• HOME
  • 薬学
  • 薬学
  • 薬効解析で調剤の視点が変わる説**じほう/黒木 央/978-4-8407-5655-6/9784840756556**

薬効解析で調剤の視点が変わる説**じほう/黒木 央/978-4-8407-5655-6/9784840756556**

販売価格
3,850円(税込み)
患者と薬物のデータから考察する
編著
黒木 央
出版社
じほう
分野
薬学

数量

特集
新刊
販売期間
2025/05/26~
商品コード
9784840756556
発行 2025年5月
判型:A5判 252頁
ISBN 978-4-8407-5655-6

構造式や添付文書、インタビューフォームに記載された数値から深掘り、すぐに調剤業務に活きる!

本書は、薬剤師が日々の業務のなかで抱くちょっとした疑問やひらめきを“●●説“として取り上げ、その根拠を患者背景や化学構造式、添付文書、インタビューフォームなどのデータから検討し、結論を導き出すという書籍です。例えば、突然、血圧のコントロールがうまくいかなくなった患者に降圧薬が追加処方されていたとします。そのとき、「本当に降圧薬の追加でよいのか?」「他に問題はないのか?」と、頭の中を巡らせる薬剤師は少なくありません。その気づきやひらめきを言語化し「降圧薬の追加で本当によいのか? 説」として深掘りしていきます。その他にも「謎の湿疹は日光と服用薬による副作用かも? 説」や「プラバスタチン服用中なのにクラリスロマイシンはダメじゃない? 説」など、調剤の現場で一度は経験する“あるある“や、時にはハッとするような気づきまで、新たな視点を得られる1冊です。

【目 次】
CASE 1 突然血圧コントロールできなくなった患者
   <コラム> トクホの作用機序
CASE 2 痒みを訴える患者
   <コラム> フルーツジュースの相互作用ってどの程度?
CASE 3 アモキシシリンが重複している処方箋を持参した患者
   <コラム> 抗菌薬の長期投与は,あり? なし?
CASE 4 喉の痛みを訴えて抗菌薬が処方された患者
CASE 5 体重が増加してきた糖尿病患者
   <コラム> 肝代謝で消失する薬物でも腎機能障害患者に注意が必要な場合がある!?
CASE 6 下痢の症状を訴える糖尿病患者
CASE 7 夜間頻尿を訴える排尿障害患者
   <コラム>T¹⁄₂から読み取れること
   <コラム> 定常状態に到達する薬物と到達しない薬物
CASE 8 帯状疱疹の処方箋を持参した患者
   <コラム> 推算糸球体ろ過量とクレアチニンクリアランス
CASE 9 花粉症に悩む授乳婦の患者
   <コラム> 妊婦や授乳婦の医薬品使用に関する情報源
CASE 10 不眠症状に改善の兆しが見える患者
CASE 11 インフルエンザを発症した乳児の患者
   <コラム> 小児・乳幼児への薬の飲ませ方
CASE 12 逆流性食道炎を起こした患者
   <コラム>OTC 医薬品との重複投与に注意
CASE 13 初めて痛風発作を起こした高尿酸血症患者
CASE 14 貧血により鉄剤が処方された患者
   <コラム> キレート形成を生じる相互作用
CASE 15 中耳炎の小児の患者
CASE 16 めまいと頭痛を訴える患者
   <コラム> 適切な水分摂取量とは
CASE 17 食欲不振がみられる患者
   <コラム> アダマンタン骨格を有する医薬品