人工呼吸の考えかた**南江堂/丸山一男/9784524242771**

販売価格
3,520円(税込み)
いつ・どうして・どのように
編著
丸山一男
出版社
南江堂
分野
 
ME(医用工学)・医用材料

数量

電子版発売中です。(外部サイトへ移動します)

医書JP 電子版ページへ
医書JPご利用初めての方は、こちら >>>
書籍版 販売期間
2009/07/01~
JANコード
9784524242771
商品コード
9784524242771
発行 2009年7月
ISBN 978-4-524-24277-1
マニュアルに盲従しないで,考えて行う納得の人工呼吸管理をマスターできる,全ての医療従事者にオススメの一冊.呼吸生理から人工呼吸器の原理,呼吸モード,モニタの数字や波形の意味,その読み方と知識がリンクするよう配慮された構成と,遊び心のある内容,豊富なイラストにより,楽しく読み進めるうちに人工呼吸の「考えかた」が無理なく消化できる.

【内容目次】1章 プロローグ-何ゆえに人工呼吸か?A なぜ人工呼吸かB 人工呼吸を必要とする疾患・病態C 呼吸仕事量を考えるD 人工呼吸のゴール2章 呼吸に疲れました-呼吸困難とはA 呼吸困難とは?B 呼吸の需要と供給C 頻呼吸を考える:CO2,O2,pHからD 頻呼吸を考える:肺・胸郭メカニクスからE まとめ:呼吸回数が多いときに思い浮かべること!3章 肺がかたい!-抵抗勢力? コンプライアンスが低い?A 肺が「かたい」とは?B 気道内圧と気道抵抗C 気道内圧とコンプライアンスD 気道抵抗,コンプライアンスと「肺のかたさ」4章 時定数(タイムコンスタント)-むずかしそうだけど,分かると便利A 呼気流量の変化B 時定数とは?C 時定数を人工呼吸器設定に生かす5章 酸素を考える-吸入酸素濃度は? 光と影A 動脈血酸素分圧とは?B 動脈血酸素分圧の評価C 吸入酸素濃度とPEEP6章 1回換気量を巡って-二酸化炭素の排出A 換気の目的B 酸素消費量C 二酸化炭素の排出D 1回換気量とは?E 1回換気量と気道内圧7章 どのように入れる?-量か圧か? それが問題だA 従量式(量制御)換気B 従圧式(圧制御)換気8章 自発か? 強制か?-波形で考えるトリガーとサイクルA 自発呼吸と強制換気B 自発呼吸C 強制換気D sIMV(同期式間欠的強制換気)9章 圧制御をイメージする-PCV,PSVとはA 圧制御の吸気流量パターンB PCVとPSVC プレッシャーサポート:自発吸気に合わせてサポート10章 PEEP/CPAPでスッキリ-肺胞を常に開いておくA PEEP/CPAPB オートPEEP11章 二相性のCPAP-APRV,BIPAP,Bilevelの周辺A まずはAPRVから:気道の圧を開放する換気法B BIPAP/Bilevel12章 波形の会話-波形のワンポイントアドバイスA 圧波形:波形でVCVかPCVかを見分けるB 流量波形C 量波形D 波形でリークを発見:ループは閉じる13章 困った波形を読む-いかに対処するかA 人工呼吸器と患者の同調B 波形で同調の悪さを評価する14章 良くなったかな?-改善しているか悪化しているかを考えるA 改善・悪化の指標B PVカーブで考えるC フローボリュームカーブで考えるD 波形で改善を実感する15章 ウイニング-どのように人工呼吸器から離脱するかA ウイニングの考えかたB ウイニングの進めかた16章 疾患別傾向と対策-あくまでも目安ですA コンプライアンスの低下した肺に対して:ARDSを例としてB 気道抵抗の上昇した肺に対して:喘息,COPDを例としてC 人工呼吸器設定の目安17章 オープンラングアプローチ-肺保護戦略A 急性肺傷害の病理B 人工呼吸による肺傷害参考文献索引