最新言語聴覚学講座 臨床歯科医学・口腔外科学**医歯薬出版/道 健一/978-4-263-27073-8/9784263270738**

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4,620円(税込み)
編著
道 健一
出版社
医歯薬出版
分野
 
リハビリテーション技術

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書籍版 販売期間
2024/03/07~
JANコード
9784263270738
商品コード
9784263270738
発行 2024年3月
判型:B5判 212頁
ISBN 978-4-263-27073-8

監修:道 健一
編:高橋 浩二 / 代田 達夫 / 近津 大地 / 野原 幹司

言語聴覚士を目指す学生のための新しいテキスト

●口腔・顎・顔面の形態,機能を理解しながら,各部位の疾患についても学べるように多くの図表を収載.

●口腔に現れる症状・障害の特徴を理解し,歯科医学的な治療の概念,対応法を学ぶことができ,言語聴覚士の臨床にも有用な1冊.

●令和5年4月版の「言語聴覚士国家試験出題基準」に準拠し,中枢性疾患による口腔機能障害,加齢による口腔機能障害の章も設けた.

【目 次】
序章 歯科概論
 1.歯科医療の歴史と現況
   1)歯科医療の歴史
   2)歯科医療の現況
 2.歯科医療の特徴と診療内容
   1)歯科医療の特徴
   2)歯科の診療内容
 3.歯科医療における言語聴覚士の役割
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第1章 歯・口腔・顎・顔面の構造
 1.歯の機能と構造
   1)歯の機能と形態
   2)歯の構造
   3)歯の組織構造
   4)乳歯の種類と数
   5)永久歯の種類と数
 2.歯周組織の構造
   1)歯肉
   2)歯根膜
   3)セメント質
   4)歯槽骨
 3.顔面・頸部の形態と構造
   1)頭蓋骨の解剖の概要
   2)顔面の名称
   3)顔面の神経支配
   4)頸部のリンパ節
   5)顔面・頸部の血行
   6)唾液腺
 4.口腔・顎の形態と構造
   1)口腔
   2)口腔粘膜
   3)口唇・頬
   4)舌・口底
   5)口蓋
   6)顎・顎関節
   7)咀嚼筋
 5.咽頭の構造と機能
   1)上咽頭(咽頭鼻部)
   2)中咽頭(咽頭口部)
   3)下咽頭(咽頭喉頭部)
   4)咽頭の筋
 6.顔面・顎・口腔・歯の発生と発育
   1)人体の初期発生
   2)顔面の発生
   3)口腔の発生
   4)歯の発生と発育
   5)歯の萌出
   6)成長曲線
   7)染色体
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第2章 歯・口腔・顎・顔面の機能
 1 咀嚼機能
   1)咀嚼とは
   2)咀嚼の生理的意義
   3)咀嚼の一連の流れ
   4)咀嚼時の各器官の動き
   5)唾液分泌
   6)咀嚼にかかわる神経制御
 2.摂食嚥下機(道脇幸博)
   1)解剖
   2)運動
 3.構音機能
   1)音声言語を用いたコミュニケーションにおける構音の位置づけ
   2)母音と子音
   3)鼻咽腔閉鎖機能
   4)構音機能
   5)パラトグラフィによる構音動態の観察
 4.その他の機能
   1)呼吸機能
   2)呼吸機能と摂食嚥下機能
   3)腹式呼吸,横隔膜呼吸と口すぼめ呼吸
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第3章 歯・口腔・顎・顔面の診察法
 1.口腔診察用器械・器具
   1)歯科用ユニット
   2)診察用器具
 2.消毒・滅菌・感染予防
  1.標準予防策(スタンダードプリコーション)
   1)感染予防の実際
  2.感染経路別予防策
   1)接触感染予防の実際
   2)飛沫感染予防の実際
   3)空気感染予防の実際
  3.消毒と滅菌
   1)消毒とは
   2)主な消毒の種類と方法
   3)滅菌とは
   4)主な滅菌の種類と方法
 3.診察・診断法
   1)医療面接
   2)現症の診察
   3)画像検査
 4.口腔機能検査法
  1.嚥下機能の検査法
   1)嚥下障害のスクリーニング法(簡易検査法)
   2)嚥下障害の精密診断法
  2.言語機能の検査法
   1)構音器官の検査法
   2)共鳴の異常の評価法
   3)構音障害の評価法:発話明瞭度検査
