歯科「閉院」作法**デンタルダイヤモンド社/橋本 守/978-4-88510-601-9/9784885106019**

販売価格
4,400円(税込み)
明日、院長やめます。
編著
橋本 守(歯科会計の橋本会計/公認会計士・税理士)
出版社
デンタルダイヤモンド社
分野
 
歯科学 一般

数量

特集
新刊
販売期間
2024/09/27~
商品コード
9784885106019
発行 2024年9月
判型:B6判 128頁
ISBN 978-4-88510-601-9

歯科会計の専門家による「閉院」のための解説書

歯科医院を開業してから数十年。自身の年齢と医院の行く末を考えるなかで、歯科医院の「閉院」を検討されたことはあるでしょうか。
仮に「明日、院長をやめるとしたら?」。
家族やスタッフの顔が目に浮かび、その瞬間から、何をすべきか、何が必要か、思いを巡らせることになると思われます。
そんな気持ちになった方に向けて、本書では長年公認会計士・税理士として歯科業界で活躍してきた著者が、引退準備に伴う医院やスタッフ、税金に関する確認事項をお話ししています。
“ハッピーリタイアメント”に向けて、ぜひご一読いただきたい一冊です。

【目 次】
1章 明日、院長をやめます
 1-1 やめる時期を決められるのは自分自身
 1-2 やめる「明日」をいつにするか?
 1-3 診療収入の状況はいかがですか?
  資料 診療収入別平均データ
  資料 年度別歯科医院業績推移
  資料 開業年数別診療収入データ
  Column 過去27 年間の診療報酬の変化
  Column 最低賃金と1回診療点数の推移
  Column 開業25 年後の診療所は?
 1-4 オーナー院長とスタッフ医師の違い
 1-5 承継歯科医師の気持ち
  Column 引退後の暇な時間?
  
2章 引退を決める前に確認しておきたい重要事項
 2-1 院長引退後の処遇、四つの選択肢
  ケース1 治療は続けて医院経営は任せる
  ケース2 別の医院で治療を続ける
  ケース3 治療はやめて経営に専念する
  ケース4 治療からも経営からも引退
 2-2 引退後の生活資金はどうする?
  年金見込額と退職金を確認
  個人事業主の備え
  医療法人の役員の備え
 2-3 役員退職金プランの検討
  掛金等の支払時の節税額の違い
  受取時の節税額の違い
  運用成績による違い
  資料 役員退職積立プラン
 2-4 引退までの設備更新の必要性
  資料 医療機器データ
 2-5 スタッフの退職金は準備していますか?
  資料 スタッフ退職金準備方式
 2-6 生命保険等の見直しは必要ありませんか?
  相続税対策としての生命保険加入
  火災保険は契約期間を確認
  
3章 承継医師、患者、スタッフ、家族へのフォロー~「お疲れ様」といわれるために~
 3-1 ご家族は引退に賛成ですか?
  個人事業の場合
  医療法人の理事の場合
 3-2 スタッフの心配ごとをご存じですか?
  資料 人件費関係データ
 3-3 親族歯科医師への承継はあるのか?
  事前に承継者の診療方針の確認を
 3-4 患者さんに引退をどう伝えるか
  引退、廃業の場合
  医院承継の場合
  
4章 診療所との別れ方
 4-1 診療所はどうする
  個人所有の場合
  医療法人所有の場合
  賃貸(テナント)の場合
 4-2 医療機器の処分
  購入機器の処分
  リース機器の場合
  資料 診療収入別医療機器の状況
 4-3 引退間際の設備投資
  経費的に有利な方法を選択
  
5章 最後まで節税対策
 5-1 いままでの節税対策の終わり方
  退職所得控除を利用
  資料 開業中の節税対策事例
 5-2 医療法人役員の退職時の節税対策
 5-3 役員退職金規程作成上の留意点
  役員退職金規程は、各医療法人固有のもの
  役員退職金規程で定めた退職金でも税法上適法とは限らない
  適用日を明確にしておくこと
  資料 役員退職金規程サンプル
 5-4 個人事業の引退時の節税対策
 5-5 退職所得となる収入の種類
 5-6 引退後の相続対策の考え方
 5-7 引退後の相続対策例
  1. 金融資産を非課税資産(相続税対象外資産)に転換
  2.所有不動産の評価方法の見直し
  Column 土地価格の評価基準となる路線価とは?