EBM血液疾患の治療 2025-2026**中外医学社/金倉 譲/978-4-498-22548-0/9784498225480**

販売価格
14,300円(税込み)
編著
金倉 譲
出版社
中外医学社
分野
 
血液

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特集
新刊
販売期間
2024/10/10~
商品コード
9784498225480
発行 2024年10月
判型:B5判 568頁
ISBN 978-4-498-22548-0

【監 修】
金倉 譲(住友病院 院長)

【編 集】
木崎 昌弘(埼玉医科大学 名誉教授)
鈴木 律朗(島根大学 教授)
神田 善伸(自治医科大学 教授)
大森 司(自治医科大学 教授)
山崎 宏人(金沢大学 特任教授)

最新のエビデンスを盛り込んだ「EBM血液疾患の治療」2025-2026年版

血液疾患における諸問題をいかに解決し,対応すべきか,最新のエビデンスをもとに解説したレファランス.治療に必須の知見を「序論・指針・エビデンス・根拠となった臨床研究の問題点と限界・患者に適応する際の注意点・コメント」の順に紹介し,今日の時点における最新の治療法,考え方だけでなく,現場で判断に迷うような事柄・問題点に指針を与えるものとなっている.血液疾患診療を網羅的に学ぶために最適な一冊.

【目 次】
I.赤血球系疾患
 1.鉄欠乏性貧血に対する高用量静注鉄剤
 2.再生不良性貧血に対するTPO—RA
 3.再生不良性貧血に対する蛋白同化ステロイド剤
 4.再生不良性貧血に対する造血幹細胞移植
 5.遺伝性骨髄不全症候群の診断と治療
 6.赤芽球癆に対する治療
 7.先天性溶血性貧血の診断と治療
 8.ステロイド不応自己免疫性溶血性貧血(AIHA)に対する治療
 9.寒冷凝集素症に対する薬物治療
 10.発作性夜間ヘモグロビン尿症の治療
 11.低リスクMDSに対する治療
 12.高リスクMDSに対する治療
 Topics1 骨髄不全症と炎症性腸疾患について

II.白血病
 A.急性骨髄性白血病
  1.リスク分類に基づく初発AMLの治療方針
  2.再発・難治AMLに対する救援療法
  3.FLT3異常を伴うAMLの治療
  4.AMLに対するベネトクラクス併用療法の実際
  5.小児AMLの治療
  6.AMLに対する造血幹細胞移植の適応と治療成績
  7.AMLに対する分子標的治療薬開発の現状
  8.がんゲノム情報に基づくAML診療の現状と展望
 Topics2 クローン性造血と白血病
 Topics3 抗がん剤使用後の骨髄性腫瘍の診断と治療
 Topics4 胚細胞系列素因を伴う骨髄系腫瘍の病態と診断
 Topics5 ダウン症に伴う骨髄性腫瘍の診断と治療

 B.急性前骨髄球性白血病(APL)
  1.初発APLの治療
  2.再発・難治APLの治療

 C.急性リンパ性白血病(ALL)
  1.成人Ph陽性ALLの治療
  2.フィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病に対する維持療法
  3.成人Ph陰性ALLの治療
  4.再発・難治ALLの治療
  5.小児およびAYA世代ALLの治療
  6.高齢者ALLの治療
  7.T—ALLに対する薬物治療の最近の動向
  8.B—ALLに対する免疫・細胞療法
  9.ALLに対する同種造血幹細胞移植の適応と実際

 D.慢性骨髄性白血病(CML)
  1.初発CML—CPに対する適切な治療選択と治療目標
  2.進行期CMLの治療
  3.TKI治療の効果判定のモニタリングと中止基準確立の動向
  4.CMLに対する2次治療,3次治療の実際

 E.骨髄増殖性腫瘍(MPN)
  1.真性多血症の治療
  2.本態性血小板血症の治療
  3.原発性骨髄線維症の治療
  4.慢性好中球性白血病の病態と治療
  5.慢性好酸球性白血病の病態と治療
  6.若年性骨髄単球性白血病の診断と治療
 Topics6 肥満細胞増殖症の診断と治療
 Topics7 MPNに対する新規治療薬の開発の状況

