前庭リハビリテーションガイドライン 2024年版**金原出版/日本めまい平衡医学会/978-4-307-37136-0/9784307371360**

販売価格
3,300円(税込み)
編著
日本めまい平衡医学会
出版社
金原出版
分野
 
耳鼻咽喉科学・頭頸部外科学

数量

販売期間
2024/03/02~
商品コード
9784307371360
発行 2024年3月
判型:B5判 100頁
ISBN 978-4-307-37136-0

平衡訓練/前庭リハビリテーションのガイドラインが誕生!

前庭リハビリテーションはめまい患者の日常生活動作(ADL)改善目的で行われるが、日本国内ではかつて様々な訓練方法が混在していた。日本めまい平衡医学会はその標準化を目的に、本ガイドラインを策定した。訓練方法をイラストで詳細に解説し、11のCQでシステマティックレビューに則ってエビデンスを解析し、推奨を作成した。エビデンスによって標準化された前庭リハビリテーションを学ぶために、必携・必読・必修の1冊。

【目 次】
前庭リハビリテーションガイドライン2024年版の発刊にあたって
Clinical Question (CQ)・推奨一覧
 
第1章 作成の経緯・概要
 1 要約
 2 作成委員会
 3 資金提供・スポンサー・利益相反
 4 作成の背景と沿革
 5 作成目的ならびに目標
 6 利用者
 7 対象
 8 エビデンスの収集
 9 エビデンス総体の評価
 10 推奨作成
 11 リリース前のレビュー
  11.1 外部・内部評価者によるレビュー
  11.2 外部・内部評価者による指摘点とガイドライン作成委員会の対応
  11.3 パブリックコメント
  11.4 パブリックコメントとガイドライン作成委員会の対応
 12 更新の計画
 13 推奨および理由説明
 14 患者の希望
 15 実施における検討事項
 16 前庭リハビリテーションの定義と目的
 17 前庭リハビリテーションの対象
 18 前庭リハビリテーションのメカニズム
  18.1 動的前庭代償を促進する平衡訓練
  18.2 前庭脊髄反射(半規管脊髄反射)の適応を誘導する平衡訓練
  18.3 前庭動眼反射(半規管動眼反射)の適応を誘導する平衡訓練
  18.4 前庭脊髄反射(耳石器脊髄反射)の適応を誘導する平衡訓練
  18.5 感覚代行を誘導する平衡訓練
  18.6 慣れを誘導する平衡訓練
 
第2章 前庭リハビリテーションの訓練方法
 1 座位 頭部運動訓練
 2 立位 バランス訓練
 3 歩行訓練
 4 慣れを誘導する訓練
 5 段階的前庭リハビリテーションの実施方法
 
第3章 前庭リハビリテーションの評価
 1 自覚症状の評価
 2 他覚所見の評価
  2.1 眼球運動検査
  2.2 バランス・歩行検査
 3 その他の評価
 
第4章 クリニカルクエスチョンClinical Question (CQ)
 CQ1 慢性期の一側末梢前庭障害に前庭リハビリテーションは有用か?
 CQ2 慢性期の両側末梢前庭障害に前庭リハビリテーションは有用か?
 CQ3 急性期・亜急性期の末梢前庭障害に前庭リハビリテーションは有用か?
 CQ4 高齢者の末梢前庭障害に前庭リハビリテーションは有用か?
 CQ5 末梢前庭障害以外のめまい・平衡障害に前庭リハビリテーションは有用か?
 CQ6 理学療法士の介入とホームエクササイズを併用した前庭リハビリテーションは有用か?
 CQ7 ホームエクササイズのみによる前庭リハビリテーションは有用か?
 CQ8 前庭リハビリテーションにはどの程度の訓練回数、時間、期間が必要か?
 CQ9 前庭リハビリテーションはめまいによるQOLの低下の改善に有用か?
 CQ10 前庭リハビリテーションはめまいに伴う抑うつや不安の改善に有用か?
 CQ11 バイオフィードバックなどの医療テクノロジーを用いた前庭リハビリテーションは有用か?
 
第5章 参考資料・略語一覧表
 1 参考資料
 訓練動画QRコード
  1.1 座位 頭部運動訓練
  1.2 立位 バランス訓練
  1.3 歩行訓練
  1.4 慣れを誘導する訓練
 2 略語一覧表