看護管理学習テキスト 1 保健医療福祉制度・政策論 第4版 2026年版**日本看護協会出版会/増野 園惠/978-4-8180-2971-2/9784818029712**

販売価格
3,520円(税込み)
編著
井部 俊子
出版社
日本看護協会出版会
分野
看護管理

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書籍版 販売期間
2026/02/04~2026/12/31
JANコード
9784818029712
商品コード
9784818029712
発行 2026年2月
判型:B5判 244頁
ISBN 978-4-8180-2971-2

監修:井部 俊子 / 秋山 智弥
編集:増野 園惠

社会保障制度や保健医療福祉制度の変遷のほか、新たにグローバルヘルス政策とその展望を詳述!

わが国の社会保障制度や保健医療福祉制度の変遷、政策の動向をふまえ、地域のヘルスケアサービスに貢献するために必要な自施設の機能・役割と多組織との連携、看護管理者の役割等のほか、グローバルヘルス政策とその展望等について詳述しています。

【目 次】
第1章 社会保障の概念 
  概要 わが国の社会保障
  論点1 社会保障制度の軌跡
   1 わが国の社会保障制度の軌跡
    1)戦前の発展
    2)戦後の再建・再構築
   2 社会保障の規模と構成 社会保障給付費
  論点2 これからの社会保障制度のビジョン
   1 国際比較
   2 21世紀福祉ビジョン
   3 社会保障の将来像の選択
   4 医療・介護の将来像(医療・介護に係る長期推計等)
   5 地域医療構想の策定
   6 新たな地域医療構想の検討
  論点3 社会保障と資源
   1 社会保障の財源
   2 社会保障のマンパワー
   3 国と地方の役割分担
   4 公民の役割分担
  討論 社会保障と国民生活の関係について
  
第2章 保健医療福祉制度
  概要 保健医療福祉制度とは
  論点1 保健医療福祉制度の理解
   1 保健医療福祉分野の制度概要
   2 法と法体系の実践的な理解
  論点2 医療分野に関連する法制度
   1 医療保険制度
    1)医療保険制度の歴史
    2)医療保険制度の特徴
    3)医療保険制度の種類
    4)給付の割合
   2 診療報酬
    1)診療報酬の体系
    2)診療報酬の性格
    3)診療報酬の改定
    4)診療報酬改定の手順
    5)診療報酬に関する文書
   3 医療提供体制
    1)病院
    2)診療所
   4 医療福祉関係職種
   5 疾病ごとの対策
    1)がん
    2)認知症
    3)循環器疾患
    4)感染症
    5)難病
  論点3 介護分野に関連する法制度
   1 介護保険制度
    1)介護保険制度の理念
    2)介護保険の負担と受給資格
   2 介護保険制度の給付
    1)予防給付と介護給付
    2)支給限度額
    3)介護保険の給付の対象となるサービス
   3 介護報酬
   4 医療保険にない介護保険の特徴
    1)フリーアクセスの制限
    2)区分支給限度額方式
    3)ケアマネジメント
    4)保険者の大きな裁量
   5 介護保険事業計画
  論点4 福祉分野に関連する法制度
   1 社会福祉法
   2 児童福祉・子育て支援
    1)児童福祉法
    2)こども基本法
   3 ひとり親家庭への支援
    1)母子及び父子並びに寡婦福祉法
    2)児童扶養手当法
   4 高齢者福祉
    1)老人福祉法
    2)高齢社会対策基本法
   5 障害者福祉
    1)障害者基本法
    2)障害者総合支援法
    3)身体障害者福祉法
    4)知的障害者福祉法
    5)精神保健及び精神障害者福祉に関する法律
    6)発達障害者支援法
    7)障害者の雇用の促進等に関する法律
  論点5 保健分野に関連する法制度
   1 地域保健
   2 健康増進
   3 母子保健
    1)母子保健法
    2)子ども・子育て支援法
   4 感染症対策
  論点6 地域包括ケアシステム/共生社会
   1 地域包括ケアシステム
   2 共生社会の実現
  討論 保健医療福祉制度が職場にもたらす影響
  
第3章 保健医療福祉政策 
  概要 保健医療福祉政策の推移
  論点1 医療分野の政策
   1 医療保険制度の動き
    1)国民皆保険の達成、老人医療費無料化
    2)高齢者の自己負担の再導入
    3)介護保険制度の創設
    4)後期高齢者医療制度の導入
   2 医療法改正の軌跡
    1)第1次医療法改正
    2)第2次医療法改正
    3)第3次医療法改正
    4)第4次医療法改正
    5)第5次医療法改正
    6)第6次医療法改正
    7)2015年医療法改正
    8)2018年医療法改正
    9)2024年医療法改正
    10)2026年医療法改正
   3 医療計画の策定
   4 働き方の改革
    1)終戦直後の労働法制の整備
    2)高度成長とその終焉
    3)働き手の意識の変化
    4)看護職員不足への対応
    5)働き方改革推進法の成立
    6)ワーク・ライフ・バランスの進展
    7)医師の働き方改革
  論点2 介護分野の政策
   1 介護保険サービスの推移
   2 介護保険制度改正の軌跡
    1)2006年介護保険法改正
    2)2009年介護保険法改正
    3)2012年介護保険法改正
    4)2015年介護保険法改正
    5)2018年介護保険法改正
    6)2021年介護保険法改正
    7)2024年介護保険法改正
  論点3 福祉分野の政策
   1 高齢者福祉政策の動向
    1)世界に先駆けた高齢者福祉制度の始まり
    2)高齢社会を意識した施策見直し
    3)保護から自立支援へ
    4)地域包括ケアシステムの始まり
   2 障害者福祉政策の動向
    1)支援費制度の始まり
   3 児童福祉政策・少子化対策の動向
    1)高度成長と児童福祉の始まり
    2)少子化対策の色彩を帯びる
    3)子ども・子育て支援新制度とこども家庭庁
   4 重層的支援体制の始まり
  論点4 保健分野の政策
   1 感染症対策から始まる健康政策
   2 戦時体制下での体力向上施策
   3 戦後すぐの急性感染症対策の実施と成人病対策の始まり
   4 成人病から生活習慣病へ
   5 健康日本21の始まり
  論点5 保健医療分野の情報化推進に関する政策
   1 保健医療分野における情報化の取り組み
    1)歴史的背景
    2)個人情報の保護と利活用
    3)電子カルテ情報の共有・標準化
    4)遠隔医療(オンライン診療)
    5)AI診断支援システムの導入
    6)ロボットの開発
    7)サイバーセキュリティ対策
   2 情報化推進をふまえた看護管理
    1)電子カルテの導入・更新
    2)個人情報保護と情報セキュリティ
    3)人工知能(AI)の活用
    4)患者の支援
  討論 サービス構造の変化を受けて、看護現場はどのように変わるべきか
  
