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オーラルフィジシャンが実践する メディカルトリートメントモデル**医歯薬出版/日本オーラルフィジシャンフォー/978-4-263-44775-8/9784263447758**

販売価格
19,800円(税込み)
KEEP28のための予防歯科
編著
日本オーラルフィジシャンフォーラム
出版社
医歯薬出版
分野
歯科学 一般

数量

特集
新刊
販売期間
2026/05/29~
商品コード
9784263447758
発行 2026年5月
判型:A4判変 264頁
ISBN 978-4-263-44775-8

メディカルトリートメントモデルで守る・つくる! ライフサイクルを通じたオーラルヘルス

●熊谷 崇先生が提唱した,個々の患者の口腔の問題を考え,把握し介入するメディカルトリートメントモデル(MTM).

●メディカルトリートメントモデルに基づいた歯科医療では,患者の主訴に対して単に治療を行えばよいのではなく,エラーを起こさない口腔環境をつくりながら介入するという,診療体系となります.

●本書ではメディカルトリートメントモデルの概念,診療を進める際の考え方,初診時評価,治療介入,主訴・急性症状対応の考え方等を,症例を掲げながら提示します.

【目 次】
序文
人生100年時代に向けて 8020から「KEEP28」へ

CHAPTER 0 広がれ! オーラルフィジシャンのビジョン
 SECTION 01 はじめに
  1.生涯を見据えた歯科医療―高まる需要,追いつかない供給
  2.診療室の断捨離
   1)日吉歯科での転帰
   2)患者と向き合う診療を行うために
 SECTION 02 歯科医療の問題点
  1.健全歯28本を残すという高い壁
  2.歯を失う口腔内の特徴
 SECTION 03 なぜ歯科にかかりながら口腔の健康が損なわれるのか
  1.三つの受診行動
  2.医療提供側の構造
  3.社会・患者・医療者の意識の問題
   1)問題が起こってから対処しようとする
   2)行動科学的考察
   3)歯科受診時の意思決定デバイス
 SECTION 04 オーラルフィジシャンとは何か,メディカルトリートメントモデル(MTM)とは何か
  1.オーラルフィジシャンについて
  2.MTM―治療モデルから医療モデルへ
 SECTION 05 三つのケースから考えるMTMという診療プロセス
  1.「いつ何をすべきだったのか」という視点
  2.よい歯科医師の条件
  3.知ることが出発点
 SECTION 06 問いの構造
  1.患者とともに立てる問い
  2.歯科医師としての問いの軸
 SECTION 07 予防歯科の魅力

CHAPTER 1 メディカルトリートメントモデルの基本を理解しよう!
 SECTION 01 メディカルトリートメントモデル(MTM)とは
  1.はじめに
  2.MTMとは
 SECTION 02 MTMの基本要素
  1.動的治療と静的治療
 SECTION 03 電話および応急処置
  1.緊急度の高い主訴への対応
  2.緊急度の低い主訴への対応
  3.緊急度が中等度の主訴への対応
 SECTION 04 初診検査
  1.はじめに
  2.口腔内写真
  3.顔貌写真
  4.デンタルX線写真
  5.歯周組織検査
  6.唾液検査
  7.食事記録
  8.問診(票)
  9.資料の管理
 SECTION 05 結果説明1
  1.はじめに
  2.口腔内を知るための知識を付ける
  3.資料提供
  4.治療計画相談の時期
 SECTION 06 初期治療
  1.はじめに
  2.カリオロジー教育
  3.ペリオドントロジー教育
  4.バイオフィルムの確認と除去
  5.患者個人のリスクに関する教育
  6.ホームケアを含む生活習慣指導
  7.活動性う蝕の管理
  8.歯周基本治療(SC,SRP)
 SECTION 07 再評価1
  1.はじめに
  2.再評価1時の各種検査
   1)歯周精密検査
   2)口腔内写真
   3)デンタルX線写真
   4)唾液検査
   5)生活習慣の確認
   6)治療への移行に関して
   7)IKEA効果
 SECTION 08 治療
  1.はじめに
  2.治療計画相談
  3.EBMの実践
  4.専門医との連携
 SECTION 09 再評価2
  1.はじめに
  2.予後判定
 SECTION 10 結果説明2
  1.はじめに
  2.変化を伝える
  3.自己効力感の強化
  4.予後が不安定な歯についての共有
  5.情報提供
 SECTION 11 サポーティブオーラルセラピー(SOT:supportive oral therapy)
  1.はじめに
  2.メインテナンス移行基準
  3.メインテナンス間隔
 SECTION 12 メインテナンス
  1.はじめに
  2.メインテナンスプログラム
  3.メインテナンス中の再指導
  4.セルフケアとプロフェッショナルケア
  5.生活背景の聞き取り
  6.年齢に応じたリスク
  7.メインテナンス中の検査について
  8.検査結果の説明

