イラストによる安全な動作介助のてびき 第4版**医歯薬出版/飛松 好子/978-4-263-26701-1/9784263267011**
発行 2026年2月
判型:A4判 152頁
ISBN 978-4-263-26701-1
編著:飛松 好子
著:岩﨑 洋 / 吉田 由美子 / 井上 美紀 / 明﨑 禎輝
豊富なイラストで安全・快適な移動介助がよくわかる!定評あるマニュアルが最新の知見により全面改訂!
●移動の際の介助に重点を置き,対象者の身体能力に留意し,安全を考慮した方法を多数のわかりやすいイラストを用いて具体的に解説.
●現代にマッチした道具,介助用具を最大限利用し,日常ですぐ役立つ技術や介助法を中心に紹介した実践的な内容.
●改訂第4版では,旧版までの記載を踏襲しつつ補充すべき内容を追加した.
【目 次】
第4版出版に寄せて
第3版出版に寄せて
第2版出版に寄せて
出版に寄せて
第1章 移動介助の基礎知識と注意点
1 総論:ヒトの動き
(1)運動を表すための基本肢位
(2)身体の面と運動
1 姿勢
(3)代表的な姿勢
2 体位変換
(4)体位変換…椅子座位からの立ち上がり例
3 移動
2 介助の対象者の特性と留意点
1 安静臥床の影響
1─褥瘡
(1)褥瘡のできやすい部位
2─関節拘縮
(2)拘縮をきたしやすい関節
3─沈下性肺炎
2 安静臥床と廃用
(3)負の連関
3 体位変換と離床,移動の重要性
(4)体位変換による拘縮の予防
4 体位変換に介助を要する対象者の特性
1─高齢者
2─意識障害
3─重篤な疾患
4─麻痺
(5)障害部位の表し方
5 移動に介助を要する対象者の特性
1─麻痺
2─低体力者
3─下肢運動障害
4─認知機能の低下
6 介助される対象者の評価
第2章 安全な介助
1 基本的な考え方
1 他動運動から自動運動へ
2 介助の量と部位について
3 対象者に安心感を与える
2 介助について
1 介助の環境
2 介助のための姿勢と位置
3 介助のための対象者の支え方
1 背部の保持
2 腋窩の保持
3 手掌の保持
4 骨盤の保持
5 膝の固定
6 下肢の保持
第3章 障害別介助の特徴と留意点
1 脳血管障害と脳外傷(片麻痺・四肢麻痺)
1 運動障害
2 感覚障害
3 高次脳機能障害
2 脊髄損傷(対麻痺・四肢麻痺)
1 運動障害
2 感覚障害
3 膀胱直腸障害
4 自律神経障害
5 中心性頚髄損傷
6 合併症
3 障害のある子ども
(1)ウェルニッケマン肢位
(2)後弓反張
(3)バギー 車椅子手押し型
(4)座位保持装置
4 加齢による移動障害
1 フレイル
2 ロコモ
1─運動器の非特異的衰え
(1)ロコモの進行と要介護化
2─運動器の加齢性変化によって生じる身体機能の低下
3─運動器の加齢性変化と身体機能の低下によって生じる生活機能への影響
3 高齢者の移動介助
(2)高齢者の脊柱変形と姿勢分類
5 大腿骨近位部骨折
(1)大腿骨近位部骨折
(2)大腿骨近位部骨折の手術法
1 大腿骨近位部骨折の移動介助の留意点
第4章 移動介助の実際
1 臥位のとらせ方
1 臥位の種類と特徴
2 背臥位(仰向け・仰臥位)のとらせ方
3 腹臥位(うつ伏せ・腹這い)のとらせ方
4 側臥位(横向き)のとらせ方
2 ベッド上臥位での移動のさせ方
1 臥位での移動と介助とは
2 臥位での移動のさせ方
(1)左片麻痺─部分介助
(2)左片麻痺─全介助
(3)四肢麻痺・その他─部分介助(1)
(4)四肢麻痺・その他─部分介助(2)
(5)四肢麻痺・その他─全介助
(6)四肢麻痺─2人で全介助
(7)四肢麻痺─2人で全介助(別法)
3 寝返りのさせ方
1 寝返りの種類,必要性,必要な身体条件
(1)正常な動作─背臥位から腹臥位への寝返り
2 背臥位(仰向け)から腹臥位(うつ伏せ)への寝返りのさせ方
(1)全介助
(2)部分介助
4 起き上がりのさせ方
1 起き上がった姿勢の種類(長座位,椅子座位),必要な身体条件
1─長座位
(1)ハムストリングスが短縮している対象者の長座位
(2)ベッド上の長座位
2─椅子座位
(3)椅子座位のとらせ方
2 背臥位から長座位への起き上がり(右側から)
3 起き上がりと下肢装具装着(左片麻痺)
4 起き上がり・別法(左片麻痺)
5 座位
1 座位の重要性
2 座位保持が困難な理由
3 臥位から座位への起き上がりでの注意点
4 座位の保持
6 座位での移動
1 長座位での移動
(1)四肢麻痺の後方移動─全介助
(2)左片麻痺の前方移動─部分介助
(3)左片麻痺の後方移動─部分介助
7 座位からの立ち上がらせ方
(1)椅子座位からの立ち上がり─部分介助