第4章 看護政策
  概要  看護政策の形成と看護職の役割―看護政策をどう理解し、どうかかわるか―
  論点1 看護関連法令に基づく政策
   1 保健師助産師看護師法
    1)法律の概要
    2)法改正の変遷
    3)近年の法改正と政策的背景
   2 看護師等の人材確保の促進に関する法律
    1)法律の概要
    2)看護師等の確保を促進するための措置に関する基本的な指針
   3 看護関連法令の今後の展望
  論点2 看護政策の決定過程
   1 内閣による法律案の提案
    1)厚生労働省関係の審議会等
    2)審議会等への看護者の参加状況
   2 国会議員による法律案の提案
   3 ロビー活動
    1)対面的アプローチ
    2)陳情活動
    3)政治資金集め
    4)看護職の社会的役割に関するアピール
   4 看護専門職の政策変革活動(アドボカシー)
   5 職能団体の政治参加
    1)日本看護連盟の創設
    2)看護者の政治参加意識の高揚
  論点3 看護政策決定過程への参画例
   1 卒後臨床研修の「努力義務化」の実現
    1)制度化に向けた政策提言から法改正へのプロセス
    2)政策決定にかかわる登場人物「政治的アクター」とその働き
    3)卒後臨床研修制度化による成果と課題
   2 「特定行為に係る看護師の研修制度」の創設
    1)総理大臣の提案から始まった議論
    2)看護師は「チーム医療のキーパーソン」
    3)政策課題は複雑な利害関係を伴う
    4)政策の実現には「根回し」が不可欠
    5)今後の展望と課題
  論点4 政策に影響を与える諸団体の活動
   1 日本看護協会
    1)日本看護協会設立の経緯
    2)日本看護協会の概要
    3)日本看護協会の主な活動
    4)看護の将来ビジョン2040~いのち・暮らし・尊厳をまもり支える看護~
    5)看護政策の提言と実現への活動
   2 日本学術会議における看護学分野の活動
    1)日本学術会議の設立理念と目的、役割
    2)日本学術会議における看護学分野の活動
    3)科学的アカデミーとしての科学的助言の発出・検証・評価
    4)日本学術会議における看護学が果たす役割・意義
   3 看護系学会等社会保険連合
    1)設立の経緯と目的
    2)組織と活動
    3)報酬改定の実際
    4)今後の課題
   4 日本看護系学会協議会
    1)日本看護系学会協議会の目的
    2)JANAの活動
    3)JANAの今後の課題
   5 日本看護系大学協議会
    1)設立の経緯と目的
    2)取り組んでいる活動
  論点5 看護教育に関する政策
   1 看護教育の概要
    1)看護教育の制度的位置づけ
    2)教育課程
   2 看護教育に関する制度等の変遷
    1)看護教育に関する保助看法改正
    2)教育内容等の見直しと政策的背景
   3 看護教育に係る課題と展望
  討論 看護政策と自らの実践をどう結びつけるか
  
第5章 グローバルヘルス政策と看護
  概要  グローバルヘルス政策とは
  論点1 地球規模でのヘルスケア課題
   1 伝統的国際保健課題とミレニアム開発目標(MDGs)
   2 平均寿命の延伸と世界全体の高齢化(Global ageing)
   3 社会のグローバル化と感染症対策、COVID-19が世界にもたらした変化
   4 人獣共通感染症、薬剤耐性の世界的拡大とワンヘルス
   5 地球環境、文明活動と健康 プラネタリーヘルス、災害対策と健康危機管理
   6 ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(Universal Health Coverage;UHC)と
  持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals;SDGs)
  論点2 グローバルヘルス政策に係る組織
   1 世界保健機関(World Health Organization;WHO)
    1)組織概要
    2)活動
   2 国際看護師協会(International Council of Nurses;ICN)
    1)組織概要
    2)活動
   3 国際助産師連盟(International Confederation of Midwives;ICM)
    1)組織概要
    2)活動
   4 その他(国連、WB、G7など)
    1)国際連合(United Nation;UN)
    2)世界銀行(World Bank;WB)
    3)G7サミット(主要国首脳会議)
  論点3 ヘルスケア分野に係るグローバル目標・戦略
   1 グローバルヘルスを巡る世界の動向
    1)インターナショナルヘルスからグローバルヘルス、そしてプラネタリーヘルスへ
    2)グローバル政策
   2 看護と助産のグローバル戦略の方向性2021?2025
     (Global Strategic Directions for Nursing and Midwifery 2021?2025;SDNM)
  討論 すべての人がグローバルヘルスの実践者