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薬学生のためのワークブック**金芳堂/野田 幸裕/978-4-7653-1998-0/9784765319980**

販売価格
2,970円(税込み)
チーム医療で薬剤師に必要な 多職種とのコミュニケーションがわかる!
編著
野田 幸裕(名城大学薬学部臨床薬学教育・研究推進センター病態解析学Ⅰ教授)
出版社
金芳堂
分野
 
薬学

数量

販売期間
2024/03/23~
商品コード
9784765319980
発行 2024年3月
判型:B5判 148頁
ISBN 978-4-7653-1998-0

学んだことを書き込んで復習できる!
薬学生向けの「チーム医療、多職種連携や他職種とのコミュニケーション」を学ぶためのワークブック形式のテキストが登場!


近年、薬剤師業務は、対物から対人へとシフトしています。また、医療の高度化・複雑化に伴い医療従事者の業務が増大し、チーム医療の重要性が唱えられていいます。そのような現状に対応すべく、薬学部を持つ大学では、コミュニケーションや多職種連携の授業に力を入れています。

名城大学薬学部では、名古屋大学医学部、藤田医科大学や愛知医科大学と教育・研究連携して「なごやIPEネットワーク」を構築し、コミュニケーションや多職種連携の教育を実践しています。その教育内容をベースに、薬学生向けに、患者対応、多職種連携、地域医療が学べる教科書を作りました。

本書の第1章から第4章までは「患者対応、多職種連携、地域医療」に関して薬学生が知っておくべき事項を丁寧に解説し、第5章では、代表的な8疾患の実践的な症例を通じて、患者に最適な医療を提供するための患者対応、多職種連携、地域医療における必要なコミュニケーションスキルを身につけることができるような内容としました。

いずれの章においても、重要な項目・内容などを「ワーク」「ワークシート」として課題を提示しており、重要なポイントや演習のポイントが理解しやすいように構成しています。

【目 次】
第1章 多職種連携とチーム医療・地域連携
 はじめに
 1.多職種連携とチーム医療
  ⅰ 多職種と多職種連携および他職種と他職種連携
  ⅱ 多職種連携
  ⅲ チーム医療と多職種連携の違い
  ⅳ 多職種連携の重要性
  ⅴ 多職種連携での注意点
  ⅵ 多職種連携における薬剤師の役割
  ⅶ 多職種連携の課題
 2.多職種連携と地域連携
  ⅰ 地域包括ケアシステムの必要性
  ⅱ 地域包括ケアシステム
  ⅲ 在宅医療での多職種連携の重要性
  ⅳ 地域での多職種連携における薬剤師
  ⅴ 在宅医療の現状と課題
 おわりに
  
第2章 他職種とのコミュニケーション
 はじめに
 1.チームビルディング
  ⅰ 第1ステップ:チームの目標およびメンバーの選定
  ⅱ 第2ステップ:役割を決める
  ⅲ 第3ステップ:チームの機能を発揮するプロセス
 2.アサーティブな態度でチームに関わるには
  ⅰ アサーティブな態度を身につける言語表現
  ⅱ アサーティブな態度で対応するためには
 おわりに
  
第3章 チーム医療における各職種の役割
 はじめに
 各職種の役割
  1.医師(Medical Doctor/Physician)
  2.歯科医師(Dentist)
  3.歯科衛生士(Dental Hygienist)
  4.歯科技工士(Dental Technician)
  5.薬剤師(Pharmacist)
  6.看護師(Nurse)
  7.保健師(Public Health Nurse)
  8.助産師(Midwife)
  9.栄養士(Dietician)
  10.公認心理師(Certified Public Psychologist:CP)・臨床心理士(Clinical Psychologist:CP)
  11.診療放射線技師(Radiological Technologist)
  12.臨床検査技師(Medical Laboratory Technician)
  13.細胞検査士(Cytotechnologist:CT)
  14.理学療法士(Physical Therapist/Physiotherapist:PT)
  15.作業療法士(Occupational Therapist:OT)
  16.言語聴覚士(Speech and Language Therapist:ST)
  17.視能訓練士(Certified Orthoptist:CO)
  18.臨床工学技士(Medical Engineer:ME/Clinical Engineer:CE)
  19.義肢装具士(Prosthetist and Orthotist:PO)
  20.救命救急士(Emergency Life-saving Technician)
  21.社会福祉士(Social Worker)
  22.精神保健福祉士(Mental Health Social Worker:MH/Psychiatric Social Worker:PSW)
  23.介護福祉士〔ケアワーカー(Certified Care Worker)〕
  24.訪問介護員〔ホームヘルパー(Home Helper)〕
  25.介護支援専門員〔ケアマネジャー(Care Manager)〕
  26.診療情報管理士(Health Information Manager:HIM)
  27.医療情報技師(Healthcare Information Technologist)
  28.医療事務(Medical Assistan)・医師事務作業補助者〔医療クラーク(Medical Clark)〕
  29.宗教家〔Spiritual Care Provider/チャプレン(Chaplain)〕
 おわりに
  