(2)長座位からの立ち上がり─片麻痺・部分介助
8 立位保持のさせ方
1 立位保持に必要な身体条件(筋活動,関節の固定,感覚)
2 立位保持のさせ方
(1)部分介助
(2)全介助
9 トランスファー(移乗)(吉田由美子・岩﨑 洋・井上美紀・明﨑禎輝)
1 車椅子→ベッド
(1)左片麻痺─部分介助
2 車椅子←→ベッド
1─リフト
(1)床面走行式リフト
(2)据え置き式リフト
(3)ベッド固定式リフト
(4)浴室用リフト
(5)床面走行式リフトの各部の名称
2─スリング
(6)ハイバック式
(7)ローバック式
(8)スリングシートとヘッドサポートを併せて使用する例
3─床面走行式リフトを使用しての移乗
3 ベッド→車椅子(電動)
(1)背臥位で脚分離型スリングを装着─全介助
(2)背臥位でベルト式スリングを使用─全介助
4 床→車椅子
(1)左片麻痺─部分介助
(2)四肢麻痺─全介助(2人で行う:できるだけ,リフトを使用しましょう)
(3)四肢麻痺─全介助(リフト使用)
5 車椅子→床
(1)四肢麻痺─全介助
6 車椅子←→便器(洋式便器)
1─車椅子→便器
(1)左片麻痺─部分介助
2─便器→車椅子
(2)左片麻痺─部分介助
7 車椅子←→自動車
1─自動車の助手席に座らせること
2─車椅子←→自動車(福祉車両)
(1)乗降補助装置付車(自動車座席に乗り込む方法)
(2)車椅子仕様車(車椅子のまま乗り込む方法)
3─車椅子→助手席・セカンドシート
4─助手席・セカンドシート→車椅子
5─立位→助手席
(3)左片麻痺─部分介助
6─助手席→立位
(4)左片麻痺─部分介助
8 お風呂(シャワー椅子またはキャリー)
1─浴槽に入る
(1)左片麻痺─部分介助
2─浴槽から出る
(2)左片麻痺─部分介助
3─シャワーキャリーの使用
(3)四肢麻痺・その他─全介助
4─シャワーキャリーからリフト
(4)四肢麻痺・その他─全介助
10 歩行介助
1 片側杖使用の場合
2 両側杖使用の場合
1─両側杖使用の歩行パターン
(1)4点歩行(四肢交互型)
(2)2点歩行
(3)小振り歩行
(4)大振り歩行
3 歩行器使用の場合
1─歩行器の種類
2─歩行器・歩行車の歩行パターン
3─固定型歩行器での段差昇降
(1)昇る時
(2)降りる時
4─ブレーキ付き歩行車での段差昇降
(3)昇る時
(4)降りる時
4 杖・歩行器を使用しない場合
1─前方から行う歩行介助の方法
(1)前方から行う歩行介助
2─手の握り方
3─側方から行う歩行介助の方法
(2)側方から行う歩行介助
11 階段昇降の介助
1 階段昇降でのポイント
2 手すりを使用する場合
(1)杖側に手すりがある場合の昇り
(2)杖側に手すりがある場合の降り
(3)杖側に手すりがない場合の昇り(横向き)
(4)杖側に手すりがない場合の降り(後ろ向き)
3 片側杖を使用する場合
(1)片側杖使用の昇り
(2)片側杖使用の降り
12 車椅子の操作および介助
1 車椅子の構造と名称
(1)車椅子の構造と名称
2 車椅子で事故につながる動作
3 車椅子の開閉方法
(1)車椅子の閉じ方
(2)車椅子の開き方
13 屋外,悪路での車椅子の介助
1─平地走行
2─坂道,スロープ
3─段差を昇る
(1)段差を昇る
4─段差を降りる
(2)段差を降りる
5─溝越え
(3)溝越え
6─砂利道,踏切
7─エレベーター
8─エスカレーター
14 車椅子の利用
1 手動車椅子
1─選択方法
(1)座位能力に応じたクッションと車椅子の選択方法
2─種類
(2)普通型
(3)リクライニング式普通型
(4)リクライニング式(大車輪の大きさの違い)
(5)ティルト・リクライニング式手押し型
3─選択手順
4─操作方法
(6)まっすぐ漕ぐ
(7)曲がる
(8)その場で回転
(9)床の物を拾う
(10)段差
(11)坂道
5─介助者に必要な知識
(12)リクライニング式とティルト式の圧変化
(13)クッションの種類(材質)
(14)除圧・減圧方法
(15)自己にて行う車椅子上の減圧動作
2 電動車椅子
1─目的
2─種類
(1)普通型
(2)手動兼用型A・B
(3)電動ティルト・リクライニング式普通型
3─操作方法とコントローラ
(4)コントローラ
4─介助者に必要な知識
(5)クラッチの操作方法
3 手動車椅子・電動車椅子の事故事例
15 歩行補助具の使い方
1 杖
1─杖の合わせ方
(1)ステッキ
(2)T字杖
(3)多脚杖
(4)杖の長さの決定方法
2 クラッチ
1─ロフストランドクラッチ
(5)ロフストランドクラッチ
2─松葉杖
(6)松葉杖
3─クラッチの合わせ方
付録
主な機器
トイレ関連機器
介護用ベッド
免荷式歩行器