家族計画指導の理論と実際 第3版**医学書院/齋藤 益子/978-4-260-05777-6/9784260057776**

販売価格
3,520円(税込み)
超少子社会における新しい家族のあり方を求めて
編著
齋藤 益子
出版社
医学書院
分野
母性看護

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特集
新刊
販売期間
2025/02/28~
商品コード
9784260057776
発行 2025年2月
判型:B5判 192頁
ISBN 978-4-260-05777-6

著:齋藤 益子 / 木村 好秀 / 古賀 文敏

超少子社会における性教育と家族計画指導を考える

家族計画指導や性教育に際して必要な知識として人口動態や社会の変化、避妊に関する情報、男女の身体的機能や命の誕生など網羅した書。今回の改訂では、妊娠できる身体づくりを目指したプレコンセプションケアを充実させた。また、著者の家族計画指導外来での実践や中学校・高校での性教育をもとにした教育プログラムを提示している。

【目 次】
第1章 世界の人口爆発後の少子高齢社会の到来
  1.増え続けた世界の人口と人口減少が進む先進国
  2.世界の未来を表す日本の少子・超高齢社会

第2章 性意識と性行動
  1.男女の性差
  2.性意識・性行動の変化
  3.若者の性意識と性行動
  4.婚外性交
  5.性の商品化
  6.セックスレス
  7.マイノリティの性
  8.障害者の性
  9.世界性の健康学会「性の権利宣言」

第3章 産む性・産めない性・産まない性
 A.産む性
  1.性機能のメカニズム
  2.妊娠の成立
 B.産めない性
  1.不妊症
  2.不妊症の治療(一般不妊治療)
  3.生殖補助医療(ART)
  4.卵子凍結
  5.不育症
  6.プレコンセプションケア・妊娠しやすい身体づくり
  7.生殖技術の進展と倫理的問題
 C.産まない性
  1.性と生殖における女性の権利
  2.人工妊娠中絶
  3.家族計画

第4章 受胎調節法の実際(各種避妊法)
 A.女性が利用する方法:性周期を利用する方法
  1.オギノ式避妊法
  2.基礎体温法
  3.排卵自覚法(リズム法)
 B.女性が利用する方法:殺精子剤を用いる方法
  1.殺精子剤
 C.女性が利用する方法:バリアを利用する方法
  1.ペッサリー法
  2.女性用コンドーム
 D.女性が利用する方法:子宮内避妊用具(IUD)法
  1.子宮内避妊用具
 E.女性が利用する方法:経口避妊薬による方法
  1.経口避妊薬(ピル)
 F.女性が利用する方法:緊急避妊法(emergency contraception)
 G.男性が利用する方法
  1.コンドーム法
  2.腟外射精法(性交中絶法)
 H.その他の近代的避妊法
  1.ミニピル(progesterone only pill)
  2.男性用ピル
  3.注射法
  4.皮下移植法
  5.腟リング
  6.hCGワクチンによる避妊
 I.永久避妊法
  1.不妊手術

第5章 いのちの伝承としての家族計画
  1.性教育
  2.家族計画指導
  3.女性たちが子どもを産むことを選択できるための支援

第6章 発達段階に応じた性教育と家族計画指導
 A.高校生までの性教育
  1.就学前の子どもへのかかわり
  2.小学生に対するかかわり
  3.中学生に対するかかわり
  4.高校生に対するかかわり
  5.保護者に対するかかわり
  6.教員に対するかかわり
 B.青年期からの家族計画
  1.婚前期から新婚期のライフプラン
  2.産後の家族計画指導
  3.末子出産後のかかわり

第7章 性教育と家族計画指導の具体的な内容
  1.学習指導要領にそった性教育の進め方
  2.性教育の要点
  3.性教育実施にあたっての留意点

資料1 小学生への性教育指導案
資料2 中学生への性教育指導案
資料3 中学生・高校生に対する性教育指導案
資料4 未婚期の家族計画指導案
資料5 産後の家族計画指導案
資料6 中・高年期の健康教育