理学療法のプロセスと臨床推論**金芳堂/上杉 雅之/978-4-7653-2008-5/9784765320085**

販売価格
4,840円(税込み)
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編著
上杉 雅之
出版社
金芳堂
分野
 
リハビリテーション技術

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特集
新刊
販売期間
2024/09/20~
商品コード
9784765320085
発行 2024年9月
判型:B5判 195頁
ISBN 978-4-7653-2008-5

監修:上杉 雅之(神戸国際大学 リハビリテーション学部 理学療法学科)
編著:西守 隆(関西医療学園専門学校 理学療法学科)

理学療法のプロセスと臨床推論がわかる!

患者さんの訴えや症状から病態を推測して、適切な検査方法を選択できていますか? 患者さんに最も適した治療を決定することは非常に重要です。本書では、実習生が患者さんに対して理学療法評価を実践していく評価プロセスを解説しています。第1章では、情報収集の工程で入手した疾患名や既往歴をもとに、症状から想定される活動制限を把握します。そして、改善すべき基本動作の選定を行います。動作観察・分析、検査測定、目標設定、治療方針などについて触れました。また、第2章では運動器疾患や神経疾患など各疾患のPT評価プロセスと臨床推論について、病院勤務のエキスパートを執筆陣に迎え、考え方がよくわかる内容となっています。症例動画や解説動画を見ながら独学できるのも特徴です。この機会にぜひ、自分のスキルをブラッシュアップしてみませんか?

【目 次】
第1章 評価過程(PT評価プロセス)
 はじめに
 第1節 情報収集
  1.理学療法の情報収集の目的
 第2節 医療面接・システムレビュー(簡易的ADL評価を含む)
  1.現在の活動状況の把握
  2.苦痛や障害を呈する以前の活動状況
  3.活動制限を修飾する「支援力」と「構造物的な障壁」の把握
  4.システムレビュー
 第3節 改善すべき基本動作の選定−基本動作障害の要素的共通性を考える−
 第4節 動作観察と動作分析
  1.静的姿勢保持能力と動的姿勢保持能力の分析手順
  2.歩行動作の分析手順
  3.歩行観察の捉え方
  4.実際の生活の場での基本動作の遂行能力
 第5節 検査測定
  1.検査項目を抽出
 第6節 統合と解釈
 第7節 目標設定と問題点抽出
 第8節 治療方針・プログラム設定
  1.運動の処方:FITTの方式(frequency-intensity-time-type)
  2.運動学習
  
第2章 各疾患のPT評価プロセスと臨床推論
 第1節 運動器疾患
  1.人工股関節全置換術(THA)
  2.人工膝関節全置換術(TKA)
 第2節 神経疾患
  1.脳血管障害(急性期)
  2.脳血管障害(回復期)
 第3節 内部疾患
  1.呼吸器疾患(細菌性肺炎、COPD急性増悪)
  2.心不全
 第4節 生活期リハビリテーション
  1.アルツハイマー型認知症