CHAPTER 2 U20のメディカルトリートメントモデルを理解しよう
 SECTION 01 メディカルトリートメントモデル(MTM)の理念
  1.生涯にわたる口腔衛生の維持を,小児期に考える
 SECTION 02 MTMの流れと目標
  1.MTMの流れ
  2.MTMの目標
  3.う蝕のリスクアセスメント
  4.歯周病のリスクアセスメント
  5.不正咬合のリスクアセスメント
 SECTION 03 解決策としてのMTMと年代別の目標
  1.はじめに
  2.U20のMTM全体像
  3.U20MTMの各ステージ解説
   1)初診検査
   2)説明1
   3)治療
   4)説明2
   5)メインテナンス
 SECTION 04 年代別の目標
  1.出産前《妊娠期》
   1)目標
   2)初診・検査
  2.0~2歳《乳歯萌出期》
   1)目標
   2)初診検査と説明
  3.3~5歳《乳歯列完成期》
   1)目標
   2)初診検査と説明
   3)治療
  4.6~11歳《混合歯列期》
   1)目標
   2)初診検査と説明
   3)治療
  5.12~18歳《永久歯列完成期》
   1)目標
   2)初診検査と説明
   3)治療
  6.18~20歳《永久歯列期》
   1)目標
   2)初診検査と説明
   3)第三大臼歯の管理
 SECTION 05 まとめ

CHAPTER 3 手早く正確に! 基本的な検査
 SECTION 01 口腔内写真撮影のポイント
  1.はじめに
  2.規格性のある口腔内写真を撮影するために
   1)ステップ1
   2)ステップ2
   3)ステップ3
   4)ステップ4
   5)口腔内写真撮影のポイント
   6)その他の口腔内写真撮影のワンポイントアドバイス
   7)テクニカルエラーの原因と対処法
 SECTION 02 X線写真撮影
  1.はじめに
  2.撮影時の注意点,ポイント
   1)ステップ1
   2)ステップ2
   3)ステップ3
   4)撮影手順
   5)テクニカルエラーの原因と対処法
 SECTION 03 歯周組織検査
  1.はじめに
  2.プロービング
  3.プラーク指数(PCR)
  4.プロービング時の出血(BOP)
  5.動揺度
  6.分岐部病変
 SECTION 04 唾液検査とカリオグラム
  1.概要
  2.検査の実際
  3.活用方法
 SECTION 05 U20の基本的な検査について
  1.はじめに
  2.口腔内写真撮影
  3.X線写真撮影
  4.U20の唾液検査
  5.まとめ
 SECTION 06 必要な情報を得る問診の仕方
  1.はじめに
  2.患者との会話のなかから必要な情報を得る問診のポイントはタイミング
  3.食事のアンケート
 SECTION 07 検査の必要性を伝えるコミュニケーション
  1.はじめに
  2.検査の必要性はある程度理解しているがあまり協力的ではない場合
   1)X線写真撮影
   2)口腔内写真撮影
  3.患者の協力度を上げるために
 SECTION 08 終わりに

CHAPTER 4 形だけで終わらせない! 初期治療・再評価
 SECTION 01 はじめに
  1.初期治療は誰が行うのか
 SECTION 02 初期治療の目的と本質
  1.目的
  2.初期治療の本質
   1)歯周病治療と初期治療
   2)う蝕治療と初期治療
   3)初期治療の流れと患者への共有
   4)プラークリテンションファクター(PRF)の対応
 SECTION 03 初期治療の質を高める
  1.はじめに
  2.Step 1 段取り,説明,施術をスムーズに行う
   1)練習とフィードバック
   2)医院でスタンダードな「型」を作る
   3)チェックリストを作成する
   4)視覚的資料を作成,利用する
   5)患者に歯科用語を教える
   6)自分の知識を確かなものにする
   7)自分が教わる側になる経験を持つ
  3.Step 2 各患者に合わせた個別プログラムを行う
   1)はじめに
   2)患者の関心レベルを探る
   3)患者と対話する
   4)リスクファクターの検出と初期治療プログラムの順位付け
  4.Step 3 患者を主役にする―患者の価値観・状況を知り,患者と共に考え,患者に選択させる
   1)はじめに
   2)EBM・NBM・SDMの実践による,患者主体の初期治療
   3)行動変容の難しさを理解し,対応する
   4)ゴールを伝え,選択肢を提示する
   5)ゴールのエビデンスを知っておく
 SECTION 04 再評価の視点
  1.はじめに
  2.基準値だけに固執しない
  3.部位ごとにも評価する
  4.感受性を意識する

CHAPTER 5 再評価1の前後で行う治療介入
 SECTION 01 はじめに
  1.緊急性の高い処置vs予防歯科治療
  2.初期治療中での介入
 SECTION 02 介入のタイミング
  1.どのタイミングで治療を行うか
  2.歯周治療のガイドライン
  3.フェーズ分類
  4.MTMとの重ね合わせ
 SECTION 03 再評価1までに行う治療
  1.はじめに
  2.対症療法と原因療法
  3.補綴主導の治療計画
 SECTION 04 う蝕治療の意思決定
  1.はじめに
  2.う蝕の進行
  3.暫間的間接覆髄法の活用
 SECTION 05 歯内治療の意思決定
  1.意思決定の考え方
  2.無症候性根尖性歯周炎の対応
 SECTION 06 治療の難易度評価
  1.はじめに
  2.根管治療の難易度評価
  3.補綴治療の難易度評価
  4.専門医との連携
 SECTION 07 まとめ