第4章 薬剤師と代表的な医療専門職(種)(医師や看護師)との連携の仕方
 はじめに
 1.薬剤師→医師・看護師
  ⅰ 病院での薬剤師と医師・看護師との連携の仕方(図4-1)
  ⅱ 保険薬局における薬剤師と医師・看護師との連携の仕方(図4-2)
 2.医師→薬剤師・看護師
  ⅰ 病院での医師と薬剤師・看護師との連携の仕方
  ⅱ 保険薬局における医師と薬剤師・看護師との連携の仕方
 3.看護師→薬剤師・医師
  ⅰ 病棟での看護師と薬剤師・医師との連携の仕方
  ⅱ 保険薬局における看護師と薬剤師・医師との連携の仕方
 おわりに
  
第5章 ワークブック
 はじめに
 1.がん
  ⅰ 症例
  ⅱ 解釈モデル
  ⅲ 目標
  ⅳ 医療用語や事象を理解する
  ⅴ 患者を理解する
  ⅵ 患者や家族に医療面接
  ⅶ 療養生活支援計画
  ⅷ 本症例での薬学生に期待する視点
 2.高血圧
  ⅰ 症例
  ⅱ 解釈モデル
  ⅲ 目標
  ⅳ 医療用語や事象を理解する
  ⅴ 患者を理解する
  ⅵ 患者や家族に医療面接
  ⅶ 療養生活支援計画
  ⅷ 本症例での薬学生に期待する視点
 3.精神疾患
  ⅰ 症例
  ⅱ 解釈モデル
  ⅲ 目標
  ⅳ 医療用語や事象を理解する
  ⅴ 患者を理解する
  ⅵ 患者や家族に医療面接
  ⅶ 療養生活支援計画
  ⅷ 本症例での薬学生に期待する視点
 4.糖尿病
  ⅰ 症例
  ⅱ 解釈モデル
  ⅲ 目標
  ⅳ 医療用語や事象を理解する
  ⅴ 患者を理解する
  ⅵ 患者や家族に医療面接
  ⅶ 療養生活支援計画
  ⅷ 本症例での薬学生に期待する視点
 5.感染症
  ⅰ 症例
  ⅱ 解釈モデル
  ⅲ 目標
  ⅳ 医療用語や事象を理解する
  ⅴ 患者を理解する
  ⅵ 患者や家族に医療面接
  ⅶ 療養生活支援計画
  ⅷ 本症例での薬学生に期待する視点
 6.心疾患
  ⅰ 症例
  ⅱ 解釈モデル
  ⅲ 目標
  ⅳ 医療用語や事象を理解する
  ⅴ 患者を理解する
  ⅵ 患者や家族に医療面接
  ⅶ 療養生活支援計画
  ⅷ 本症例での薬学生に期待する視点
 7.アレルギー
  ⅰ 症例
  ⅱ 解釈モデル
  ⅲ 目標
  ⅳ 医療用語や事象を理解する
  ⅴ 患者を理解する
  ⅵ 患者や家族に医療面接
  ⅶ 療養生活支援計画
  ⅷ 本症例での薬学生に期待する視点
 8.脳血管
  ⅰ 症例
  ⅱ 解釈モデル
  ⅲ 目標
  ⅳ 医療用語や事象を理解する
  ⅴ 患者を理解する
  ⅵ 患者や家族に医療面接
  ⅶ 療養生活支援計画
  ⅷ 本症例での薬学生に期待する視点
 おわりに