小児の疼痛管理**克誠堂出版/川人 伸次/978-4-7719-0620-4/9784771906204**

販売価格
4,950円(税込み)
編著
川人 伸次
出版社
克誠堂出版
分野
麻酔科学・ペインクリニック

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書籍版 販売期間
2025/09/24~
JANコード
9784771906204
商品コード
9784771906204
発行 2025年9月
判型:A5判 208頁
ISBN 978-4-7719-0620-4

監修:川人 伸次
編集:高田 香

痛みが適切に評価・対処されなければ心身の発達に深刻な影響を及ぼす。特に小児においては年齢や発達段階によって痛みの感じ方や表現方法が大きく異なるため、成人医療の縮小版ではなく、年齢や発達段階に応じた専門的かつ繊細な疼痛管理が求められる。新生児から思春期に至るまでの小児の鎮痛管理に関する基礎知識と実践的な対応を網羅的に解説している。

【目 次】
総論
 1.疼痛管理のこれまでと現状
   1)痛みの意義、定義
   2)侵害受容性疼痛、神経障害性疼痛、痛覚変調性疼痛
   3)慢性疼痛の分類
 2.小児の痛みの特徴
   1)痛みの定義の改訂
   2)新生児から乳幼児の痛みの特徴
   3)学童期の痛みの特徴
   4)思春期の痛みの特徴
   5)生涯続く痛み体験
 3.小児の痛みの評価と診断
   1)小児の痛みと評価の原則
   2)小児において正しく痛みを評価するための注意点
   3)理想的な疼痛評価スケール
   4)自己申告スケール
   5)行動学的評価スケール
   6)新生児の痛みの評価法
   7)慢性疼痛の評価
   8)痛みの診断に用いることができる可能性のある客観的指標
   
各論
Ⅰ 急性疼痛

 1.小児の急性疼痛
   1)小児の急性疼痛の特徴
   2)急性疼痛の予防
   3)急性疼痛の評価
   4)急性疼痛の治療とケア
   5)急性疼痛の今後
 2.術後痛のメカニズム
   1)術後痛の定義・特徴
   2)術後痛の機序
 3.術後痛における IV-PCA
   1)小児における適応と使用基準
   2)疼痛評価
   3)使用薬物:オピオイド
   4)薬物の選択と用量設定
   5)モニタリング項目
   6)主な副作用とその対応
   7)その他の問題点
   8)PCA by proxy(代理人による PCA)
   9)教育と運用
 4.神経ブロック
   1)神経ブロックに伴う合併症
   2)腹直筋鞘ブロック
   3)仙骨硬膜外ブロック
   4)膝窩部坐骨神経ブロック
   5)傍脊椎ブロック(PVB)
 5.新生児・乳児・幼児の疼痛管理
   1)痛みの評価
   2)疼痛管理
 6.精神面の配慮
   1)手術後の痛み
   2)手術後の行動異常
   3)遷延性術後痛への移行
   4)新生児期の処置の痛み
   
Ⅱ 慢性疼痛
 1.小児の慢性疼痛
   1)小児の痛みの捉え方の歴史
   2)こども基本法に基づく医療行為に伴う苦痛緩和の必要性
   3)ペインクリニックにおける小児の痛み対応
   4)小児の頭痛と線維筋痛症
   5)小児の痛みと成人の痛みのつながり
   6)小児の慢性疼痛の現状
 2.小児の集学的痛み治療
   1)小児の集学的痛み治療の概要
   2)小児の集学的痛み治療と多職種連携
   3)主な疾患別の神経ブロック
 3.薬物療法
   1)非オピオイド鎮痛薬
   2)オピオイド鎮痛薬
 4.理学療法・リハビリテーション
   1)小児慢性疼痛の実態
   2)リハビリテーションで重要となる小児慢性疼痛の病態
   3)小児慢性疼痛に対するリハビリテーション
   4)疼痛リハビリテーションにおける運動処方の実際
   5)教育的アプローチを併用した運動療法
 5.認知行動療法
   1)心理療法の役割
   2)認知行動療法(CBT)
   3)その他
 6.くり返す痛みと発達障害・不登校
   1)小児と痛み
   2)くり返す痛みの理解と対応
   
Ⅲ がん性疼痛
 1.小児の緩和ケア
   1)発達レベルごとの痛みの表現
   2)発達段階に応じた痛みの評価
   3)痛みの原因と病態を考えた評価
   4)小児がんサバイバーの慢性疼痛への対応
   5)多職種での集学的治療の必要性
 2.小児がん性疼痛の治療
   1)小児がん性疼痛を分類する
   2)小児がん性疼痛の治療
   
Ⅳ その他
 1.検査・処置での鎮静・鎮痛
   1)準備・評価
   2)リカバリー
   3)代表的な鎮静薬・鎮痛薬
   4)検査・処置
 2.集中治療室での鎮静・鎮痛
   1)鎮静度、痛みの評価
   2)集中治療室で小児に使用される代表的な鎮静薬
   3)集中治療室で小児に使用される代表的な鎮痛薬
   4)集中治療室での鎮静・鎮痛の実際
 3.看護のポイント
   1)痛みについて小児と話す時のポイント
   2)痛みについて親と話す時のポイント
   3)薬物療法時のケア
   4)薬物以外の方法によるケア
   5)痛みの種類別のケア