アドバンスト大腸ESD**日本医事新報社/田中 信治/978-4-7849-0363-4/9784784903634**

販売価格
7,920円(税込み)
電子版付

難渋・限界症例への対応とトラブルシューティング
編著
田中 信治(JA尾道総合病院 病院長/広島大学 名誉教授)
出版社
日本医事新報社
分野
 
消化器一般

数量

販売期間
2024/02/26~
商品コード
9784784903634
発行 2024年2月
判型:B5判 244頁
ISBN 978-4-7849-0363-4

かゆいところに手が届く,大腸ESD施行医必須の指南書!

・大腸ESDを施行する上で避けられない,難渋症例・限界症例,トラブル事例について,具体的なケースを提示しながら解説した1冊。
・全38症例で豊富な画像を掲載しながら,エキスパートならではのコツ・ノウハウを惜しげもなく披露しています。
・31本の動画付きで,初級?中級内視鏡医のさらなるスキルアップが可能になります。
・本書を読み通して,様々な症例に対応できる応用力を身につけましょう!

【目 次】
1章 難渋症例への対応
 1 スコープ操作性が不良の場合
 2 病変が真正面に対峙している場合
 3 呼吸性変動,大動脈の拍動の影響が強い場合
 4 虫垂内に病変が進展している場合
 5 回腸内に病変が進展している場合
 6 丈の高いヒダ上に馬乗りでまたがる病変
 7 痔核を有する歯状線に接する病変
 8 バウヒン弁の真裏に局在する病変
 9 高度線維化を伴う病変
 10 線維化を背景に伴う潰瘍性大腸炎関連腫瘍
 11 筋層牽引所見を呈する大型隆起性病変
 12 血管が豊富で止血に難渋する場合
 13 粘膜下層が出血で炭化してしまい剥離が困難な場合
 14 脂肪が豊富で剥離やレンズの曇りに難渋する場合
 15 SM高度浸潤病変を切除する場合
 
2章 限界症例の見きわめ・方針転換
 1 線維化や筋層挙上により剥離継続が困難な場合
 2 巨大病変で施術に長時間を要する病変
 3 病変が憩室を伴っている場合
 4 EMR/ESD後の局所再発病変
 5 高度線維化のため筋層と粘膜下層が判別できない場合
 6 大腸ESDの適応としての病変サイズの限界
 7 穿孔の完全縫縮が困難な場合
 8 激しい動脈性出血がコントロールできない場合
 
3章 トラブルシューティング
 1 粘膜切開後にうまく粘膜下層に潜り込めない場合
 2 出血で視野が不良になった場合
 3 出血点がなかなか同定できない場合
 4 小さな穿孔が生じた場合
 5 大きな穿孔が生じた場合
 6 スコープがたわんで操作性が低下してきた場合
 7 管腔内の送気量調整の重要性
 8 病変に切れ込んでしまった場合
 9 筋層に断裂や熱損傷が生じた場合
 10 筋層からびまん性にoozing出血を認めたとき
 11 ナイフが左右に振れないスコープ操作性の状況
 12 IT-nanoで穿孔を生じさせないための注意点
 13 患者に皮下気腫が生じた場合
 14 術後の腹痛とCRPの監視および食事開始のタイミング
 15 遅発性穿孔の予防法と実際に生じた場合の対応