CHAPTER 6 治療が終わったら―メインテナンスプログラムの設計とメインテナンス時間の有効活用
 SECTION 01 メインテナンスプログラムの立案
  1.はじめに
  2.メインテナンスプログラムの立案
  3.現状の見返しと共有
  4.三つの指標による総合評価
   1)数値指標(客観的臨床データ)
   2)リスクファクター(再発・進行に影響する要因)
   3)パーソナル指標(患者特性・行動・背景)
  5.インターバル設定の目安(数値・リスクからの大枠)
   1)数値指標からの目安
   2)リスクファクターからの目安
  6.インターバルを決める手順
  7.インターバルは固定ではなく,変化するもの
 SECTION 02 メインテナンスの限られた時間の有効活用
  1.時間配分の考え方
  2.メインテナンスの時間を有効に使うためのいくつかのポイント
  3.メインテナンス業務記録用紙の工夫
 SECTION 03 患者の口腔内に応じた選択
  1.はじめに
  2.歯ブラシ
  3.歯磨剤
  4.インスツルメント
  5.ペースト
  6.プロフィーカップ,ブラシ
  7.高濃度フッ化物
 SECTION 04 メインテナンスの評価ポイント
  1.メインテナンス評価の要点
 SECTION 05 おわりに

CHAPTER 7 信頼を紡ぐ医療コミュニケーション
 SECTION 01 はじめに
  1.歯科受診のモチベーション
   1)通院を妨げる要因と通院を継続する患者の条件
   2)良好な評価にもかかわらず通院が継続しない理由
   3)従来型医療面接の限界―POSの枠組みを超えて
   4)共有型医療面接の必要性―「治療依存」からの脱却
   5)責任ある口腔健康を育てるという視点
 SECTION 02 症例から読み解く医療面接の転換―治療説明中心の時代から,価値・目標共有型の医療面接へ
  1.症例No.1
   1)症例概要
   2)旧来型の医療面接―問題の同定と処置方針の提示を中心としたアプローチ
   3)新型の医療面接
   4)旧来型と新型の対比と本症例が示す医療面接の「本質」
  2.症例No.2
   1)症例概要
   2)旧来型の医療面接―問題を評価し,治療方針を説明する
   3)新型の医療面接―家族の目標・価値・優先順位を共同で探り,健康行動の基盤をつくる
   4)旧来型と新型の対比と最終的な成果
  3.症例No.3
   1)症例概要
   2)旧来型の医療面接―問題を評価し,治療方針を説明する
   3)新型の医療面接―患者の目標・価値・優先順位を共同で探り,健康行動の基盤をつくる
   4)旧来型と新型の対比
   5)最終的な成果―「病気をみる医療」から「未来をつくる医療」へ
 SECTION 03 最後に

CHAPTER 8 少し未来の日本の歯科医療を考える
 SECTION 01 日本の歯科医療構造
  1.はじめに
  2.低水準の歯科医療費―マクロの総量の不足
  3.低単価―ミクロの診療単価の低さ
  4.高頻度―受診回数の多さ
  5.修復偏重―資源配分の問題
  6.修復治療の限界と日本の歯科医療の現況
  7.可視化できる修復中心の歯科医療
 SECTION 02 システムの破壊と想像 イノベーションとしての歯科医療の変革とMTMの実践
  1.はじめに
  2.個室診療室と5S―環境が育む臨床の質
  3.健康に目を向ける
  4.規格に則る
  5.MTMの実践―スタッフ教育
  6.ドキュメンテーションの蓄積と医院の財産
  7.検証―アウトカムの評価
  8.サバイバーシップバイアスについて

CHAPTER 9 オーラルヒストリー
 SECTION 01 オーラルヒストリー―熊谷 崇の50年にわたる臨床を記録して
  1.はじめに
  2.修復治療に感じた「違和感」からすべては始まった
  3.歯科医療の質への根源的な問いと海外での学び
  4.患者との対話と予防への決定的な気付き
  5.歯科医療における革命と生涯を貫く信念
  6.酒田から始まった歯科医療の再定義
  7.海外からの学び―口腔内写真とMTMの規格化
  8.スウェーデンとの出会い―MTMという言葉の重み
  9.スウェーデンで出会った哲学―Bratthallとの対話
  10.歯を失わない町・カールスタッドとAxelssonの臨床
  11.Roy Pageとの出会い―「疾患をなくす歯科」という未来像
  12.MTMの社会展開―外科から内科へ,歯科医師の役割の再定義

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