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第4章 歯・歯周組織の疾患および歯科医学的処置
 1.う蝕,歯髄炎,根尖性歯周炎
   1)う蝕
   2)歯髄炎
   3)根尖性歯周炎
 2.う蝕以外の歯の硬組織疾患
   1)くさび状欠損
   2)咬耗症
   3)摩耗症
   4)酸蝕症(侵蝕症)
 3.歯の外傷
   1)外傷性歯根膜炎
   2)歯の脱臼
   3)歯の破折
 4.歯周組織の疾患
   1)歯周病とは
   2)歯周病の特徴的な点
   3)歯周病の進行を促進させる危険因子
   4)検査と治療
   5)言語聴覚士として臨床で遭遇する歯周病とその対応
 5.歯列不正
   1)様々な歯列不正
   2)代表的な矯正装置
   3)歯列不正と発音(武井良子)
 6.歯・歯周組織の欠損(インプラント治療含む)
   1)歯の欠損の原因
   2)歯の欠損に伴う障害
   3)歯の欠損に対する治療
 7.歯の萌出・数・形態・形成の異常(近津大地)
   1)歯の萌出の異常
   2)歯の数の異常
   3)歯の形態の異常
   4)歯の形成の異常
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第5章 口腔・顎・顔面の疾患および歯科医学的処置
 1.口腔・顎・顔面の先天異常・発育異常
  1.口唇裂・口蓋裂および類似疾患
   1)口唇裂・口蓋裂
   2)その他の顔面裂
    1.横顔面裂(巨口症)
    2.正中唇裂
    3.斜顔面裂
   3)先天性鼻咽腔閉鎖不全症
   4)口唇裂・口蓋裂に関連する主な先天異常症候群
    1.ダウン(Down)症候群(21トリソミー)
    2.ピエールロバン(Pierre Robin)シークエンス
    3.22q11.2欠失症候群
  2.舌・頬・口唇の異常(小帯の異常を含む)
   1)舌の異常
    1.地図状舌
    2.黒毛舌
    3.溝状舌
    4.巨舌症,小舌症
   2)頬・口唇の異常
    1.フォーダイス(Fordyce)斑
   3)小帯の異常
    1.上唇小帯異常症
    2.舌小帯短縮症(舌強直症)
  3.顎変形症,咬合異常,顎堤の異常(骨隆起を含む)
   1)顎変形症,咬合異常
   2)外骨症(骨隆起)
  4.骨系統疾患および類似疾患
   1)骨系統疾患
   2)顎顔面骨罹患を伴う症候群
   3)顎顔面骨罹患を伴う染色体異常
 2.口腔・顎・顔面の外傷
   1)概略
   2)全身評価
   3)骨折の種類
   4)顎・顔面の骨折
   5)軟組織外傷
 3.口腔・顎・顔面の炎症,感染症
   1)症状と治療
   2)歯周組織の炎症
    1.根尖性歯周炎
    2.辺縁性歯周炎
    3.智歯周囲炎
   3)顎骨の炎症
    1.歯槽骨炎
    2.顎骨骨膜炎
    3.顎骨骨髄炎
    4.ガレー(Garre)骨髄炎
    5.薬剤関連顎骨壊死
   4)顎骨周囲の炎症
    1.膿瘍・蜂窩織炎
    2.歯性扁桃周囲炎,歯性扁桃周囲膿瘍
    3.歯性上顎洞炎
   5)特異性炎
    1.放線菌症
    2.結核
    3.梅毒
    4.ハンセン(Hansen)病
 4.口腔・顎・顔面の嚢胞および類似疾患
  1.顎骨に発生する嚢胞
   1)歯原性嚢胞(歯原性上皮に由来する嚢胞)
    1.歯根嚢胞
    2.含歯性嚢胞(濾胞性歯嚢胞)
    3.萌出嚢胞
    4.石灰化歯原性嚢胞
    5.歯原性角化嚢胞
   2)非歯原性嚢胞
    1.鼻口蓋管嚢胞(切歯管嚢胞)
    2.鼻歯槽嚢胞
    3.術後性上顎嚢胞
   3)偽嚢胞
    1.単純性骨嚢胞
    2.脈瘤性骨嚢胞
    3.静止性骨空洞
  2.軟組織に発生する嚢胞
   1)粘液嚢胞
   2)類皮嚢胞,類表皮嚢胞
   3)鰓嚢胞(リンパ上皮性嚢胞)
   4)甲状舌管嚢胞
   5)歯肉嚢胞
    1.エプスタイン(Epstein)真珠
    2.ボーン(Bohn)結節
 5.口腔・顎・顔面の腫瘍および類似疾患
   1)口腔悪性腫瘍
   2)口腔潜在的悪性疾患
    1.白板症
    2.紅板症
   3)口腔良性腫瘍
    1.歯原性腫瘍
    2.非歯原性腫瘍
   4)腫瘍類似疾患(鵜澤成一)
    1.エプーリス
 6-1.唾液腺疾患
   1)先天異常・発育異常
   2)唾石症
   3)炎症
    1.急性化膿性唾液腺炎
    2.慢性唾液腺炎
    3.ウイルス性唾液腺炎
   4)嚢胞
   5)腫瘍
   6)その他の唾液腺疾患
