見えないものと見えるもの**医学書院/石川准/9784260333139**

販売価格
2,200円(税込み)
社交とアシストの障害学
シリーズ ケアをひらく
編著
石川准
出版社
医学書院
分野
 
介護・福祉

数量

販売期間
2004/01/01~
商品コード
9784260333139
発行 2004年1月
ISBN 978-4-260-33313-9
「看護は感情労働だ。しかし同時に,感情労働の破綻に惹かれる人にしかできない職業だ」……16歳で両眼の視力を失い,現在第一線の社会学者/プログラマとして活躍する著者が,できないこと,弱いことがひらく可能性について考え尽くす話題作。「これなら人とつながれる」と思えてきそうな,ちょっと楽しい障害学。

第1章 天然いい人、人工いい人 1 社会学者にしてプログラマである理由 2 ユーザを巻き込むことにより私は開発に釘付けになる 3 道具を作る自由第2章 寛容の身振りの先にあるもの 1 センサーと引き金 2 感情労働者たち 3 他者をもてなすべし 4 アシストに徹する人々もいる 5 感情管理が破綻し、感情公共性の幕が開く第3章 人はいつ暴力的になるのか 1 芥川の『鼻』を読む 2 善良であろうとする人々の暴力 3 永遠の愛は人間的ではない第4章 セクシュアリティのツボ 1 人は自己の特権を侵さない者にそそられるのか 2 私はアンビバレンスに魅了される 3 セックスを脱規格化する第5章 脱社交的関係 1 ネットオークションの醍醐味 2 地域通貨で昔話を買う 3 「託す」という関係 4 社交、非社交、脱社交第6章 だれもが元気に、自由に、つつがなく暮らせる社会 1 人は無意味に働きたいわけではない 2 配慮の平等終章 「1型の障害者」と言いたいのはやまやまだが 1 「名付け」と「名乗り」のポリティクス 2 アイデンティティを立ち上げずにポジションを引き受ける参考文献あとがき