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  • 中国医学**南江堂/木村孟淳・御影雅幸・劉園英/9784524402076**

中国医学**南江堂/木村孟淳・御影雅幸・劉園英/9784524402076**

販売価格
5,170円(税込み)
医・薬学で漢方を学ぶ人のために
編著
木村孟淳・御影雅幸・劉園英
出版社
南江堂
分野
 
薬学

数量

販売期間
2005/11/01~
商品コード
9784524402076
発行 2005年11月
ISBN 978-4-524-40207-6
心身全体の調和を重視した漢方医学の学習が多くの薬学生に求められる今日,本書はその起源であり処方に欠かせない中国医学の考え方・体系をイラストをまじえて解説した教科書.基礎となる陰陽五行説,気血津液・五臓六腑説,証と弁証論治,四診法,方剤と処方の実際をわかりやすく解説,また生薬の基源植物の薬効・配合例をカラーで詳説.臨床薬剤師にも最適の一冊.

【主要目次】※外字および省略箇所あり.第1章 世界の伝統医学第2章 中国医学の歴史第3章 中国医学の基礎概念と特色1.中国医学の基礎概念(1)中国医学とは(2)中国医学の特徴(3)中国医学の治療法(4)中国医学と西洋医学の相違(5)中薬と新薬の比較(6)中国医学の適応症状,疾患2.中国医学の基本的な特色A.整体観(1)人体と自然界の統一性(2)人体は有機的な統一体B.弁証論治3.陰陽五行説●未病●未病を治すA.陰陽説(1)陰陽の関係a.対立関係b.制約関係c.互根関係d.消長関係e.転化関係(2)中国医学における陰陽説の運用B.五行説(1)五行の分類(2)五行の相生・相克(相剋)関係a.相生関係b.相克関係(3)五行の相乗・相侮関係a.相乗関係b.相侮関係(4)中医学における五行学説の運用a.五臓の相生関係b.五臓の相克関係第4章 中国医学の生理学1.気,血,津液,精の生理A.気,血,津液,精の生成と運行a.気b.血c.津液d.精B.気,血,津液,精の生理機能(1)気(陽気)a.気の生理作用b.気の分類(2)血(陰血)a.血の生理作用(3)津液a.津液の生理作用(4)精(精気)a.精の生理作用b.精の分類(5)気,血,津液,精の関係a.気と血b.気と津液c.血と津液と精2.五臓,六腑,奇恒の腑の生理A.五臓,六腑,奇恒の腑の概念B.五臓の生理機能(1)心の生理(2)肝の生理(3)脾の生理(4)肺の生理(5)腎の生理C. 六腑の生理機能(1)胃の生理(2)小腸の生理(3)大腸の生理(4)胆の生理(5)膀胱の生理(6)三焦の生理D.奇恒の腑の生理機能(1)脳,髄,骨(2)脈(3)胆(4)女子胞E.臓腑の表裏関係3.経絡と経穴A.経絡と経穴の概念B.経絡の作用と種類(1)十二経脈a.十二経脈の循行(流注)(2)奇経八脈(3)経別,別絡,経節,皮部a.十二経別b.十五別絡c.十二経筋d.十二皮部C.経穴(ツボ)D.経絡と経穴の診断・治療への応用(1)診断への応用(2)治療への応用第5章 中国医学の病因論1.人はなぜ病気にかかるのか?A.正気と邪気B.