医療福祉相談ガイドブック 2024年度版**明石書店/日本医療ソーシャルワーク研究会/9978-4-7503-5742-3/784750357423**
- 販売期間
- 2024/04/10~2024/12/31
発行 2024年4月
判型:A4判 232頁
ISBN 978-4-7503-5742-3
編:NPO法人 日本医療ソーシャルワーク研究会
医療・介護・地域で活動するソーシャルワーカー、ケアマネジャー、支援員、コーディネーターや各種専門職を学ぶ学生など、相談援助に携わるすべての人たちに向け、社会保障制度の有効活用により生活問題の解決をはかるための2024年度版ガイドブック。
【目 次】
はじめに 利用者主体の社会資源活用の知恵
第1章 くらしと社会保障
①私たちのくらしと社会保障
②権利としての社会保障
③社会保障制度の概要
④相談支援の目的と社会資源
⑤共生社会の実現とソーシャルワーク
A 「地域共生社会の実現」~「地域包括ケア」概念を含む包括的な支援体制
B 共生社会の実現に向けたソーシャルワーク~社会保障の肩代わりとしての地域づくりからの脱却
⑥社会保障の課題とソーシャルワーク~私たちは誰を支援するのか、そしてどう支援するのか
第2章 人生に寄り添う長いスパンでの社会資源活用の実際
物語 脳梗塞発症:急性期病院から回復期リハビリテーション病棟へ
物語 制度を活用し望む生活、社会参加を
物語 がんとの共生に取り組む
物語 ホームレス状態の新司さんが選んだ自分らしい生活
物語 若年性認知症を発症した由紀美さんへの復職支援
物語 難病により長期的に介護が必要になった人の在宅支援
物語 人工透析を受けつつギリギリまで離島で生活を続けたい……
物語 生きづらさを抱える人のひとり暮らしと就労支援
物語 医療的ケア児とその家庭の生活を支える
物語 ヤングケアラーを支援するということ
物語 父親が母親を殴り、子を叩いた。子どもの安全を保障するには
第3章 社会資源活用の基本と局面での対応
①面接時のポイント(解決構築アプローチを中心に)
A 利用者の「望む生活」(ニーズ)を引き出すために
B 対話のコツ
②社会保障制度活用上の原則
③制度活用上の留意点、活用時期、逆算の配慮
A フォーマルな社会資源
B インフォーマルな社会資源
C 社会資源を利用する際の留意事項
④在宅・マンパワー・多職種協働
A 病気になっても、在宅で自分らしく過ごしたい
B 在宅診療・訪問看護
C 福祉職・その他の連携
D 多職種協働のめざすもの
⑤在宅・環境整備
A 制度活用のポイント
B 制度利用の優先はあるがあきらめない
⑥身寄りがない状態・家族不在の状態での支援
A 身寄りがない状態の定義
B 支援の実際の留意点
C 医療同意は一身専属性
D 転院・福祉施設等入所時における課題
E アドバンス・ケア・プランニング(ACP)
F 社会・政策的課題
⑦生活保護の相談の場面と申請方法の状態での支援
A 生活保護申請の際に準備するもの
B 生活保護申請の心構え
C 生活保護の適用範囲について
D 生活保護について最低限知っておくこと
⑧障害年金の申請
A 「初診日」について
B 「障害認定日」と「事後重症」について
C 障害年金と障害者手帳の関係について
第4章 社会保障制度活用の実際
医療福祉に関わる主な相談窓口
医療提供のしくみ――適切な医療を受けるために
①医療提供施設を定める医療法
A 医療法による区分
②病棟・病床の種類と特徴(診療報酬上の病棟・病床区分)
③在宅生活を支える医療サービス
④精神科における医療サービス
A 精神科の相談、受診
B 入院形態
C 退院請求・処遇改善請求
D 病棟・病床の機能
E 退院に向けて
F 地域生活
⑤医療提供を支える専門職
医療に関する諸制度
①医療保険制度や諸制度
②医療費自己負担を軽くするために
A 高額療養費制度
B 医療費の軽減制度
C 被害者救済医療
D 税制上の軽減制度
生活と生活費
①公的扶助
②生活困窮者自立支援制度
③住宅セーフティネット制度
④生活福祉資金貸付制度
⑤最低賃金制度
⑥年金保険制度
A 国民年金(老齢基礎年金)
B 厚生年金(老齢厚生年金)
C 障害年金
D さまざまな年金
しごと
①雇用保険制度
刑余者の支援
高齢者サービスのガイド
①介護保険のしくみと手続き
②相談するところ
高齢者サービスの実際
①住まい(施設)
②くらすところで利用するサービス
③出向いて利用するサービス
④介護保険サービスの費用
税制上の軽減制度
障害者・障害児サービスのガイド
①障害者手帳
②相談するところ
障害者・障害児の利用できるサービス
①障害者総合支援法に基づくサービス(自立支援給付)
A 障害福祉サービス(介護給付・訓練等給付)
B 補装具
C 自立支援医療
D 計画相談支援
E 地域相談支援(地域移行支援・地域定着支援)
②障害者総合支援法に基づくサービス(地域生活支援事業)
③地域生活支援拠点等事業
④児童福祉法に基づくサービス(障害児支援)
⑤手帳で利用できるサービス
⑥費用負担
A 障害者の場合
B 補装具の場合
C 障害児の場合
D 費用負担の軽減措置
⑦障害福祉サービスと介護保険サービス
難病患者への支援
障害者の就労
手当
自助グループ
子ども・家庭のために
①相談するところ
②医療費助成制度
③手当
④住まい(施設)
⑤妊娠・出産後の支援
⑥子育てサポート
⑦ひとり親家庭支援
A 子育て・生活支援
B 経済支援
C しごと
⑧育児をしながら働くために利用できる制度
権利擁護
①後見制度
②日常生活自立支援事業
③虐待防止
④障害者差別解消法
⑤インターネットや消費者トラブルなどの相談窓口
資料編
おわりに ソーシャルアクションを志向して
column
難病プロジェクトMebia
さまざまな「杖」の種類と調達方法
医療依存度が低い患者の入院療養生活の課題
医療扶助のオンライン資格確認が始まる!
生活保護基準が変わりました
最低賃金の減額の特例許可制度があります
2024年4月から労働条件明示のルールが変更に!
社会保険の適用が拡大される!
「犯罪加害者を支援する」ということ
地域包括ケアシステムを確認しましょう
さまざまな支援者の創設の動き
2024年4月より合理的配慮の提供が義務化されました
自分に合った働き方をみつけたい
特別支援学級について
こども未来戦略
ミニ知識
差額ベッド代
国民健康保険一部負担金減免制度
外国人の国民健康保険
包括払いと出来高払い
労災保険で治療を受ける場合
NASVA(ナスバ:独立行政法人自動車事故対策機構)
その他の医療費助成制度
自治体によってことなる医療費助成
セルフメディケーション税制とは?
扶養援助
生活保護の相談・申請・適用に関する厚生労働省通知
不服申立て(審査請求)
生活保護手帳と別冊問答集
民生委員
生活保護の内容で知っておきたいこと
まぎらわしい手当金
保護司
認定調査に同席しましょう
インターネットで介護サービス事業所を探す
「どんな施設がありますか」に答えるために
障害者控除対象認定
障害支援区分認定調査時のポイント
サービスの選択と活用
アルコール依存症の人がたどるプロセス
産休・育休中の保険料の免除について