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多職種で取り組む抗菌薬適正使用 第2版**医歯薬出版/松本 哲哉/978-4-263-22700-8/9784263227008**

販売価格
3,630円(税込み)
AST活動はじめの一歩
編著
松本 哲哉
出版社
医歯薬出版
分野
薬学

数量

特集
新刊
販売期間
2025/05/29~
商品コード
9784263227008
発行 2025年5月
判型:A5判 168頁
ISBN 978-4-263-22700-8

編著:松本 哲哉 / 北原 隆志 / 佐藤 智明

好評!これから抗菌薬適正使用に取り組む薬剤師・臨床検査技師・看護師などの医療スタッフ向け入門書の【改訂版】!
新しい抗菌薬・加算の要件の変更など,必要な情報が追加されたアップデート版.
多職種でAST活動に取り組むにあたり必要な情報が詰まっています!


【目 次】
第2版 はじめに
第1版 はじめに
本書に出てくる主な原因菌
本書に出てくる主な薬剤
略語一覧

step 1 抗菌薬適正使用の基礎知識
 1 抗菌薬適正使用支援(AS)およびAST
  1)なぜASTが必要とされているのか? ASに取り組む意義
 2 ASTの概要
  1)ASTの活動内容
  2)各職種の働き
  3)加算の要件
 3 抗菌薬使用の基本的な考え方
  1)抗菌薬投与前にやるべきこと
  2)抗菌薬投与の目的に応じた考え方
  3)抗菌薬投与後にやるべきこと
  4)正しい検査材料の採取方法
 4 抗菌薬適正使用支援(AS)に関連する項目
  1)PK/PD
  2)TDM
  3)薬剤感受性検査
  4)薬剤耐性検査
  5)アンチバイオグラム
  6)サーベイランス
  7)J-SIPHE(感染対策連携共通プラットフォーム)の使用方法
  8)診療支援 Diagnostic Stewardship(DS) とは
  9)微生物検査の新技術(MALDI-TOF MSと遺伝子検査)
  10)ASにつながるDSの具体的な利用法(グラム染色とmecA遺伝子検査の活用法)
 5 主な感染症と第一選択薬
  1)呼吸器感染症
   1.上気道感染症,気管支炎,COPD
   2.肺炎
  2)尿路感染症
  3)消化器感染症(腸管感染症)
  4)肝・胆道系感染症
  5)中枢神経感染症
  6)菌血症・敗血症(血流感染症)
  7)循環器系感染症
  8)皮膚・軟部組織感染症
  9)骨・関節感染症
  10)腹腔・骨盤腔感染症
  11)手術部位感染(SSI)
  12)抗菌薬関連下痢症
  13)その他(性感染症・輸入感染症)
 6 主な原因菌と第一選択薬
  1)黄色ブドウ球菌
  2)腸球菌
  3)肺炎球菌
  4)インフルエンザ菌
  5)アシネトバクター属
  6)緑膿菌
  7)腸内細菌目細菌
 7 抗菌薬の種類と特徴(抗菌薬の基礎知識)
  1)β-ラクタム系
   1.ペニシリン系
   2.セフェム系
   3.カルバペネム系
   4.ペネム系
   5.モノバクタム系
   6.β-ラクタマーゼ阻害薬配合剤(岡田直人)
   7.シデロフォアセファロスポリン系(岡田直人)
  2)ホスホマイシン系
  3)グリコペプチド系
  4)アミノグリコシド系
  5)マクロライド系
  6)リンコマイシン系
  7)テトラサイクリン系
  8)キノロン系
  9)オキサゾリジノン系
  10)環状リポペプチド系
  11)ポリペプチド系
  12)その他

step 2 抗菌薬適正使用 実践Q&A
 1 抗菌薬(抗微生物薬)と他薬剤の併用で特に注意すべき薬剤や組み合わせを教えてください
 2 複数の抗菌薬の併用が有用な場合や有効な組み合わせを教えてください
 3 抗菌薬の用法・用量が添付文書とガイドライン等で異なる場合,どちらを重視すべきでしょうか?
 4 抗菌薬の有効・無効はどの時点でどのように判断すればよいでしょうか?
 5 注射薬から経口薬に移行可能なタイミングや条件を教えてください
 6 薬剤熱を疑うべき状況や対処法を教えてください
 7 腎機能が低下している患者における用法・用量の調節について教えてください
 8 術後に感染予防目的で経口セフェム系薬が投与されていますが,有効なのでしょうか?
 9 カルバペネム系薬が2週間以上投与されていますが改善がみられません.ASTとしてどのようなアドバイスが妥当でしょうか?
 10 TDM(治療薬物モニタリング)の実施率を上げるための工夫について教えてください
 11 アンチバイオグラム作成や活用の際の注意点を教えてください
 12 デ・エスカレーションを推奨してもあまり受け入れてもらえません.実施率を高める工夫があれば教えてください
 13 院内の分離菌サーベイランスを行う際の注意点と活用の際の工夫を教えてください
 14 血液培養の2セット率はどうすれば高められるでしょうか?
 15 薬剤感受性検査に加えて耐性機序の検査も必要となるのはどのような場合でしょうか?
 16 感染症の治療中にも培養検査は必要でしょうか? 実施するとすればどのタイミングがよいでしょうか?
 17 微生物検査は外注なので検査結果の報告が遅れてしまいます.何か改善できる方法があれば教えてください
 18 看護師が特に注意すべき患者の観察項目を教えてください.また,ASTに伝達すべきなのはどのような場合でしょうか?
 19 臨床検査技師は患者の状況がわかりにくいのですが,検査の実施にあたり特に把握しておくべき患者情報があれば教えてください
 20 AST活動においてAMR対策アクションプランはどのように参考にすればよいのでしょうか?