疾病2.病因論A.六淫(外感性発病因子)(1)風邪●内風(2)寒邪●内寒(3)暑邪(4)湿邪●内湿(5)燥邪●内燥(6)熱邪(火邪)B.七情(内傷性発病因子)a.喜b.怒c.憂・思d.悲e.恐f.驚C.その他の発病因子(1)不摂生・不養生a.飲食の不摂生b.過労c.運動不足d.その他(2)体内の病理的産物a.水湿(内湿)b.痰飲c.血★(★血)…★は「やまいだれ」に「於」第6章 中国医学の診断・治療?弁証論治?1.弁証論治とは(1)弁証(2)論治(3)弁証論治の特徴(4)症と証2.八綱弁証A.表裏と表証・裏証(1)表裏(2)表証と裏証a.表証b.裏証c.半表半裏証B.寒熱と寒証・熱証(1)寒熱(2)寒証と熱証a.寒証b.熱証C.虚実と虚証・実証(1)虚実(2)虚証と実証a.虚証b.実証D.陰陽と陰証・陽証(1)陰陽a.陰陽調和:健康b.陰陽失調:病気(2)陰証と陽証a.陰証b.陽証2.気血津液弁証A.気の病証の類型と臨床治療(1)気虚証(2)気陥証(3)気滞証(4)気逆証B.血の病証の類型と臨床治療(1)血虚証(2)血熱証(3)血寒証(4)血★証(★血証)…★は「やまいだれ」に「於」C.津液の病証の類型と臨床治療(1)津液不足証(2)水湿証(水毒)(3)痰飲証2.臓腑弁証A.臓腑弁証とはB.臓腑の病証と臨床治療B-1.心と小腸の症証と臨床治療虚証(1)心気虚と心陽虚(2)心血虚と心陰虚実証(3)心火亢進(上炎)(4)心熱下注小腸B-2.肺と大腸の症証と臨床治療虚証(1)肺気虚(2)肺陰虚(3)陰虚燥結(陰虚便秘)実証(4)寒邪犯肺(5)熱邪犯肺(6)痰湿阻肺(7)実熱燥熱B-3.脾と胃の病証と臨床治療虚証(1)脾気虚と脾陽虚(2)中気下陷(3)脾不統血(4)胃陰虚(5)脾胃虚寒実証(6)寒湿困脾(7)脾胃湿熱(8)食滞腸胃(9)胃熱(胃火)(10)胃寒(寒痛)B-4.肝と胆の病証と臨床治療虚証(1)肝血不足(肝血虚)(2)肝腎陰虚実証あるいは虚実兼証(3)肝陽上亢(4)肝気鬱結(5)肝火上炎(6)肝胆湿熱(7)肝気犯胃(8)肝寒犯胃(9)脾虚肝乗B-5.腎と膀胱の病証と臨床治療虚証(1)腎精不足(腎虚)(2)腎陽虚(3)腎虚水泛(4)腎陰虚(腎水不足)(5)腎不納気実証(6)膀胱湿熱C.臓腑兼病の病証と臨床治療(1)心腎不交(2)心脾両虚(3)心腎陽虚(4)脾腎陽虚(5)肝脾不和(6)肝胃不和4.六経弁証(1)六経と六経病(2)六経の病証と治療(3)六経病の伝経第7章 中国医学の診察法1.望神(1)望神色(神色を観察する)a.望神b.望色(2)望形態(形態の望診)(3)望皮膚(皮膚の望診)(4)望舌(舌診)a.舌の部分と臓腑の関係2.聞診(1)音声を聞く(2)臭いを嗅ぐ3.問診(1)一般的状況(2)寒熱を問う(3)汗を問う(4)口渇と飲水(5)食事(6)睡眠を問う(7)二便を問うa.便秘b.下痢c.小便(8)婦人に問う4.切診(脈診・按診)(1)脈診(切診)a.脈診の部位(寸口診法・三部九候)b.寸口脈と臓腑の関係c.脈診の方法d.脈象(2)按診(触診)a.肌表(皮膚)b.手足の触診c.胸・脇の触診d.※腹部の触診…※は「にくづき」に「完」e.