渡辺式家族アセスメントモデルで事例を解く**医学書院/渡辺裕子/9784260005555**

販売価格
2,640円(税込み)
家族ケアの技を学ぶ 3
編著
渡辺裕子
出版社
医学書院
分野
 
介護・福祉

数量

販売期間
2007/09/01~
商品コード
9784260005555
発行 2007年9月
ISBN 978-4-260-00555-5
家族に生じている問題とその背景を、構造化して理解するための思考プロセスをモデル化したのが、渡辺式家族アセスメントモデル。シリーズ第3弾の本書は前著2編とは異なり、15の事例でこのモデルを体験・習得するよう、Q&Aなども挟みながら構成される。家族に生じている困難の背景を理解し、そして援助の糸口をつかめるようになるための実践書。

まえがき序章 渡辺式家族アセスメントモデルとはCASE1 介護ストレスで過食を招いている糖尿病患者CASE2 患者への病状説明を強く拒む家族CASE3 母親への甘えが満たされず、ナースへの依存が強まった若年糖尿病患者CASE4 家庭の状況から、セルフケアが困難な透析患者CASE5 精神科に長期入院中で退行が著しい患者CASE6 重度の障害をもつに至った夫への治療を拒絶する家族CASE7 終末期の治療選択をめぐり、関係性に溝が生じた家族CASE8 糖尿病性腎症で透析導入が必要となりながら、親の介護を理由に入院を拒む息子CASE9 せん妄を来たした高齢患者への面会を要請し、ナースとの間に溝が生じた家族CASE10 子どもを喪失した家族から怒りを向けられ、職場全体にも問題が波及CASE11 父親への攻撃的言動を繰り返す統合失調症患者と、疲弊する家族CASE12 ゴミが散乱する劣悪な環境で、父親を一人で介護する独身の長男CASE13 終末期に至ったわが子をもつ両親から、攻撃的な言動に追いつめられるナースCASE14 終末期の患者・家族に深くかかわりすぎ、スタッフから疑問を呈されたナースCASE15 家族と介護スタッフ相互のマイナス感情を、修復できなかったナース