PT・OTビジュアルテキスト 神経障害理学療法学 第2版**羊土社/潮見 泰藏/978-4-7581-1437-0/9784758114370**
発行 2024年3月
判型:B5判 415頁
ISBN 978-4-7581-1437-0
多彩な症状を呈する脳・神経疾患を正しく理解し,評価から介入への思考プロセスが身に付くテキストが改訂.「高次脳機能障害」などの3項目を新たに追加し,より充実した解説で実習や国試で活かせる知識が学べる!
【目 次】
第1章 総論
1.神経障害と理学療法
1)神経系の機能と構造
2)神経障害の定義
3)神経障害に対する理学療法介入
4)神経障害に対する理学療法の考え方
5)神経障害に共通する理学療法アプローチの進め方
2.脳画像の見方
1)脳画像のどこをみるか
2)CT画像・MRI画像の使い分け
3)画像の経時的変化
4)主要な脳領域の画像解剖と損傷時にみられやすい症状
第2章 中枢神経疾患と理学療法
1.脳血管障害 急性期
◆ 症状・障害の理解
1)疾患の概要
2)疫学
3)病態生理
4)症状
5)治療
◆ 理学療法の理論と実際
1)一般的な理学療法介入の考え方(方針)
2)症例紹介
[症例]右被殻出血,左片麻痺
3)理学療法の実践
4)リスク
2.脳血管障害 回復期
◆ 症状・障害の理解
1)疾患の概要
2)疫学・病態生理
3)症状
4)治療
◆ 理学療法の理論と実際
1)一般的な理学療法介入の考え方(方針)
2)症例紹介
[症例]右大脳梗塞,左片麻痺
3)理学療法の実践
4)リスク
3.脳血管障害 維持期
◆ 症状・障害の理解
1)疾患の概要
2)疫学・病態生理・症状
3)治療
◆ 理学療法の理論と実際
1)一般的な理学療法介入の考え方(方針)
2)症例紹介
[症例]左被殻出血,右片麻痺,失語症,観念失行
3)理学療法の実践
4)リスク
4.パーキンソン病
◆ 症状・障害の理解
1)疾患の概要
2)疫学
3)病態生理
4)症状
5)治療
◆ 理学療法の理論と実際
1)一般的な理学療法介入の考え方(方針)
2)症例紹介
[症例]パーキンソン病(on 時:ステージⅢ~Ⅳ,off 時:ステージⅤ)
3)理学療法の実践
4)リスク
5.脊髄小脳変性症
◆ 症状・障害の理解
1)疾患の概要
2)疫学
3)病態生理
4)症状
5)治療
◆ 理学療法の理論と実際
1)一般的な理学療法介入の考え方(方針)
2)症例紹介
[症例]脊髄小脳変性症(SCA1)疑い)〔重症度分類III度(旧厚生省研究班)〕
3)理学療法の実践
4)リスク
6.脊髄損傷
◆ 症状・障害の理解
1)疾患の概要
2)疫学
3)病態生理
4)症状
5)治療
◆ 理学療法の理論と実際
1)一般的な理学療法介入の考え方(方針)
2)症例紹介
[症例]急性横断性脊髄炎
3)理学療法の実践
4)リスク
7.高次脳機能障害
◆ 症状・障害の理解
1)疾患の概要
2)症状
3)治療
◆ 理学療法の理論と実際
1)一般的な理学療法介入の考え方(方針)
2)症例紹介
[症例]右視床出血,左片麻痺
3)理学療法の実践
4)リスク
8.筋萎縮性側索硬化症
◆ 症状・障害の理解
1)疾患の概要
2)疫学
3)病態生理
4)症状
5)治療
◆ 理学療法の理論と実際
1)一般的な理学療法介入の考え方(方針)
2)症例紹介
[症例]筋萎縮性側索硬化症
3)理学療法の実践
4)リスク
