せん妄の緩和ケア**青海社/森田 達也/978-4-910548-16-6/9784910548166**

販売価格
3,520円(税込み)
フロントライン緩和ケア

痛みとの合併と身の置き所のなさ
編著
森田 達也
出版社
青海社
分野
癌・腫瘍一般

数量

電子版発売中です。(外部サイトへ移動します)

医書JP 電子版ページへ
医書JPご利用初めての方は、こちら >>>
書籍版 販売期間
2025/09/18~
JANコード
9784910548166
商品コード
9784910548166
発行 2025年9月
判型:B5判 186頁
ISBN 978-4-910548-16-6

せん妄の緩和ケアー 痛みとの合併と身の置き所のなさ

本書では、「せん妄をどうするか」という切り口ではなく、臨床家の出会う切り口として、「痛みを治療しているうちにせん妄もまじってきたら、せん妄も痛みも、総合的にどうするか」「死亡直前に身の置き所のなさがどんどんひどくなる時は、せん妄かどうかは別として、総合的にどうするか」を扱っている。

また、薬物療法にしても基本的な情報も提供しているものの、より具体的で臨床的な課題に対して、ガイドラインどっちつかずな表現では物足りないところを専門家の意見として、「これでどうですか」「これならいいんじゃないですか」と言ってくれるものを目指した。まさに、せん妄の標準化から、はみ出る領域を照らす内容となっている。

【目 次】
まえがき 「せん妄」の標準化から、はみ出る領域を照らす
執筆者一覧

Ⅰ 痛みに合併したせん妄
 1 「痛み+せん妄」の緩和治療─基本的な考え方
 2 「痛み+せん妄」の緩和ケア─専門家の総合的実践
  01 その痛みは「難治性」? ─せん妄が“痛みを修飾”していないかを鑑みる
  02 予測される予後によって、痛み治療とせん妄治療の比重を変える 馬場美華 015
  03 痛みの再評価と鎮痛方法の見直しをする
  04 ペインクリニック的視点で考えてみる
  05 オピオイドを変更する
 3「痛み+せん妄」の緩和ケア─治療のポイント
  01 痛みの評価ツールは何を使うのか
  02 夜間に患者が「痛い」と訴える時にどうするか
  03 治療ゴールをどうするか
  04 せん妄の「なりかけを」をどうキャッチするか
  05 せん妄の患者は痛みを「苦しい」と感じているのか

Ⅱ せん妄と終末期の身の置き所のなさ
 1 終末期の身の置き所のなさと緩和ケア
  01 「身の置き所のなさ」の概念の歴史的変遷
  02 終末期せん妄に対するオーソドックスな緩和ケアの守備範囲と限界
  03 終末期せん妄でみられる身の置き所のなさへのケア
 2 終末期の身の置き所のなさの実践のポイント
  01 せん妄以外に身の置き場のなくなる病態を見逃さない
  02 身の置き所のなさに関与する尿閉と宿便をきちんとアセスメントする
  03 「苦痛の評価」―痛いのか、苦しいのかををしっかりとみる
  04 終末期のせん妄で聞かれる「つじつまの合わない会話」の対応を考える

Ⅲ せん妄に対する薬物療法せん妄に対する薬物療法フロントライン
 1 せん妄に対する抗精神病薬の使い分け
 2 せん妄に対する薬物療法─実践のポイント
  01 どうしても静穏できない強い興奮をどうするか
  02 内服できない時にどうするか
  03 ヒドロキシジンに役割はあるか
  04 ベンゾジアゼピンは本当に使ってはいけないのか
  05 せん妄に対する間欠的鎮静はどう使うか
  06 ハロペリドールの投与量は多すぎるのか
  07 クロルプロマジンの出番はもっとあるか
  08 フェノバルビタールに出番はあるか
  09 頓用指示を「出す際に」何に気をつけるか
  10 頓用指示を「実行する際に」何に気をつけるか
  11 投与方法を標準化してはどうか