エコーガイド下VAIVTテクニックガイド**メジカルビュー社/春口 洋昭/978-4-7583-2215-7/9784758322157**

販売価格
7,920円(税込み)
バスキュラーアクセス狭窄・閉塞を攻略する
編著
春口 洋昭
出版社
メジカルビュー社
分野
 
腎臓

数量

販売期間
2024/06/17~
商品コード
9784758322157
発行 2024年6月
判型:B5変型判 328頁
ISBN 978-4-7583-2215-7

エコーガイド下経皮的血管形成術(VAIVT)の実践的入門書!
手技のコツ,つまずきを乗り越える工夫を凝縮した必携の1冊。


手技に徹底的にこだわり,初学者がつまずきを乗り越えうまく治療を行うための知識を凝縮した必携の1冊!エコーガイド下経皮的血管形成術(VAIVT)の基礎知識から手技の実際,困難例への対応などの実践知識まで,豊富な図版によりわかりやすく解説。
エコーガイド下VAIVT/PTAをこれから始める/さらに精通したい医師,メディカルスタッフなどにぜひ手に取っていただきたい標準的な実践的入門書。

【目 次】
Ⅰ章 エコーガイド下VAIVTの基礎知識
 適応,利点と欠点
 手技に必要なエコー所見の取り方とマッピング法
 装置―必要なエコーの機能
 術前準備―必要物品
 エコー単独
  ◆エコー単独法の利点と欠点
  ◆体位,エコーの位置
  ◆術者プローブ法
  ◆助手プローブ法
  ◆完全1人法
 透視併用法
  ◆透視併用法の実際
  ◆利点と欠点―どのような症例が透視併用のエコーガイド下VAIVTの対象となるか?
 ガイドワイヤーの見え方・動かし方
  ◆種類による見え方の差
  ◆アーチファクト
  ◆ガイドワイヤーの動かし方
 麻酔法
  ◆局所麻酔
  ◆伝達麻酔
 バルーンのサイズ選択
 バルーンカテーテルの種類による見え方の差
 バルーン拡張時間について
  ◆リコイル予防の効果
  ◆拡張時間と開存期間
 
Ⅱ章 エコーガイド下VAIVTの実践
 狭窄病変
  ◆手技の一連の流れ
   術前エコー評価とアプローチルートの決定
   ガイドワイヤー操作法とバルーン拡張
   シース抜去と抜去部の確認
   VAIVT成功の評価(形態評価・機能評価)
  ◆吻合部の治療戦略
   形態学的特徴とエコーによる描出法
   ガイドワイヤーの動脈への通過法─基本と通過困難例への対処法
   バルーンの選択(吻合部に適したバルーンはあるか?)
   バルーン通過法(基本と通過困難時の対応)
  ◆吻合部近傍の治療戦略
   形態学的特徴とエコーによる描出法
   バルーンの選択と通過法(基本と吻合部病変を合併しているときなど)
  ◆上腕深部静脈の治療戦略
   形態学的特徴とエコーによる描出法
   ガイドワイヤー通過法  佐藤和宏
  ◆Cephalic arch stenosis(CAS)の治療戦略
   形態学的特徴とエコーによる描出法
   PTAの実際(エコー単独,透視併用)
  ◆中心静脈の治療戦略
   形態学的特徴とエコーによる描出法
   IVUS併用VAIVT
  ◆蛇行/瘤前後の治療戦略
   形態学的特徴とエコーによる描出法
   ガイドワイヤー通過法(基本と通過しにくいときのテクニック)
  ◆静脈弁の治療戦略
  ◆人工血管の治療戦略
   形態学的特徴とエコーによる描出法
   アプローチ法(シース挿入部の決定の仕方)
   PTAのコツとピットフォール
   ステントグラフト留置
  ◆デバイス使用の実際
   薬剤コーティングバルーン(DCB)
  ◆トラブルシューティング
   バルーンが完全拡張しないとき―Lesion-Slipとは?
   バルーン不完全拡張への対応
 非血栓性閉塞
  ◆形態学的特徴とエコー像の特徴
  ◆ガイドワイヤー通過する血管の判別法
  ◆ガイドワイヤー通過法
 血栓性閉塞
  ◆形態学的特徴とエコー像の特徴
  ◆ウロキナーゼ投与法―直接注入
  ◆ウロキナーゼ不使用―マッサージ法
  ◆ウロキナーゼ不使用―経皮的血栓吸引のみ
  ◆ウロキナーゼ不使用―シースからの吸引
  ◆外科治療とのハイブリッド治療─適応と実際
 合併症とその対策
 メディカルスタッフのサポート:術前,術中,術後