イルカと否定神学**医学書院/斎藤 環/978-4-260-05735-6/9784260057356**

販売価格
2,200円(税込み)
シリーズ ケアをひらく

対話ごときでなぜ回復が起こるのか
編著
斎藤 環
出版社
医学書院
分野
 
看護学一般

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特集
新刊
販売期間
2024/10/04~
商品コード
9784260057356
発行 2024年10月
判型:A5判 288頁
ISBN 978-4-260-05735-6

「ゼロ」からはじめるオープンダイアローグ!

――なぜ対話するだけで、これほどの変化が生ずるのだろう。
――なぜこんな「ふつうのこと」で、回復が起きてしまうのだろう。
ラカン、ベイトソン、バフチン、レイコフ、中井久夫……著者の全キャリアを支えてきた思想を総動員して、この哲学的疑問に真正面から答えた渾身の一冊。
こうして対話という魔法はゆっくりとその全貌を現しはじめた。この魔法のすばらしさは、謎が解けても効くことである。

【目 次】
I 否定神学をサルベージする
 1 対話ごときでなぜ回復が起こるのか?
 2 「無意識」の協働作業
 3 ジャック・ラカンの精神分析
 4 こんなに “使える” 否定神学

II 構造からプロセスへ
 5 「プロセス」をめぐる逆説
 6 逆説・プロセス・システム
 7 バフチンにおける対話と「プロセス」

III よみがえる身体
 8 対話における身体性
 9 隠喩と身体
 10 身体が思考する

IV 逆説とコンテクスト
 11 「他者」の逆説
 12 心は「コンテクスト」にしかない
 13 ベイトソンの学習理論
 14 対話と逆説
 15 コンテクストの転換に向けて

あとがき