医師と薬剤師が考える 処方箋のつくり方**丸善出版/矢吹 拓/978-4-621-31000-7/9784621310007**

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4,180円(税込み)
編著
矢吹 拓
出版社
丸善出版
分野
 
治療一般

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新刊
販売期間
2024/09/27~
商品コード
9784621310007
発行 2024年9月
判型:A5判 188頁
ISBN 978-4-621-31000-7

著: 矢吹 拓 / 青島 周一

医師には処方権があり、薬剤師には調剤権があり、処方箋に疑しい点がある場合は疑義照会もできる。全ては患者のため。しかし現実にはこうした意思確認の方法は確立されていない。処方箋から見えてくる医師と薬剤師の思惑が「対話」を通じて明らかになる時、患者にとってより望ましい処方提案ができるはずだ。11の処方箋が導きだす本当の「解」。

【目 次】
序章 薬剤師による処方提案と医師との関係性
1章 経口血糖降下薬:2型糖尿病患者における第二選択薬
2章 睡眠導入剤:若年男性の不眠への対処
3章 抗菌薬:単純性膀胱炎
4章 高脂血症治療薬:脂質異常症
5章 便秘薬:便秘症
6章 鎮咳薬:咳喘息
7章 降圧薬:高血圧
8章 解熱鎮痛薬:片頭痛
9章 骨粗鬆症治療薬:骨粗鬆症
10章 抗菌薬:感染性胃腸炎
11章 抗ヒスタミン薬:花粉症

Doctor’s point of view
ドクター・矢吹の視点から
患者の生活を考える
患者さんの困りごとに対処する
専門職どうしの情報共有の課題
薬にメッセージを載せる
鳥の目・虫の目
病気の経験が受療行動に影響する
積極管理の欲望をコントロールできるか
Underdiagnosisにご注意を
臨床研究のエビデンスではみえない景色
施設・家族が望むアウトカム
あの先生が出してくれる薬は本当によく効く

Pharmacist 's point of view
将来のリスクを言葉にする作業
睡眠薬はある種の代用
疑義照会の仕方は確立されていない
メディカルケアがヘルスケアに果たす役割
どの集団にスクリーニングを行うのか?
生活の視点でお薬を考える
リスクの可視化がもたらすもの
気圧が下がるとロキソニンが売れる
Impure placeboをどう捉えるか
周囲の支援と評価がポイント
患者のライフスタイルに合わせた説明