9.多発性硬化症
◆ 症状・障害の理解
1)疾患の概要
2)疫学
3)病態生理
4)症状
5)治療
◆ 理学療法の理論と実際
1)一般的な理学療法介入の考え方(方針)
2)症例紹介
[症例]多発性硬化症(再発寛解型)
3)理学療法の実践
4)リスク
10.外傷性脳損傷
◆ 症状・障害の理解
1)疾患の概要
2)疫学
3)病態生理
4)症状
5)治療
◆ 理学療法の理論と実際
1)一般的な理学療法介入の考え方(方針)
2)症例紹介
[症例]脳挫傷,硬膜下・硬膜外血腫,両側片麻痺
3)理学療法の実践
4)リスク
11.脳腫瘍
◆ 症状・障害の理解
1)疾患の概要
2)疫学
3)病態生理
4)症状
5)治療
◆ 理学療法の理論と実際
1)一般的な理学療法介入の考え方(方針)
2)症例紹介
[症例]転移性脳腫瘍
3)理学療法の実践
4)リスク
第3章 末梢神経筋疾患と理学療法
1.ニューロパチーとギラン・バレー症候群
1)末梢神経障害(ニューロパチー)
◆ 症状・障害の理解(ギラン・バレー症候群)
2)疾患の概要
3)疫学
4)病態生理
5)症状
6)治療
◆ 理学療法の理論と実際
1)一般的な理学療法介入の考え方(方針)
2)症例紹介
[症例]ギラン・バレー症候群(急性運動性軸索型ニューロパチー)
3)理学療法の実践
4)リスク
2.末梢神経損傷
◆ 症状・障害の理解
1)疾患の概要
2)疫学
3)病態生理
4)症状
5)治療
◆ 理学療法の理論と実際
1)一般的な理学療法介入の考え方(方針)
2)症例紹介
[症例]左胸郭出口症候群
3)理学療法の実践
4)リスク
3.筋ジストロフィー
◆ 症状・障害の理解
1)疾患の概要
2)疫学
3)病態生理
4)症状
5)治療
◆ 理学療法の理論と実際
1)一般的な理学療法介入の考え方(方針)
2)症例紹介:歩行期
[症例A]デュシェンヌ型筋ジストロフィー:歩行期(ステージⅢ)
3)理学療法の実践:歩行期
4)症例紹介:車椅子期
[症例B]デュシェンヌ型筋ジストロフィー:車椅子期(ステージⅣ)
5)理学療法の実践:車椅子期
6)リスク
4.多発性筋炎・皮膚筋炎
◆ 症状・障害の理解
1)疾患の概要
2)疫学
3)病態生理
4)症状
5)治療
◆ 理学療法の理論と実際
1)一般的な理学療法介入の考え方(方針)
2)症例紹介
[症例]皮膚筋炎,間質性肺炎合併
3)理学療法の実践
4)リスク
5.重症筋無力症
◆ 症状・障害の理解
1)疾患の概要
2)疫学
3)病態生理
4)症状
5)診断
6)病型分類
7)治療
◆ 理学療法の理論と実際
1)一般的な理学療法介入の考え方(方針)
2)症例紹介
[症例]重症筋無力症:AChR 抗体陽性 MG 病型:TAMG
3)理学療法の実践
4)リスク
第4章 認知症と理学療法
1.認知症
◆ 症状・障害の理解
1)疾患の概要
2)疫学
3)病態生理
4)症状
5)治療
◆ 理学療法の理論と実際
1)一般的な理学療法介入の考え方(方針)
2)症例紹介
[症例]アルツハイマー型認知症,肺炎後の廃用症候群
3)理学療法の実践
4)リスク
2.脳血管障害患者の精神症状
◆ 症状・障害の理解
1)疾患の概要
2)疫学
3)病態生理
4)症状
5)治療
◆ 理学療法の理論と実際
1)一般的な理学療法介入の考え方(方針)
2)症例紹介
[症例]脳梗塞右片麻痺,うつ病を合併
3)理学療法の実践
4)リスク