III.リンパ系腫瘍
 A.慢性リンパ性白血病(CLL)

  1.初発CLLの治療方針
  2.再発・難治性CLLの治療方針
  3.CLLに対する今後の分子標的治療薬

 B.Indolent B細胞リンパ腫
  1.限局期濾胞性リンパ腫の治療方針
  2.進行期濾胞性リンパ腫の治療方針
  3.再発・再燃濾胞性リンパ腫の治療方針
  4.リンパ形質細胞性リンパ腫・マクログロブリン血症の治療方針
  5.Indolent B細胞リンパ腫における維持療法

 C.マントル細胞リンパ腫(MCL)
  1.若年者MCLの治療方針
  2.高齢者MCLの治療方針
  3.再発・難治MCLの治療方針

 D.Aggressive B細胞リンパ腫
  1.限局期びまん性大細胞型B細胞リンパ腫の初回治療方針
  2.若年進行期びまん性大細胞型B細胞リンパ腫の初回治療方針
  3.高齢者進行期びまん性大細胞型B細胞リンパ腫の治療方針
 Topics8 びまん性大細胞型B細胞リンパ腫治療における細胞起源の考え方
  4.再発・再燃びまん性大細胞型B細胞リンパ腫の治療方針
  5.眼内リンパ腫の治療方針

 E.T/NK細胞リンパ腫
  1.CD30陽性末梢性T細胞リンパ腫の初回治療方針
  2.CD30陰性末梢性T細胞リンパ腫の初回治療方針
  3.再発・難治性T細胞リンパ腫の治療方針
  4.節外性NK/T細胞リンパ腫の治療方針

 F.成人T細胞白血病/リンパ腫(ATLL)
  1.ATLLの初回治療方針
  2.ATLLに対する同種造血幹細胞移植
  3.再発・難治ATLLの治療

 G.ホジキンリンパ腫
  1.限局期ホジキンリンパ腫の治療
  2.進行期ホジキンリンパ腫の治療
  3.再発・難治ホジキンリンパ腫の治療

IV.多発性骨髄腫と関連疾患
 1.腎障害を伴う単クローン性ガンマグロブリン血症MGRSの診断と治療
 2.初発多発性骨髄腫(移植適応/非適応)の治療戦略
 3.再発・難治多発性骨髄腫の治療方針
 4.高リスク多発性骨髄腫の治療方針
 5.多発性骨髄腫に対するCAR—T療法と二重特異性抗体の実際と今後の展望
 6.多発性骨髄腫に対する造血幹細胞移植の実際と位置づけ
 7.原発性アミロイドーシスの治療
 8.POEMS症候群の診断と治療
 9.キャッスルマン病の診断と治療
 10.TAFRO症候群の診断と治療

V.出血・血栓性疾患
 1.特発性血小板減少症(ITP)の診断・治療
 2.後天性血栓性血小板減少性紫斑病(aTTP)への治療アプローチ
 3.血友病治療薬の進歩と未来
 4.VWDの病態と遺伝子異常
 5.小児血栓性疾患の診断と治療
 6.抗血小板薬の進歩と使い方
 7.造血器悪性腫瘍に合併する血栓症の病態と治療
 Topics9 CAR—T療法と凝固・線溶異常
 Topics10 血友病保因者診断の現状

VI.支持療法・輸血
 1.造血器腫瘍に対する化学療法後の一次予防としてのG—CSFの有用性
 2.BTK阻害薬と侵襲性真菌症
 3.ムーコル症の治療
 4.大量出血時の輸血療法

VII.造血幹細胞移植・免疫細胞療法
 1.急性GVHDに対する2次治療
 2.慢性GVHDに対する2次治療
 Topics11 COVID—19の造血幹細胞移植への影響
 3.臍帯血移植とHLA半合致移植の比較
 4.女性ドナーから男性患者への同種造血幹細胞移植でのGVHDと再発
 5.CAR—T療法後のサイトカイン放出症候群の管理
 6.CAR—T療法後の免疫エフェクター細胞関連神経毒性症候群の管理