パーキンソン病治療 Controversy**中外医学社/武田 篤/978-4-498-42814-0/9784498428140**

販売価格
5,940円(税込み)
編著
武田 篤(独立行政法人 国立病院機構 仙台西多賀病院院長)
出版社
中外医学社
分野
 
脳神経科学・神経内科学

数量

電子版発売中です。(外部サイトへ移動します)

医書JP 電子版ページへ
医書JPご利用初めての方は、こちら >>>
書籍版 販売期間
2024/05/18~
JANコード
9784498428140
商品コード
9784498428140
発行 2024年5月
判型:B5判 190頁
ISBN 978-4-498-42814-0

パーキンソン病における議論が分かれる状況をエキスパートが解説した実践書.

世界中で増加傾向のあるパーキンソン病は,超高齢化を迎える本邦では社会的にも大きな問題となっている.専門家だけでは対応が追い付かない状況に加え,多岐に渡る症状に専門の医師でさえ苦慮することが少なくない.そこで本書では,ガイドラインには載っていないが日常診療で比較的よく遭遇し,議論が分かれる状況をピックアップして解説した.エキスパートならどう対応するのか,経験を踏まえた実践的な方法が詰まった1冊だ.

【目 次】
I??早期治療
 1.最初にL-ドパで治療を開始するのはどのようなときに避けるべきか?
 2.どんなときにDAアゴニスト,MAOBIが選択されるのか?
 3.アマンタジン,抗コリン薬は必要ないのか?
 4.早期の運動療法に意義はあるか?

II??進行期治療
 1.DBSはどんな時に導入するのか? タイミングは早い方がよいのか?
 2.LCIGやL-ドパ皮下注薬は認知機能低下があっても導入可能か?
 3.ジスキネジアの治療はどうするのか? アマンタジンは有効か?
 4.オン時のすくみ足に対する治療はあるのか?
 5.転倒を繰り返すケースにはどう対処するか?

III??非運動症状
 1.頻尿の治療をどうするのか?
 2.起立性低血圧にどう対処するか?
 3.難治性便秘にどう対処するか?
 4.痛みにどう対処するか?
 5.PDに伴う抑うつの治療に抗うつ薬は有効か?
 6.衝動制御障害をどう治療するか?
 7.睡眠障害(日中の傾眠,夜間不眠,RBDなど)にどう対処するか?

IV??認知症
 1.PD認知症に薬物療法は有効か?
 2.幻覚や妄想が出現したらどう対処するか?
 3.認知症が進んだ場合,運動症状をどの程度まで治療すべきか?

V??新規治療
 1.遺伝子治療やiPS細胞治療は今後期待できるのか?
 2.機能的脳神経外科治療(FN)は今後新たな展開が期待できるのか?
 3.疾患修飾療法は実現可能か?

VI??後期医療
 1.多職種連携に意味があるか?
 2.誤嚥性肺炎をどう予防・治療するか?
 3.誤嚥防止術はどのようなときに選択されるか?
 4.栄養管理をどうしていくべきか?
 5.胃瘻や気管切開はどのような場合に進めるかべきか?