医療現場の会話は、なぜ噛み合わない**メディカ出版/森井 大一/978-4-8404-9142-6/9784840491426**

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2,970円(税込み)
コードーケーザイ学の視点から紐解くコミュニケーションエラーの正体
編著
森井 大一(日本医師会総合政策研究機構 主席研究員)
出版社
メディカ出版
分野
看護管理

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書籍版 販売期間
2026/06/16~
JANコード
9784840491426
商品コード
9784840491426
発行 2026年6月
判型:A5判 160頁
ISBN 978-4-8404-9142-6

現場で即実践できるエラー回避術が満載!

「ブロック」「ポータブル」と聞いて思い浮かべるものは、はたして全医療者で共通なのでしょうか? 「わかっているはず」という思い込みが招くエラーの正体を、“あるある”事例のマンガやイラストを用いて、行動経済学の視点からユーモアを交えて解き明かします。

【目 次】
・推薦のことば
・推薦のことば
序文
   
part1 行動経済学という考え方~自己紹介に代えて~
 1.はじめに:著者の正体
   私の“医師”としての働き方
 2.行動経済学の入り口
   行動経済学を知ったきっかけ
   不思議な響き
 3.リバタリアンパターナリズム
   リバタリアン(リバタリアニズム)
   パターナリズム
   リバタリアンっぽいパターナリズム
 4.「選択のアーキテクチャー」と「状況の力」
   両者の定義
   両者の違い
 5.医療現場における複雑なコミュニケーション
   特殊性
   情報の非対称性
   患者自身の意思決定の要請が強く働く
   6.“行動経済学”“リバタリアンパターナリズム”がなぜ役立つのか
   心の中のリトルノージック
   リトルノージックへの配慮
   [column 1]行動経済学は「最強」なのか?
   [column 2]リバタリアンパターナリズムのベクトル
   [column 3]パターナリズム回帰のパラドクスの正体
   
part2 医療現場の“あるある”コミュニケーションエラー事例集
〈先入観編〉
事例1 “ブロック”違い
   言語情報を視覚情報で補う
   どの口が言ったか問題
   ステレオタイプ的認知
   「認識のさかだち」を利用する
   ステレオタイプにはまらないように注意する
   ポータブルトイレ? ポータブルレントゲン?
   
事例2 何の確認?
   確認によるコミュニケーションエラー
   曖昧性のトラップ
   付加疑問文と付加命令疑問文
   疑問文が命令文として機能する
   「確認→命令」
   敬語丁寧語の使用がおすすめ
   職場のカルチャーにする
   
〈聞き間違い情報不足編〉
事例3 入院病棟はC病棟? それともD病棟?
   “3代目スケバン”スペシャル
   目覚まし型ナッジと幻惑型ナッジ
   熟慮支援型ナッジと選択促進型ナッジ
   “3代目スケバン”スペシャルの2つの限界
事例4 「あと少し」って何分? 何秒?
   「あと少し」の幅
   「あと少し」の問題点
   アンカリング効果の活用
   「ナニかあれば、ご連絡ください」の問題点
事例5 待たされてイライラ
   待たされることを嫌う医療者
   オートマチックなコミュニケーション
   
〈連絡確認の欠落編〉
事例6 待たせてヒヤヒヤ
   行為者-観察者バイアス
   顔を合わせる機会の設定
   立ち話ブリーフィング
事例7 性別と名前
   名前による推定の難しさ
   ICUにおける部屋分け
   ショートカットを防ぐための機能
   
〈人間関係編〉
事例8 不思議な外来語
   医療現場の「ジャーゴン」
   「仲間」であることを確認するための道具
   不明確性の原理
   「エッセンいきましょか~~」
   宮さんの愛すべき作法
   帰ってきたディアベ
   普段からのコミュニケーションがキモ
事例9 板挟みになった看護師
   論争無意味の推定
   指揮系統の混乱
   ホワイトナイト作戦
   [column 4]推定の話
事例10 採血は誰の仕事か?
   話し合うべきテーマを一つに絞る
   それぞれの「研修医像」の違い
   「抽象」と「具体」を取り違えることの危うさ
   価値基軸の必要性
   話し合って意味があるかどうかも考える
   相手を責める理由を後から足すとよくない
   [column 5]「説得」は、リバタリアニズムかパターナリズムか?
   [column 6]スタハノフ運動の気持ち悪さ
   [column 7]スタハノフ運動っぽいもの
   [column 8]Power to the Edge
   
part3 もっと詳しく!本書に出てきた用語解説
  1.3代目スケバン
  2.ホワイトナイト
  3.キャスサンスティーン
  4.リチャードセイラー
  5.ロバートノージック
  6.リバタリアニズム
  7.メダパニ
  8.行為者-観察者バイアス
  9.コアカリキュラム
   
part4 大どんでん返し!
  1.強制を強制と見せかけない
  2.“せっかちモード”と“じっくりモード”
  3.医療現場のコミュニケーションの主体
    伝言ゲームの連なり
    一つの目的に向かって連動する
  4.自身のルール作りへの参加
  5.ナッジを過信しない