等の品質,有効性及び安全性の確保等に関する法律
  B と畜場法
  C 食鳥処理の事業の規制及び食鳥検査に関する法律
  D 地域保健法
 7.日本の食品衛生行政組織
  A 食品安全委員会の構成と役割
  B 厚生労働省など
  C 地方自治体
  D 食品衛生監視員などの人的制度
 8.食品衛生にかかわる国際的組織およびその委員会
  A 世界保健機関(WHO)
  B 国際食糧農業機関(FAO)
  C Codex委員会(CAC)
  D その他の会議・委員会など
  E 食品などにかかわるその他の国際機関
  
[食品衛生Case Study]食品と添加物,およびそれらを規定する法律
  
第2章 食品と微生物
 1.微生物とは
  A 微生物の概要
  B 微生物の分類
  C 細菌の構造
 2.微生物の食品への関与
  A 食品に有害な微生物
  B 食品に有用な微生物
 3.微生物の制御
  A 細菌の増殖条件
  B 微生物制御の基本
  C 滅菌・消毒方法
  
[食品衛生Case Study]牛乳と微生物
  
第3章 食品の変質
 1. 食品の変質とは
  A 変質の定義
  B 腐敗,発酵,酸化,酸敗,変敗
 2.微生物による変質
  A 変質にかかわる微生物
  B 微生物による成分変化
 3.鮮度,腐敗度の判定法
  A 官能検査
  B 生菌数
  C 揮発性塩基窒素(VBN)
  D Κ値(Κ value)
 4.化学的変質
  A 自己融解・自己消化
  B 酵素的褐変
  C 非酵素的褐変
  D 油脂の酸敗
 5.酸敗の判定法
  A 酸価(AV)
  B 過酸化物価(POV)
  C 判定法の利用
 6.食品の加工中に生じる有害物質
  A トランス脂肪酸(トランス型不飽和脂肪酸)
  B アクリルアミド
  C カルバミン酸エチル
  D グリシドール脂肪酸エステル
  E クロロプロパノール類
  F 多環芳香族炭化水素
  G ヘテロサイクリックアミン
  H N-ニトロソアミン
 7.食品の変質防止方法
  A 微生物による変質の防止
  B 化学・物理的反応による変質の防止
  
[食品衛生Case Study]ポテトチップスからクレヨン臭
  
第4章 食中毒
 1.食中毒とは
  A 食中毒の定義
  B 細菌性食中毒
  C ウイルス性食中毒
  D 寄生虫
  E 化学物質
  F 自然毒
  G 食中毒予防の三原則
 2.食中毒の発生状況
  A 年次別食中毒発生状況
  B 月別食中毒発生状況
  C 病因物質別食中毒発生状況
  D 病因物質別1事件あたりの患者数
  E 原因施設別食中毒発生状況
  F 原因食品別食中毒事件数
 3.細菌性感染型食中毒
  A サルモネラ属菌
  B 腸炎ビブリオ
  C 病原性大腸菌
  D ウエルシュ菌
  E エルシニア属菌
  F セレウス菌(下痢型)
  G カンピロバクター
  H ナグビブリオ,病原ビブリオ,エロモナス,プレジオモナス
  I 三類感染症起因菌(コレラ菌,赤痢菌,チフス菌,パラチフスA菌)
  J リステリア・モノサイトゲネス
 4.細菌性毒素型食中毒
  A ぶどう球菌
  B ボツリヌス菌
  C セレウス菌(嘔吐型)
 5.ウイルス性食中毒
  A ノロウイルス
  B サポウイルス
  C ロタウイルス
  D A型肝炎ウイルス
  E E型肝炎ウイルス
 6.食品と寄生虫疾患
 7.魚介類から感染する寄生虫
  A アニサキス
  B クドア属粘液胞子虫
  C 顎口虫
  D 旋尾線虫
  E 肺吸虫
  F 肝吸虫
  G 横川吸虫
  H 裂頭条虫
 8.肉類から感染する寄生虫
  A トキソプラズマ
  B サルコシスティス・フェアリー
  C 犬回虫
  D トリヒナ(旋毛虫)
  E アジア条虫
  F 無鉤条虫
  G 有鉤条虫
  H マンソン孤虫
 9.野菜・水から感染する寄生虫
  A クリプトスポリジウム
  B ジアルジア
  C サイクロスポーラ
  D ヒト回虫
  E 鞭虫
  F 鉤虫
  G 肝蛭
  H エキノコックス
 10.人獣共通感染症(人畜共通感染症)
  A 概要
  B 牛海綿状脳症(BSE)
 11.化学物質による食中毒
  A ヒスタミン
  B 有害元素(水銀,カドミウム,ヒ素,PCB,鉛,スズ)
  C 農薬
 12.動物性自然毒
  A フグ毒
  B シガテラ毒
  C 麻痺性貝毒
  D 下痢性貝毒
  E その他の動物性自然毒
 13.植物・真菌性自然毒
  A アルカロイド配糖体
  B 青酸配糖体
  C アルカロイド含有植物
  D プロスタグランジンE2
  E キノコ毒
 14.食中毒の原因調査および統計的手法
  A 食中毒の原因調査
  B 統計的手法
  
