身近な生化学**羊土社/畠山 大/978-4-7581-2170-5/9784758121705**

販売価格
3,080円(税込み)
分子から生命と疾患を理解する
編著
畠山 大
出版社
羊土社
分野
 
生化学

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書籍版 販売期間
2024/03/01~
JANコード
9784758121705
商品コード
9784758121705
発行 2024年3月
判型:B5判 295頁
ISBN 978-4-7581-2170-5

生化学反応を日常生活にある身近な生命現象と関連づけながら,実際の講義で話しているような語り口で解説することにより,学生さんが親しみをもって学べるテキストとなっています.好評書『身近な生物学』の姉妹編.

【目 次】

0章 生化学とは?

 1. 高校理科教育との違い
 2. 生化学とは?
 3. 生物の階層性
 4. 水の特性と生命活動における働き
 
第Ⅰ部 生体の構成要素
はじめに:生体を構成する物質
 1. 細胞および細胞小器官の構造と機能
 2. 生体を構成する4種類の分子群
 3. タンパク質・酵素の構造と機能
 
1章 細胞の構造と機能―はたらく細胞たちの真の姿
 1. 細胞発見の歴史
 2. 原核細胞と真核細胞
 3. 生体膜
 4. 細胞小器官
 5. 小胞輸送
 6. 細胞骨格
 章末問題
 
2章 生体分子の構造と性質―私たちの身体は,食べたものでできている
 1. アミノ酸
 2. 糖質
 3. 脂質
 4. 核酸
 章末問題
 
3章 タンパク質の構造―生命活動を司る「神様」
 1. ペプチド結合
 2. タンパク質の立体構造
 3. 構造と機能との関連
 4. タンパク質の解析方法・精製方法
 章末問題
 
4章 酵素―ちょっとわがままなタンパク質の「エース」
 1. 酵素とは?
 2. 酵素の特性
 3. 酵素の分類
 4. 補因子とビタミン
 5. 酵素反応速度論
 6. 酵素活性の阻害
 7. 酵素の多様性
 章末問題
 
第Ⅱ部 生体分子の代謝
はじめに:代謝の全体像
 1. 三大栄養素の分解
 2. 三大栄養素の代謝系のクロストーク
 3. エネルギー源としてのATP
 
5章 糖質代謝―みんな大好き「甘いもの」,食べ過ぎるとなぜ太る?
 1. 消化と吸収
 2. 解糖系
 3. 嫌気的条件下での糖質代謝:発酵
 4. 好気的条件下での糖質代謝:クエン酸回路
 5. 糖新生
 6. グリコーゲン代謝と血糖調節機構
 7. ペントースリン酸経路
 章末問題
 
6章 脂質代謝―脂は「旨い肉」,敵ではありません
 1. 「水と油」
 2. 消化と吸収
 3. 体内運搬
 4. 脂肪酸の分解:β酸化
 5. 脂肪酸の合成・伸長・不飽和化
 6. エイコサノイド
 7. リン脂質の代謝
 8. コレステロールの代謝
 章末問題
 
7章 アミノ酸代謝―アミノ酸の利用は諸刃の剣
 1. 食餌性タンパク質の消化
 2. 体性タンパク質の分解
 3. アミノ酸の分解
 4. アミノ酸の代謝
 5. アミノ酸に由来する生理活性物質群
 章末問題
 
8章 電子伝達系と酸化的リン酸化―2つの「流れ」がATPを生み出す
 1. 流れのエネルギー
 2. 電子伝達系の概要
 3. 還元型補酵素のNADH+H+・FADH2
 4. 電子伝達にかかわる複合体タンパク質と化合物
 5. 1分子の還元型補酵素で汲み出されるプロトン数
 6. 酸化的リン酸化によるATP合成
 7. ATP産生量の計算
 章末問題
 
9章 核酸の代謝―核外でもはたらく「核内の酸性物質」
 1. 核酸の構造と機能
 2. 核酸合成の概要
 3. プリンヌクレオチドの代謝
 4. ピリミジンヌクレオチドの代謝
 5. 細胞内情報伝達物質としての核酸
 章末問題
 
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