医療者のためのChatGPT BEYOND**新興医学出版社/松井 健太郎/978-4-88002-942-9/9784880029429**
文献検索、申請書・論文作成、学会発表… ここまでできるのか!
発行 2025年7月
判型:A5変型判 320頁
ISBN 978-4-88002-942-9
【著 者】
松井 健太郎(国立精神・神経医療研究センター病院 臨床検査部)
香田 将英(岡山大学学術研究院医歯薬学域 地域医療共育推進オフィス)
吉田 和生(慶應義塾大学病院 臨床研究推進センター教育研修部門)
あの猫が、あの3人が、さらにアツくなって帰ってきた!
「こんなことまでできるのか!?」がたっぷり詰まった渾身の1冊!
日々、驚異的な進化を遂げている生成AIをただ「なんとなく」使っているだけではもったいない!
前著となる『医療者のためのChatGPT』で大きな話題を集めた著者トリオが再集結し医療者がどう使い、どう活かせばいいのか多くのトピックで示してくれました。
ChatGPTやClaude、Geminiなど、話題の生成AIを徹底的に使い倒して研究活動から日常業務、スキルアップまで幅広く活用できる方法をプロンプト・出力例はもちろん、画面キャプチャなども用いて具体的かつわかりやすく解説しています。
前半ではここ最近の生成AIの進歩を振り返り、大量の文字情報や画像情報処理、音声の入出力、イラストの生成など、より直感的になった新機能の活用法を多数収録。
後半では、医療文献検索、論文執筆、学会発表、科研費申請などに使えるより踏み込んだ実践的なテクニックを詳細に紹介。
研究・論文執筆の過程をガラッと変えることになる驚きの活用法も紹介しています。
さらに、GmailやGoogleドキュメントへGeminiを呼び出す方法やCursorを用いたスライド資料の作成、Difyを用いたシミュレーションボットの作成など生成AI単体では実現しきれない“生成AIのその先”も提示。
明日の業務にすぐに使えるメソッドだけでなく、一歩先を行く活用法のヒントも数多く含まれた内容となっています!
生成AI初心者という方も、かなり使い込んでいるという方にも絶対におすすめの書籍です!
【目 次】
はじめに
プロローグ
①働き方改革時代に生成AIを使う理由
②生成AIの登場と進化の歴史
③基本的なGPTの使い方
④閑話休題:現在の生成AIの限界
⑤使用を避けるべき場面と注意点
第1章 視覚、聴覚、そしてスマホ版を手に入れた生成AI
1-1 画像の内容解説
1-2 PDFの内容解説
1-3 画像内の文字の書き起こし
1-4 生成AIの音声入力
1-5 音声入力とSiriの活用
1-6 スマートフォン上での生成AIの活用法
第2章 画像生成
2-1 ChatGPTで画像生成をしてみよう!
2-2 医療者向けの画像生成活用例
2-3 画像生成の仕組み
2-4 GPT-4oの画像生成で、できるようになったこと
2-5 グラフィカルアブストラクトをGPT-4oで生成する
2-6 画像生成するとき注意すべき、著作権の問題
2-7 その生成した画像やイラスト、自由に使っていいの?
2-8 さいごに
第3章 文献検索に活用できる生成AI
3-1 王道のPubMed
3-2 PubMed検索式GPT
3-3 Perplexity vs Felo vs 生成AI御三家
3-4 Elicit
3-5 Connected papers
3-6 Deep Research
3-7 文献検索に生成AIを使用する場合のまとめと注意点
第4章 論文の執筆
4-1 そもそも論文執筆に生成AIを使ってよいの?
4-2 論文の構成と書く順番
4-3 図表の作成
4-4 Methodsの執筆
4-5 Resultsの執筆
4-6 Introductionの執筆
4-7 Discussionの執筆
4-8 Abstract、タイトルとカバーレター
4-9 引用文献を探して入れさせる
4-10 Revisionでの活用
4-11 英語でのライティングの活用
4-12 論文執筆で使える細かいプロンプトテクニック
4-13 生成AIの書いた英語文章の特徴を知る
第5章 学会発表と研究費申請
5-1 国際学会用の発表原稿
5-2 日本語医学雑誌の原稿作成
5-3 国際学会のトラベルアワード応募書類
5-4 科研費申請
第6章 各種サービスとの連携
6-1 気になる論文を手軽に音声ポッドキャスト化(NotebookLM)
6-2 音声データから議事録を作成する(NotebookLM)
6-3 動画の解説記事を作ってみる
6-4 動画の編集を調整したい(Vrew)
6-5 字幕を動画に埋め込む(Vrew+生成AI)
6-6 文献管理ソフトのサービス連携
6-7 GmailやGoogleドキュメントなどでGeminiを活用したい
6-8 AIエージェントの活用
6-9 診療シミュレーションのAIボットを作成してみる(Dify)
6-10 AI標準搭載エディタを使ってスライドを作成する(Cursor)