兪穴の按診第8章 中国医学の治療法則1.中国医学の治療原則(1)治病求本a.本治:本を求むb.標治:表を治す(2)補虚瀉実(3)扶正去邪(4)随機制宜2.治則3.治法(1)汗法(発汗法)(2)下法(瀉下法)a.寒下法(清熱瀉下)b.潤下法(潤腸通便)c.温下法(3)吐法(4)和法(和解法)a.少腸調和法b.営衛調和法c.肝脾調和法d.肝胃調和法(5)温法(温裏法)(6)清法(清熱法)(7)消法(消導法)(8)補法(補益法)第9章 中国医学の方剤学1.方剤の剤型・組成と用法(1)方剤の剤型(2)方剤の組成2.方剤の各論第10章 漢方による診断・処方1.漢方独自の診断方法2.主な漢方薬と証の診断3.治療の実際a.急性期(ひきはじめ)b.慢性期第11章 漢方生薬の種類と分類1.薬効による分類(1)三品分類(中国古代の分類)(2)四気(2)五味と帰経(4)現代中医学における分類2.科学的分類第12章 漢方の主な剤型,製法,投薬方法1.剤型2.生薬の加工法,調剤法A.修治(1)修治の目的(2)修治の基本的操作B.湯剤mp調剤方法3.煎じ方と服薬方法A.処方の煎じ方B.服薬方法第13章 漢方生薬各論阿膠 アキョウ威霊仙 イレイセン鬱金 ウコン延胡索(玄胡索,元胡索) エンゴサク黄耆(綿耆) オウギ黄柏(黄蘗) オウバク黄連 オウレン遠志 オンジ艾葉 ガイヨウ何首烏 カシュウ葛根 カッコン滑石 カッセキ乾姜 カンキョウ甘草 カンゾウ桔梗 キキョウ菊花 キクカ枳実(枳穀) キジツ(キコク)羌活 キョウカツ杏仁 キョウニン苦参 クジン荊芥 ケイガイ桂皮 ケイヒ膠飴 コウイ紅花 コウカ香附子 コウブシ粳米 コウベイ厚朴 コウボク牛膝 ゴシツ呉茱萸 ゴシュユ牛蒡子 ゴボウシ五味子 ゴミシ柴胡 サイコ細辛 サイシン山梔子(梔子) サンシシ山茱萸 サンシュユ山椒 サンショウ酸棗仁 サンソウニン山薬 サンヤク地黄(生地黄) ジオウ(ショウジオウ)熟地黄 ジュクジオウ地骨皮 ジコッピ紫根(紫草) シコン赤芍 セキシャク白芍 ビャクシャク車前子 シャゼンシ縮砂(砂仁) シュクシャ生姜 ショウキョウ小麦 ショウバク升麻 ショウマ辛夷 シンイ石膏 セッコウ前胡 ゼンコ蝉退 センタイ蒼朮 ソウジュツ蘇葉(紫蘇葉) ソヨウ(シソヨウ)紫蘇子(蘇子) シソシ大黄 ダイオウ大棗 タイソウ沢瀉 タクシャ知母 チモ釣藤鈎 チョウトウコウ猪苓 チョレイ陳皮 チンピ天南星 テンナンショウ天麻 テンマ天門冬 テンモンドウ冬瓜子 トウガシ当帰 トウキ桃仁 トウニン独活 ドッカツ人参 ニンジン忍冬 ニンドウ貝母 バイモ麦芽 バクガ麦門冬 バクモンドウ薄荷(薄荷葉) ハッカ(ハッカヨウ)半夏 ハンゲ百合 ビャクゴウ白朮 ビャクジュツ枇杷葉 ビワヨウ檳榔子 ビンロウジ茯苓 ブクリョウ附子 ブシ防已 ボウイ芒硝 ボウショウ防風 ボウフウ牡丹皮 ボタンピ牡蠣 ボレイ麻黄 マオウ麻子仁 マシニン木通 モクツウ木香 モッコウ竜眼肉 リュウガンニク竜骨 リュウコツ竜胆 リュウタン良姜(高良姜,良姜片) リョウキョウ連翹 レンギョウ蓮肉(蓮子) レンニクなど付録1.参考図書2.神農本草経序録索引