[食品衛生Case Study]浅漬けによる腸管出血性大腸菌O157の集団食中毒からの教訓
  
第5章 食品中の汚染物質
 1.カビ毒(マイコトキシン)
  A カビ毒とは
  B カビ毒の種類と汚染食品
 2.化学物質
  A 残留性有機汚染物質(POPs)
  B 内分泌かく乱物質
 3.有害元素
  A ヒ素(As)
  B カドミウム(Cd)
  C 水銀(Hg)
  D 鉛(Pb)
  E スズ(Sn)
 4.放射性物質
  A 放射線の種類と単位
  B 放射線の人体への影響
  C 放射性物質による食品汚染
  D 食品の放射能測定
 5.異物混入
  A 異物混入の概要
  B 動物性異物
  C 植物性異物
  D 鉱物性異物
  E フードディフェンス
 6.アレルゲン
  
[食品衛生Case Study]有害化学物質と食生活
  
第6章 食品添加物および残留農薬など
 1.食品添加物とは
  A 食品添加物の概念と定義
  B 食品添加物の指定基準
  C 成分規格と使用基準
 2.食品添加物の安全性評価
  A 安全性の考え方と評価の方法
  B 食品添加物の1日摂取量調査
 3.食品衛生法による食品添加物の分類
  A 分類
  B 種類と用途
  C 各添加物の概要
  D 防カビ剤の分類
  E 使用を許可されていない食品添加物
 4.農薬,動物用医薬品の種類と用途
  A 農薬の種類と用途
  B 動物用医薬品の種類と用途
  C 飼料添加物の種類と用途
 5.ポジティブリスト制度
 6.器具および容器包装について
  A 概要と定義
  B 素材の特徴,用途および規格
  C 廃棄とリサイクル
  D 食品の包装技術
  
 7.遺伝子組換え食品とゲノム編集食品
  A 遺伝子組換え食品とは
  B 遺伝子組換え食品および添加物の安全性
  C 輸入食品における分別生産管理(IPハンドリング)
  D ゲノム編集食品
  
[食品衛生Case Study]酸性飲料による金属容器の成分溶出に伴う中毒
  
第7章 食品衛生管理
 1.食品衛生管理の重要性
 2.食品工場などにおける一般衛生管理とHACCP
  A 一般衛生管理の概要
  B HACCPシステムの概要
  C 適正衛生規範(GHP)とHACCPとのかかわり
 3.HACCP 7原則の適用と実施
  A 対象とするハザード
  B HACCP 7原則適用の準備段階
  C HACCP 7原則
 4.適正農業規範,適正製造規範とHACCPとのかかわり
  A GAPの定義
  B GAPとHACCP
  C GMPとHACCP
 5.日本におけるHACCPの普及推進
 6.集団給食施設などにおける衛生管理
  A 対象
  B 調理過程における重要管理事項
  C HACCPの考え方を取り入れた衛生管理のための手引書
 7.国際標準化機構(ISO)
  A ISO
  B ISO 9000シリーズ
  C ISO 22000
  D GFSI
  
[食品衛生Case Study]食品製造・加工における食中毒事件発生例
  
第8章 食品表示制度
 1.食品表示法の概要
  A 食品表示がもつ役割と機能
  B 食品表示に関連する主な法律
  C 食品表示法の目的と基本理念
  D 食品表示基準と遵守
  E 不適正な表示に対する措置
  F 消費者の権利と自立支援
  G 罰則(第17~23条)
 2.衛生事項および品質事項に関する食品表示基準
  A 食品表示基準の概要
  B 食品表示の方法
  C 一般用加工食品表示事項の概要
 3.保健事項に関する食品表示基準
  A 栄養成分の量および熱量
  B 栄養成分などの表示方法
 4.保健機能食品(任意表示)
  A 特定保健用食品(通称:トクホ)
  B 栄養機能食品
  C 機能性表示食品
  
[食品衛生Case Study]ビタミンAの過剰摂取による健康被害
  
◆ 付録 関連法規および基準
  付録1:食品安全基本法(抜粋)
  付録2:食品衛生法(抜粋)
  付録3:食品表示法(抜粋)
  付録4:食品の規格基準(抜粋)
  付録5:食品添加物の規格基準
  付録6:Codex委員会が定める食品衛生の一般原則
  付録7:大量調理施設衛生管理マニュアル(抜粋)
  
◆ 略語一覧