抗菌薬はこう使え!**中山書店/前崎繁文/9784521732350**

販売価格
3,300円(税込み)
レジデントのための薬物療法 ガイドラインに沿ったコツのコツ
編著
前崎繁文
出版社
中山書店
分野
 
薬物療法

数量

販売期間
2010/08/01~
商品コード
9784521732350
発行 2010年8月
ISBN 978-4-521-73235-0
抗菌薬の使い方は新米ドクターが必ず頭を悩ます共通のポイント.本書ではイラストや図解とともに,講義形式で,だれにも分かる抗菌薬使用の3本の柱を解説.

抗菌薬を使う前に考えること「抗菌薬使用前に病態把握」1?1 抗菌薬の選択は3 つの柱で考えろ!1?2 まず最初に原因菌を推定せよ1?3 抗菌薬選択前に宿主の背景をつかめ1?4 原因菌の推定にはまず病態の理解1?5 急性上気道炎には抗菌薬は投与しない1?6 急性上気道炎で抗菌薬適応の場合もある1?7 外来? 入院? 市中肺炎治療の簡単な判断基準は1?8 重症成人市中肺炎患者の診断をするには1?9 院内肺炎の重症度を判断する1?10 慢性気道感染症が急性憎悪したら1?11 急性咽頭・扁桃炎の重症度診断と除外診断1?12 副鼻腔炎はこうして診断できる1?13 急性中耳炎では鼓膜所見が診断治療のポイントになる第1 章まとめ第2 章 抗菌薬の考え方 「原因菌の推定と見極め」2?1 グラム染色では臨床検体の精度管理に注意2?2 市中肺炎の原因菌を迅速に診断するには尿中抗原検出を2?3 疫学情報から原因菌にあたりをつけろ2?4 患者年齢だけでも原因菌は推定できる2?5 慢性気道感染症の急性憎悪の原因菌は簡単に推定できる2?6 判断が難しい院内肺炎の原因菌2?7 急性咽頭・扁桃炎の原因菌はレンサ球菌が多い2?8 急性副鼻腔炎の原因菌は限られている2?9 急性中耳炎の原因菌は耐性菌であることを覚悟しろ第2 章まとめ第3 章 抗菌薬の考え方「薬剤耐性菌の動向をつかむ」3?1 抗菌薬はどうやって細菌の活動を抑えるのか3?2 日々生み出される薬剤耐性菌3?3 微生物はこうして薬剤耐性を獲得する3?4 薬剤耐性菌からみえる抗菌薬の使い方3?5 最新の薬剤感受性の動向をつかめ3?6 薬剤感受性は常に変化する3?7 どのようなときに多剤性耐性菌を考慮するか第3 章まとめ第4 章 抗菌薬の考え方「ガイドラインによる抗菌薬選択」4?1 細菌性肺炎と非定型肺炎の鑑別はどうすればいい?4?2 ガイドラインによる細菌性肺炎と非定型肺炎の抗菌薬の選択4?3 抗菌薬選択ガイドライン日本と欧米の違い4?4 院内肺炎の治療はde ─ escalation で4?5 慢性気道感染症にはフルオロキノロン系薬で4?6 急性咽頭・扁桃炎への抗菌薬はこうして選べ4?7 急性副鼻腔炎で抗菌薬投与が必要な場合は4?8 急性中耳炎で抗菌薬投与が必要な場合は4?9 治療効果の判定と投与中止の目安第4 章まとめ第5 章 抗菌薬の使い方「PK/PD による賢い用法・用量」5?1 PK とPD が示す指標とは5?2 PK/PD 理論で抗菌薬の効果を最大限に5?3 PK/PD 理論が導く3 つの抗菌薬グループ5?4 PK/PD パラメーターを有効に活用すべし5?5 ターゲット値を算出して薬剤の有効性を確認すべし5?6 フルオロキノロン系薬のターゲット値5?7 抗菌薬の臓器移行性の優劣を確認する5?8 抗菌薬の細胞内移行性の優劣を確認する第5 章まとめ第6 章 抗菌薬の使い方「安全に抗菌薬を使うには」6?1 副作用のまったくない抗菌薬は存在しない6?2 濃度(投与量)に依存する副作用を防ぐ6?3 臨床効果を高める濃度基準はTDM でわかる6?4 腎排泄か肝排泄かを見極める6?5 投与時には薬物相互作用に注意すべし第6 章まとめ第7 章 抗菌薬の使い方「耐性菌を作らず,抗菌薬を大切に」7?1 抗菌薬は殺菌性と静菌性に分けられる7?2 殺菌性と静菌性に優劣はない7?3 3 つの投与経路をどう活用するか7?4 わが国の抗菌薬開発の仕組み7?5 現代の抗菌薬への考え方は4 本目の柱が必要7?6 最も薬剤耐性菌を生み出しにくい条件とは7?7 耐性菌を生まない抗菌薬はこうして選べ!7?8 抗菌薬選択にはコンプライアンスも考慮が必要第7 章まとめa抗菌薬のこれから