気持ちのいい看護**医学書院/宮子あずさ/9784260330886**

販売価格
2,310円(税込み)
シリーズ ケアをひらく
編著
宮子あずさ
出版社
医学書院
分野
 
看護学一般

数量

販売期間
2000/09/01~
商品コード
9784260330886
発行 2000年9月
ISBN 978-4-260-33088-6
患者さんが気持ちいいと、看護婦も気持ちいい…か?「これまであえて避けてきた部分に踏み込んで、看護について言語化したい」という著者の意欲作。<看護を語る>ブームへの違和感を語り、看護婦はなぜ尊大に見えるのかを考察し、専門性志向の底の浅さを喝破する。「自分のためにも<看護することの意味>を探りたかった」?今度の宮子はちょっと違うぞ。夜勤明けの頭で考えた「アケのケア論」だー!

ちょっと長いまえがきI ケアの語りにくさを語る意味 1 『ライフサポート』への違和感から 2 働くほどわからなくなる看護の価値 3 看護を語らせない圧力 4 趣味としてのケア、義務としてのケア 5 私流「ケア論」の読み方 6 「ケアする自分」にとっての書くことII ケアを仕事とすることの困難 1 看護/それは自責との闘い 2 なぜ話を聞くのがつらいか 3 ケアされながらケアする 4 デフォルメ化された専門性 5 専門職と制服 6 専門教育はコンパクトにIII ケアするものの発達過程 1 五年前の宿題 2 同情と共感は紙一重 3 亀の甲より年の功 4 それは鼻毛から始まった 5 瞬間芸と熟練の技IV 「世の中」の中のケア 1 「障害者」という言葉のトラウマを越えて 2 たまたまの不運としての障害と病気 3 普通の人がケアする時代 4 コンビニ・ケイタイ時代のケア 5 医療ミスはなくせるかちょっと長いあとがき