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必ず書けるようになる論文執筆のための学び直し 英文法・英語表現**金原出版/康永 秀生/978-4-307-00494-7/9784307004947**

販売価格
3,850円(税込み)
編著
康永 秀生
出版社
金原出版
分野
 
事典・辞典・語学

数量

特集
新刊
販売期間
2024/08/28~
商品コード
9784307004947
発行 2024年8月
判型:A5判 196頁
ISBN 978-4-307-00494-7

「読み手に意図が伝わらない」。その責任は著者にある。

英語を母国語としない研究者が論文を書くときはfool-proof English(誤りのない無難な英語)に徹し、文法的な誤りがなく、冗長・曖昧さを排し、読み手に伝わりやすい表現を使わなければならない。とはいえその土台となるはずの、高校や大学受験で学んだ英語の知識はたいてい抜け落ちてしまっている。 本書では、論文執筆のバイブル『必ずアクセプトされる医学英語論文 完全攻略50の鉄則』で一部を解説していた英文法と英語表現の手法に焦点を絞り、豊富な例文と解説で「論文の書き方に特化した英語の学び直し」を目指した。 論文執筆に必要な英語スキルを身につけるための、最短の道がここにある。

【目 次】
第1章 冠詞
 ――何となく使って意図と異なる文章になっていないか?
 1.冠詞の基礎知識
 (1)可算名詞と不可算名詞
 (2)不定冠詞と定冠詞
 2.論文における冠詞
 (1)論文における可算・不可算名詞の区別
 (2)ネイティブチェックに引っかかった冠詞の誤用例
 練習問題
 
第2章 主語と動詞
 ――読み手の思考の流れを意識しているか?
 1.文章の構造
 2.読み手の思考の流れを円滑化する
 (1)主語と動詞を文の前の方に配置する
 (2)中心となる単語を先頭に配置する
 (3)動詞の名詞形を避ける
 (4)代名詞の位置に注意
 (5)動作・状態の主体を明示する
 3.冗長な文章の修正例
 (1)無駄な単語を削除する
 (2)複雑な文章構造を是正する
 4.動詞を制する者、作文を制す
 (1)実施する、達成する
 (2)調べる
 (3)示す、表す
 (4)明らかにする
 (5)説明する
 (6)示唆する
 (7)強調する
 (8)仮定する
 (9)推論する、推計する、推測する
 (10)評価する
 (11)関連する
 (12)起因する
 (13)引き起こす
 (14)受ける
 (15)対処する
 (16)影響する
 (17)可能にする
 (18)含む
 (19)分割する、割り当てる
 (20)特定する
 (21)その他
 練習問題
 
第3章 能動態と受動態
 ――受動態の方が適しているのはどんな場合か?
 1.能動態と受動態の基礎知識
 (1)受動態に変換できない文章
 (2)目的語がthat節の場合
 (3)句動詞を用いた文章の受動態
 (4)第4 文型の受動態
 2.論文における能動態と受動態
 (1)能動態を原則とする
 (2)受動態を用いてもよい場合
 
第4章 関係詞
 ――不適切に使って逆に読みにくい文章になっていないか?
 1.関係詞の基礎知識
 (1)制限用法と非制限用法
 (2)前置詞+関係代名詞
 (3)関係副詞
 2.論文における関係詞
 (1)先行詞は関係詞と隣接させる
 (2)関係詞を用いない方が簡潔に書けるケース
 
第5章 形容詞・副詞
 ――感情表現を示す単語を使っていないか?
 1.形容詞・副詞の基礎知識
 (1)形容詞の位置
 (2)数量形容詞
 (3)副詞の位置
 (4)比較級・最上級
 2.論文における形容詞・副詞
 (1)論文では感情表現を用いない
 (2)論文に頻出する形容詞・副詞
 練習問題
 
第6章 接続詞
 ――文章と文章を適切につなげられているか?
 1.接続詞の基礎知識
 (1)接続詞の分類
 (2)注意すべき接続詞の用法
 2.論文における接続詞
 (1)従位接続詞を用いる表現
 (2)接続副詞
 練習問題
 
第7章 前置詞
 ――多様な意味を理解して正しく使い分けているか?
 1.前置詞の基礎知識
 (1)前置詞の意味別一覧
 (2)場所・空間を表す主な前置詞
 (3)時間を表す主な前置詞
 (4)その他の意味をもつ前置詞
 2.論文における前置詞
 (1)前置詞の使い分け
 (2)前置詞を含む成句
 練習問題
 
第8章 確からしさを示す表現
 ――強さの違いを意識して使い分けられているか?
 1.助動詞の基礎知識
 (1)can, could
 (2)may, might
 (3)must, have to
 2.論文における助動詞
 3.確からしさの程度を示す形容詞・副詞
 
第9章 否定表現
 ――否定語を用いない否定表現とは?
 1.否定表現の基礎知識
 (1)準否定
 (2)部分否定
 (3)二重否定
 2.論文における否定表現
 (1)否定語は文中のなるべく前の方に置く
 (2)否定語を用いない否定的表現
 (3)否定の意味を添える接頭語
 練習問題
 
第10章 論文では用いない方がよい文法
 ――分詞構文や仮定法を使ってもよいケースとは?
 1.分詞構文
 (1)分詞構文の基礎知識
 (2)論文で例外的に用いられる分詞構文
 2.仮定法
 (1)仮定法の基礎知識
 (2)論文で例外的に用いられる仮定法
 
第11章 コロン、セミコロン、ハイフン、ダッシュ
 ――意味を正しく理解しないまま誤用していないか?
 1.コロンとセミコロン
 (1)コロンはイコール、セミコロンは補足説明
 (2)区切る力
 2.ハイフンとダッシュ
 (1)2つ以上の単語をつなぐハイフン
 (2)接頭辞をつなぐハイフン
 (3)エヌダッシュ、エムダッシュの用法
 (4)エヌダッシュとエムダッシュの入力方法
 (5)名詞の数珠つなぎ
 
付録 英文をブラッシュアップしてみよう
 
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