細胞死・アポトーシス集中マスター**羊土社/辻本賀英/9784897069401**

販売価格
4,180円(税込み)
バイオ研究マスターシリーズ
編著
辻本賀英
出版社
羊土社
分野
 
生命科学(ライフサイエンス)

数量

販売期間
2006/03/01~
商品コード
9784897069401
発行 2006年3月
ISBN 978-4-89706-940-1
歴史がわかればこんなにおもしろい!研究の歴史から最新トピックスまで一気に学べる,シリーズ第5弾!!アポトーシスの多様な誘導機構や,アポトーシスの異常による疾患,最近注目されている非アポトーシス型細胞死についても解説.最新のトピックスを集めたUP TO DATE 編も見逃せません!初学者が理解しやすいよう,研究の歴史の年表や,アポトーシス分子機構の概略図,重要事項のまとめ付き!

歴史編1.研究の歴史アポトーシス研究を推進したブレイクスルー 恵口 豊,辻本賀英1.細胞死研究の夜明け?Kerr,Wyllie,Currieの研究以前2.アポトーシスの提唱3.線虫C. elegansを用いた研究4.Bcl-2とFas5.カスパーゼの発見6.シトクロムcの関与とApaf-1の発見7.染色体DNA分解と核の形態変化8.DNA傷害とp53依存的アポトーシス9.キナーゼの関与10.昆虫におけるアポトーシス研究と哺乳類アポトーシス研究の共同作業まとめ2.ブレイクスルーとなった実験法から最新技術までアポトーシス研究を支えた実験法 恵口 豊,辻本賀英1.電子顕微鏡と光学顕微鏡による形態学的解析2.DNAラダー検出法によるアポトーシスの検出3.Cell free系で数多くの重要な因子が発見された4.タンパク質間相互作用検出法5.データベース解析によるアポトーシス関連遺伝子の探索レビュー編第1章デスレセプターによる細胞生死決定 米原 伸第2章ストレスキナーゼによる細胞死制御?MAPキナーゼ:JNK,p38 武田弘資,一條秀憲第3章Bcl-2ファミリータンパク質によるプログラム細胞死の制御 清水重臣,辻本賀英第4章p53によるアポトーシス制御のメカニズム 大木理恵子,田矢洋一第5章キナーゼによる細胞生存の制御 青木一郎,後藤由季子第6章モデル動物を用いたプログラム細胞死の解析?カスパーゼ経路の発見と生理機能 三浦正幸,殿城亜矢子第7章プログラム細胞死と神経変性疾患 高橋良輔,王 華芹,小林芳人UP TO DATE最新トピックスがわかる1.シトクロムcはミトコンドリア依存的アポトーシスに必須か? (辻本賀英)2.細胞は多様な死のメカニズムを準備している (辻本賀英)3.aspase-8はアポトーシス誘導だけでなく免疫細胞におけるNF-κB活性化にも関与する (米原 伸)4.caspase-8はneuroblastomaの転移抑制に関与するがん抑制遺伝子産物である (米原 伸)5.p38 MAPキナーゼの標的分子について再考する?より特異性の高い薬物治療へ向けて?(武田弘資,一條秀憲)6.キナーゼカスケードの混線を防ぐ (武田弘資,一條秀憲)7.Bcl-2ファミリータンパク質は非アポトーシス細胞死も制御する (清水重臣,辻本賀英)8.ネクローシスを制御するミトコンドリアの孔 (清水重臣,辻本賀英)9.BH3-onlyタンパク質のBidは,核内においても機能していた (大木理恵子,田矢洋一)10.p53のN末端を欠損したp53アイソフォームはマウスの寿命を調節する (大木理恵子,田矢洋一)11.DNA損傷に伴ってcaspase-2を活性化するタンパク質複合体PIDDosome (大木理恵子,田矢洋一)12.アポトーシス制御に働くp53とMcl-1の両者をユビキチン化する新規ユビキチンリガーゼ (大木理恵子,田矢洋一)13.PDK2:PI3K-Akt経路に欠けていた重要なピース (青木一郎,後藤由季子)14.To be or not to be:「14-3-3タンパク質 = バッファー」説 (青木一郎,後藤由季子)15.細胞死が組織のサイズを制御するメカニズム (殿城亜矢子,三浦正幸)16.細胞遊走におけるIAPとカスパーゼの役割 (殿城亜矢子,三浦正幸)17.カスパーゼ阻害でハエの背中の毛が増加 (殿城亜矢子,三浦正幸)18.神経細胞死を伴う神経変性疾患?ハンチントン病モデルショウジョウバエを用いた薬効評価? (殿城亜矢子,三浦正幸)19.ミトコンドリアへの移行を通せんぼ?もう一つのアルツハイマー病発症メカニズム? (王 華芹)20.HtrA2/Omi:細胞死制御とパーキンソン病にかかわるミトコンドリアタンパク質