子どもの感覚運動機能の発達と支援 改訂第2版**メジカルビュー社/儀間 博隆/978-4-7583-2251-5/9784758322515**

販売価格
5,940円(税込み)
発達の科学と理論を支援に活かす
編著
儀間 博隆
出版社
メジカルビュー社
分野
 
小児科学一般

数量

販売期間
2024/03/01~
商品コード
9784758322515
発行 2024年3月
判型:B5判 384頁
ISBN 978-4-7583-2251-5

編集:儀間 裕貴 / 大城 昌平

子どもの感覚運動機能を基礎から学んで,科学的根拠をもって支援に臨める!

新生児期?学童期の子どもの感覚運動機能の評価の基本から,臨床に活かせる障害の知識と実践までを網羅する1冊。改訂にあたっては「感覚運動ワンダリング」をはじめ最新のエビデンスや発達理論に併せて内容をアップデート。また第Ⅲ章「支援に向けての総論」を設けて「睡眠」「口腔・摂食機能」「保育」「学校教育」「特別支援教育」「訪問リハビリテーション」等,支援者にとってより具体的・有用な情報を追加した。

さらに発達障害についてはDCD/ASD/ADHDの3項目に分割してより詳細に解説し,近年クローズアップされている子どもの肥満や痩せの問題や,感覚運動機能の障害から二次的に生じる精神面の障害,社会心理的側面からの解説も追加。
臨床での評価と支援にさらに役立つ改訂第2版!

【目 次】
Ⅰ 感覚運動機能と発達原理・理論
 1 人間発達の原理と感覚運動機能
   Ⅰ「 発達」とは
   Ⅱ「 動く」ということ
   Ⅲ 運動の生成(自発運動)と感覚運動経験
   Ⅳ 発達初期の感覚運動経験
   Ⅴ 発達のカスケード
 2 発達理論の構築:感覚運動機能の発達と神経メカニズムを中心に
   Ⅰ 感覚運動機能の発達の理解に向けて
   Ⅱ 感覚運動機能の発達に関連するさまざまな観点
   Ⅲ 創発現象としての発達,世界の認識の始まり
 
Ⅱ 発達総論
 1 胎児・新生児期 
   Ⅰ 胎児・新生児期の発達特徴
 2 乳児期初期(1~6カ月)
   Ⅰ 乳児期初期の発達特徴
 3 乳児期後期(7~12カ月)
   Ⅰ 乳児期後期の発達特徴
 4 幼児期前期(1~3歳)
   Ⅰ 幼児期前期の発達特徴
 5 幼児期後期(4~5歳)
   Ⅰ 幼児期後期の発達特徴
 6 学童期  岩永竜一郎
   Ⅰ 学童期の発達特徴
 
Ⅲ 支援に向けての総論
1. 発達の基盤とその支援
 1 睡眠の発達と感覚運動経験の支援
   Ⅰ 睡眠の発達と神経機構
   Ⅱ 睡眠と感覚運動機能の関連
   Ⅲ 睡眠の発達支援の理論と実際
 2 口腔・摂食機能の発達と感覚運動経験の支援
   Ⅰ 口腔・摂食機能の発達と神経機構
   Ⅱ 口腔・摂食機能と感覚運動機能の関連
   Ⅲ 口腔・摂食機能の発達支援の理論と実際
 3 遊びの発達と感覚運動経験の支援  塩津裕康
   Ⅰ 遊びの発達と神経機構
   Ⅱ 遊びと感覚運動機能の関連
   Ⅲ 遊びの発達支援の理論と実際
 
2. 実践の場における発達と支援
 1 保育における感覚運動経験の支援の実際
   Ⅰ 保育における発達のみ方・とらえ方
   Ⅱ 保育における感覚運動機能
   Ⅲ 保育における感覚運動の発達支援の理論と実際
 2 学校教育における感覚運動経験の支援の実際
   Ⅰ 学校教育における発達のみ方・とらえ方
   Ⅱ 学校教育における感覚運動機能
   Ⅲ 学校教育における感覚運動の発達支援の理論と実際
 3 特別支援教育における感覚運動経験の支援の実際
   Ⅰ 特別支援教育における発達のみ方・とらえ方
   Ⅱ 特別支援教育における感覚運動機能
   Ⅲ 特別支援教育における感覚運動の発達支援の理論と実際
 4 訪問リハビリテーションにおける感覚運動経験の支援の実際
   Ⅰ 訪問リハビリテーションにおける発達のみ方・とらえ方
   Ⅱ 訪問リハビリテーションにおける感覚運動機能
   Ⅲ 訪問リハビリテーションにおける感覚運動の発達支援の理論と実際
 
Ⅳ 疾患別各論
1. 運動の障害に対する感覚運動経験の支援
 1 脳性麻痺
   Ⅰ 障害特徴
   Ⅱ 脳性麻痺と感覚運動障害
   Ⅲ 感覚運動経験
   Ⅳ 社会性
 2 重症心身障害
   Ⅰ 発達と障害特徴
 Ⅱ 障害と感覚運動機能のつながり
   Ⅲ 感覚運動の発達支援に関連する理論的背景
   Ⅳ 理論を活かした支援の実践
 3 発達性協調運動症(DCD)
   Ⅰ 発達と障害特徴
   Ⅱ 障害と感覚運動機能のつながり
   Ⅲ 感覚運動の発達支援に関連する理論的背景
   Ⅳ 理論を活かした支援の実践
 
2. 感覚の障害に対する感覚運動経験の支援
 1 自閉スペクトラム症(ASD)
   Ⅰ 発達と障害特徴
   Ⅱ 障害と感覚運動機能のつながり
   Ⅲ 感覚運動の発達支援に関連する理論的背景
   Ⅳ 治療理論や科学的知見を活かした支援の実践
 2 注意欠如多動症(ADHD)
   Ⅰ 発達と障害特徴
   Ⅱ 障害と感覚運動機能のつながり
   Ⅲ 感覚運動の発達支援に関連する理論的背景
   Ⅳ 理論を活かした支援の実践
 
3. その他の疾患・病態に対する感覚運動経験の支援
 1 早産・低出生体重児
   Ⅰ 発達と障害特徴
   Ⅱ 感覚運動の発達支援に関連する理論的背景
   Ⅲ 理論を活かした支援の実践
 2 小児がん
   Ⅰ 発達と障害特徴
   Ⅱ 障害と感覚運動機能のつながり
   Ⅲ 感覚運動の発達支援に関連する理論的背景
   Ⅳ 理論を活かした支援の実践
 3 子どもの肥満と痩せ,生活習慣病
   Ⅰ 発達と障害特徴
   Ⅱ 障害と感覚運動機能のつながり
   Ⅲ 感覚運動の発達支援に関連する理論的背景
   Ⅳ 理論を活かした支援の実践