図解鍼灸療法技術ガイド I 第2版**文光堂/矢野 忠/978-4-8306-4711-6/9784830647116**

販売価格
9,900円(税込み)
臨床の場で役立つ実践のすべて
編著
矢野 忠
出版社
文光堂
分野
 
鍼灸療法技術

数量

販売期間
2024/03/06~
商品コード
9784830647116
発行 2024年3月
判型:A5判 952頁
ISBN 978-4-8306-4711-6

【編集主幹】
矢野 忠(明治国際医療大学 名誉学長)

【編集委員】
坂井 友実(東京有明医療大学 教授)
北小路 博司(宝塚医療大学 特別教授)
安野 富美子(東京有明医療大学 教授)

東西医学の接点に立つ鍼灸療法の専門書,12年ぶりの大改訂!

代表的な総合鍼灸技術書の大改訂版.前版からの伝統医学と現代医学の双方による診察法,治療法,そして評価法を系統的に網羅した内容に最新の知見を盛り込んだ.Ⅰ巻では,鍼灸療法の安全性,鍼灸用具,基本手技,および治療的作用(機序),特定部位への刺鍼手技等を解説.さらに「臨床推論」や「理学的検査」でも新規項目を追加して更なる充実を図った.学生の教科書,参考書としても最適の1冊.

【目 次】
第1章 伝統的な刺鍼技術・施灸技術
 第1節 鍼灸治療の用具
  1.鍼治療の用具
  2.灸治療の用具
 第2節 鍼灸治療の消毒法・滅菌法
  1.鍼具などの衛生管理
  2.手指および施術野の消毒
  3.治療室・待合室の衛生管理
 第3節 現行刺鍼手技
  1.刺鍼の方法
  2.代表的な刺鍼中の手技
  3.補瀉の術
  4.刺鍼時の感覚(鍼響・得気)
 第4節 古代刺鍼手技の臨床応用
  1.古代刺鍼手技の臨床応用
  第5節 中国の刺鍼手技
  1.補瀉法
 第6節 施灸の基本手技
  1.直接灸・間接灸
 第7節 鍼灸治療における有害事象とその予防
  1.有害事象とその予防

第2章 新しい鍼療法・灸療法
 第1節 鍼通電療法,TENS・SSP療法
  1.鍼通電療法
  2.TENS・SSP療法
 第2節 良導絡
  1.良導絡療法
 第3節 小児鍼・皮内鍼・灸頭鍼
  1.小児鍼
  2.皮内鍼・円皮鍼
  3.灸頭鍼
 第4節 レーザー鍼・スーパーライザー
  1.レーザー鍼
  2.直線偏光近赤外線(スーパーライザー)

第3章 鍼灸の治療的作用
 第1節 鍼灸刺激の鎮痛作用
  1.鍼灸刺激の鎮痛作用
 第2節 鍼灸刺激が内臓機能に及ぼす作用
  1.消化器機能に及ぼす作用
  2.膀胱機能に及ぼす作用
 第3節 鍼灸刺激が循環機能に及ぼす作用
  1.四肢末梢循環に及ぼす作用
  2.筋血流に及ぼす作用
  3.神経血流に及ぼす作用
  4.脳血流に及ぼす作用
 第4節 鍼灸刺激が免疫系に及ぼす作用
  1.自然免疫および獲得免疫に及ぼす影響
 第5節 鍼灸療法のリラクセーション作用
  1.リラクセーション作用
 第6節 体表への「触」刺激の作用
  1.「触(タッチ)」の身心に及ぼす作用
 第7節 酸化ストレスに対する鍼灸刺激の抗酸化作用
  1.酸化ストレスに対する鍼灸の抗酸化作用

第4章 鍼灸臨床に併用する物理療法
 第1節 物理療法
  1.温熱療法
  2.電気療法―低周波療法
  3.電気療法―極超短波療法
  4.電気療法―超音波療法
  5.牽引療法
  6.光線療法―赤外線療法・遠赤外線療法
 第2節 手技療法
  1.マッサージ
  2.筋筋膜ストレッチング
  3.関節モビライゼーション
  4.固有受容性神経筋促通法(PNF)
  5.テーピング
  6.筋力増強訓練
  7.各種疾患別運動法

