最新臨床工学講座 生体機能代行技術学 呼吸療法装置**医歯薬出版/日本臨床工学技士教育施設協議会/978-4-263-73473-5/9784263734735**
発行 2026年2月
判型:B5判 280頁
ISBN 978-4-263-73473-5
監修:日本臨床工学技士教育施設協議会
編:廣瀬 稔 / 工藤 元嗣
講義から国試対策まで幅広く役立つ定番テキストがリニューアル!
●全国の教育施設で用いられている定本テキスト「臨床工学講座」シリーズが,新たに「最新 臨床工学講座」シリーズとしてリニューアル!
●日本臨床工学技士教育施設協議会監修.
●「令和8年版臨床工学技士国家試験出題基準」を網羅.
●重複していた内容を整理するとともに,学びやすい章立てとなるよう再構成.
●「現行制度の下で実施可能な範囲におけるタスク・シフト/シェアの推進について」に基づき,臨床工学技士が行える業務について解説を追加.
●紙面構成を工夫し,見やすい・わかりやすいテキストとして内容を刷新.
【目 次】
「最新臨床工学講座」の刊行にあたって
序
第1章 呼吸療法とは
1 呼吸療法総論
1.呼吸の目的
2.呼吸療法とは
3.呼吸療法における臨床工学技士の役割
4.呼吸療法の心得
5.呼吸療法の歴史
2 呼吸療法で用いられる記号と略号
1.記号の表現方法
2.記号・略号と基準値
3 呼吸療法に必要な呼吸器の解剖生理
1.呼吸器の構造
2.呼吸機能(呼吸の調節)
第2章 呼吸機能検査
1 肺機能のおもな検査とその解釈
1.気体量の表示法
2.スパイロメトリと肺気量分画
3.努力肺活量とフローボリューム曲線
4.換気障害の分類
5.抵抗
6.肺コンプライアンス
7.呼気一酸化窒素濃度(FeNO)
2 血液ガス分析データの解釈
1.血液ガスの測定意義
2.血液ガスとガス交換障害(血液ガス分析結果の読み方)
3.pHと酸塩基調節
4.測定上の注意
3 胸部画像の基礎(読影法)
1.胸部X線写真の標準所見
2.胸部X線写真の異常所見
3.胸部CT
第3章 呼吸不全の病態生理
1 呼吸不全の定義と診断
1.呼吸と呼吸不全
2.診断基準
3.内呼吸と呼吸不全
2 呼吸不全の原因と病態
1.肺胞気ガス組成と換気血流比
2.換気血流比不均等分布
3.A-aDO2(肺胞気-動脈血酸素分圧較差)
4.病態生理からみた呼吸不全の原因
5.呼吸不全発症に関係する要因
6.酸素運搬障害と組織の低酸素
3 呼吸不全を呈するおもな疾患
1.ARDS
2.急性肺血栓塞栓症
3.気管支喘息
4.慢性閉塞性肺疾患(COPD)
5.間質性肺疾患
6.心不全(左心不全)
7.神経疾患と筋疾患
第4章 酸素療法
1 酸素療法
1.酸素療法とは
2.酸素療法の分類と用いられるデバイスの特徴
3.酸素療法に関連するガスの供給源
4.酸素療法技術
5.安全管理(酸素療法における注意点)
2 高気圧酸素治療
1.高気圧酸素治療とは
2.高気圧酸素治療の原理とその効果
3.高気圧酸素治療装置
4.高気圧酸素治療の適応
3 高気圧酸素治療の実際
1.高気圧酸素治療の安全管理
2.高気圧酸素治療の治療条件
3.臨床工学技士の役割(日本高気圧潜水医学会高気圧酸素治療の安全基準より)
第5章 給湿療法(加温・加湿),吸入療法
1 給湿療法(加温・加湿)
1.給湿療法とは
2.至適な加温加湿
3.給湿療法装置(加湿器)の構造と原理
4.安全管理
2 吸入療法
1.吸入療法とは
2.吸入療法装置の構造と原理
3.吸入療法に用いられるおもな薬剤
4.吸入療法の実施・管理
5.安全管理
第6章 人工呼吸療法の実際
1 人工呼吸療法
1.人工呼吸とは
2.人工呼吸器の基本原理
3.人工呼吸器が及ぼす生体への影響
4.人工呼吸器の基本構造
5.人工呼吸器の換気方法
6.各種の換気モード
7.人工呼吸の開始基準
8.人工呼吸器の操作
9.人工呼吸器からの離脱(ウィーニング)
2 人工呼吸器の保守点検とトラブル対策
1.人工呼吸器の保守点検
2.人工呼吸器の警報の原因と対策
3.用手換気装置
3 人工呼吸器装着中の患者管理のポイント
1.身体的機能の低下予防
2.精神的ストレスとせん妄の予防
3.感染予防と安全管理
4.認知機能低下の予防
第7章 呼吸管理で用いられるモニタ
1 パルスオキシメータ
1.使用目的
2.測定原理
3.測定上の留意点
2 カプノメータ
1.使用目的
2.測定原理
3.カプノグラム
4.測定上の留意点
3 換気力学モニタ
1.圧力と流量のモニタ
2.基本的なグラフィック表示
3.病態変化に伴うグラフィックの見方
4.呼吸仕事量
5.その他のモニタ
第8章 麻酔器の構造と保守
1 麻酔器とは
1.麻酔器の役割と臨床工学技士のかかわり
2 麻酔器の構造と役割
1.基本構造(本体,回路構成)
2.安全装置の種類と役割
3 麻酔器の動作原理
1.ガス供給システムと呼吸ガスの流れ
2.換気モード
4 麻酔器の管理
第9章 在宅医療
1 在宅酸素療法(HOT)
1.HOTとは
2.HOTの適応
3.HOTの実際
2 在宅人工呼吸療法(HMV)
1.HMVとは
2.HMVの適応
3.HMVの実際
4.在宅医療チームの構築
5.退院と在宅移行
3 睡眠時呼吸障害と人工呼吸
1.睡眠時無呼吸症候群とは
2.SASの原因
3.SASの症状
4.SASの診断
5.SASの治療
6.auto-CPAP装置
7.SASと臨床工学技士
第10章 特殊な呼吸管理
1 新生児・乳幼児の呼吸管理のための基礎
1.呼吸器系の解剖学的・生理学的特徴
2.新生児期に特有の呼吸器疾患と合併症
3.呼吸管理中の血液ガス目標値
4.人工呼吸療法
5.nasal CPAP
6.一酸化窒素吸入療法
付録
1 呼吸療法に用いられる法則・計算式
2 呼吸管理に関連する医療機器の基準・規格の要点
3 医療ガスに関連する主な法令・通知・規格の要点
4 医療ガスと医療ガス設備の概略
5 呼吸療法に関連する略語一覧
6 臨床工学技士国家試験出題基準(生体機能代行装置学)