 6-2.口腔乾燥症
 7.顎関節疾患
   1)顎関節症
   2)顎関節の疾患あるいは障害
   3)咀嚼筋の疾患あるいは障害
   4)全身疾患に起因する顎関節・咀嚼筋の疾患あるいは障害
   5)顎関節・咀嚼筋の疾患あるいは障害以外の疾患
 8.口腔粘膜疾患
  1.口腔粘膜疾患の特徴
  2.臨床視診別にみた口腔粘膜疾患
   1)潰瘍性病変
    1.再発性アフタ
    2.褥瘡性潰瘍
    3.癌性潰瘍(口腔癌)
   2)水疱
    1.ウイルス性口内炎
    2.皮膚の慢性水疱症(天疱瘡,類天疱瘡)
    3.白斑
 9.口腔に症状を現す血液疾患
   1)造血器腫瘍
   2)貧血
   3)出血性疾患
 10.口腔・顎・顔面の神経系疾患
  1.神経痛
   1)三叉神経痛
    1.典型的三叉神経痛
    2.二次性三叉神経痛
    3.舌咽神経痛
  2.神経麻痺
   1)顔面神経麻痺
    1.特発性末梢性顔面神経麻痺〔ベル(Bell)麻痺〕
    2.中枢性顔面神経麻痺
    3.ラムゼイハント(Ramsay Hunt)症状群
   2)三叉神経麻痺
   3)舌咽神経麻痺
   4)舌下神経麻痺
  3.神経けいれんおよび異常運動
   1)顔面けいれん
   2)三叉神経けいれん
 11.精神的要因が関与する口腔・顎・顔面の病態
   1)はじめに
   2)歯科心身症
   3)運動系の障害
    1.口腔ジスキネジア
    2.顎口腔ジストニア
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第6章 口腔ケア
 1.口腔ケアとは(口腔ケアの意義,目的,口腔環境に及ぼす影響含む)
   1)口腔衛生環境の影響
   2)誤嚥性肺炎予防のための口腔ケア
 2.口腔内環境,口腔衛生状態と口腔機能の評価
   1)口腔内環境の評価
   2)口腔衛生状態の評価
   3)口腔機能の評価
   4)その他の評価
   5)多職種で共有する口腔アセスメント
 3.口腔ケアの実際
   1)口腔ケアの準備
   2)口腔ケアの実際
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第7章 口腔機能障害に対する歯科医学的対応
 1.咀嚼障害に対する歯科医学的対応
 2.言語障害に対する歯科医学的対応
  1.歯科的装置による対応
   1)口蓋裂言語
   2)運動障害性構音障害
   3)腫瘍・腫瘍類似疾患切除後の言語障害
  2.外科的処置による対応
   1)口蓋裂言語
   2)運動障害性構音障害
   3)腫瘍・腫瘍類似疾患切除後の言語障害
 3.嚥下障害に対する歯科医学的対応
  1.嚥下障害の原因疾患
  2.歯科的装置による対応
   1)閉鎖床あるいは顎義歯
   2)舌接触補助床(palatal augmentation prosthesis:PAP)
  3.外科的処置による対応
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第8章 口腔機能発達不全症に対する歯科医学的対応
 1.口腔機能発達不全症による口腔機能障害
   1)摂食機能の発達
   2)歯の萌出
   3)発達期の摂食機能障害
   4)口腔機能発達不全症の診断と基準
 2.口腔機能発達不全症に対する歯科医学的対応
   1)食べる機能
   2)話す機能
   3)その他の機能
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第9章 中枢性疾患(神経・筋疾患を含む)による口腔機能障害と歯科医学的対応
 1.中枢性疾患(神経・筋疾患を含む)による口腔機能障害
   1)脳血管障害による口腔機能障害
   2)変性疾患による口腔機能障害
   3)筋疾患
 2.口腔機能障害に対する歯科医学的対応
   1)代表的な補綴装置
   2)補綴装置による機能回復の利点と欠点
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第10章 加齢による口腔機能障害と歯科医学的対応
 1.はじめに
 2.加齢による身体的変化と口腔機能障害
   1)加齢と老化
   2)フレイル
   3)口腔領域の加齢変化
 3.口腔機能低下症に対する歯科医学的対応とその評価
   1)口腔機能低下症
   2)口腔機能低下症の特徴
   3)口腔機能低下症の管理
   4)口腔機能の低下に対する具体的な対応
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