第5章 特定部位への刺鍼手技
 第1節 頭部・顔面部・頸部
  1.末梢神経傍刺鍼法
  2.筋肉刺鍼法
 第2節 上肢
  1.末梢神経傍刺鍼法
  2.筋肉刺鍼法
 第3節 胸部・背部
  1.末梢神経傍刺鍼法
  2.筋肉刺鍼法
 第4節 腰殿部
  1.末梢神経傍刺鍼法
  2.筋肉刺鍼法
 第5節 下肢
  1.末梢神経傍刺鍼法
  2.筋肉刺鍼法

第6章 現代医学的診察法の基本と評価法
 第1節 診察法
  1.臨床推論
  2.医療面接
  3.診察の記録
 第2節 鍼灸診療に用いる各種評価法
  1.痛みの評価法
  2.QOLの評価法
  3.整形外科領域
  4.耳鼻科領域
  5.泌尿生殖器系領域
  6.消化器系領域
  7.産婦人科領域
  8.精神神経科領域
  9.高齢者のための評価法

第7章 東洋医学的診察法の基本と評価法
 第1節 診察法(四診)
  1.望診
  2.聞診
  3.問診
  4.切診
  5.病証の診断法
 第2節 鍼灸臨床に用いる各種評価法
  1.東洋医学的な評価法

第8章 鍼灸診療に必要な理学的検査法
 第1節 基本的な理学的検査法
  1.血圧測定
  2.打診法の基本
  3.聴診法の基本
  4.触診法の基本
  5.感覚検査の基本
  6.反射検査の基本
  7.関節角度測定の基本
  8.身体計測の基本
  9.徒手筋力検査の基本
 第2節 頸部の理学的検査法
  1.頸部の理学的検査法へのアプローチ
  2.ジャクソンテスト
  3.スパーリングテスト
  4.イートンテスト
  5.アレンテスト
  6.ライトテスト
  7.エデンテスト
  8.モーレイテスト
  9.アドソンテスト
  10.ルーステスト(3分間挙上試験)
  11.頸部の神経学的検査法
  12.頸部の関節可動域(ROM)測定
  13.頸部の筋力検査
 第3節 肩および上肢の理学的検査法
  1.肩および上肢の理学的検査法へのアプローチ
  2.ヤーガソンテスト
  3.スピードテスト
  4.ペインフルアークサイン
  5.ドロップアームテスト
  6.ダウバーンサイン
  7.インピンジメントテスト
  8.スキャプラアシスタンステスト
  9.リフトオフテスト
  10.ベリープレステスト
  11.肩甲上腕リズム
  12.エンドフィール
  13.肘の外反・内反ストレステスト
  14.トムゼンテスト
  15.中指伸展テスト
  16.チェアテスト
  17.ファレンテスト
  18.ティネル徴候
  19.フローマン徴候
  20.ティアドロップサイン
  21.アイヒホッフテスト
  22.肩および上肢の神経学的検査法
  23.肩および上肢の関節可動域(ROM)測定
  24.肩および上肢の筋力検
 第4節 腰背部の理学的検査法
  1.腰背部の理学的検査法へのアプローチ
  2.脊柱の観察法
  3.側弯症検査
  4.ケンプテスト
  5.下肢伸展挙上テスト
  6.ブラガードテスト
  7.ラセーグテスト
  8.ボンネットテスト
  9.Kボンネットテスト
  10.大腿神経伸展テスト
  11.ニュートンテスト
  12.ポンプハンドルテスト
  13.ゲンスレンテスト
  14.パトリックテスト
  15.トーマステスト
  16.腰背部の神経学的検査法
  17.腰背部の関節可動域(ROM)測定
  18.腰背部の筋力検査
 第5節 膝関節の理学的検査法
  1.膝関節の理学的検査法へのアプローチ
  2.膝蓋跳動
  3.下肢アライメント
  4.膝蓋骨圧迫テスト
  5.グラスピングサイン
  6.アプレイテスト
  7.マクマレーテスト
  8.ステインマンテスト
  9.外反・内反ストレステスト
  10.前方引き出しテスト・後方押し込みテスト
  11.ラックマンテスト
  12.Nテスト(中嶋テスト)
  13.膝関節の関節可動域(ROM)測定
  14.膝関節部の筋力検査

第9章 鍼灸療法の治療方針
 第1節 現代医学的な治療方針
  1.現代医学的な治療方針
 第2節 東洋医学的な治療方針
  1.東洋医学的な治療方針