IVRマニュアル 第3版**医学書院/山門 亨一郎/978-4-260-05039-5/9784260050395**

販売価格
6,930円(税込み)
編著
山門 亨一郎
出版社
医学書院
分野
 
放射線医学・核医学

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書籍版 販売期間
2024/04/05~
JANコード
9784260050395
商品コード
9784260050395
発行 2024年4月
判型:A5判 448頁
ISBN 978-4-260-05039-5

編集:山門 亨一郎 / 中塚 誠之 / 杉本 幸司 / 田中 利洋 / 山本 晃

“シンプルで読みやすい” IVRに関わる医療職必携の1冊

IVR手技を横断的、網羅的に解説した定番書の改訂第3版。今回の改訂では、新たなIVR手技を多く取り入れるとともに、肝細胞癌に対する肝動脈塞栓術や、緊急出血に対する動脈塞栓術といった基本的なIVR手技も最新の情報にアップデートした。IVRに携わる医師、診療放射線技師、看護師必携の1冊。

【目 次】
I 総論
  1 IVR総論

II IVRの基本手技と術前準備
  2 非侵襲的画像診断(CT,MRI,超音波)
  3 血管造影
  4 非血管系IVRに関する基本事項
  5 術前準備とインフォームド・コンセント,リスクマネジメント

III 血管系IVR
 A.動脈血管形成術(PTA)とステント留置
  6 血管形成術・ステント留置術:腸骨動脈
  7 血管形成術・ステント留置術:大腿動脈・膝窩動脈
  8 血管形成術・ステント留置術:膝下
  9 血管形成術・ステント留置術:鎖骨下動脈・腕頭動脈
  10 血管形成術・ステント留置術:腎動脈〔腎血管性高血圧手術(PTRA)〕
  11 頸動脈ステント
  12 大動脈ステントグラフト留置術:腹部大動脈
  13 大動脈ステントグラフト留置術:胸部大動脈
  14 腸骨動脈瘤(総腸骨動脈瘤,内腸骨動脈瘤)ステントグラフト留置術
  15 術後TypeIIエンドリークに対する塞栓術
  16 血管損傷に対するステントグラフト留置術
 B.血栓溶解療法・吸引療法
  17 下肢動脈(急性血栓性閉塞)
  18 下肢静脈(深部静脈血栓症)
  19 肺動脈(肺血栓塞栓症)
  20 上腸間膜動脈塞栓症および非閉塞性腸管虚血症
  21 脳血栓回収療法:中枢神経〔頭蓋内動脈塞栓症(内頸動脈または中大脳動脈M1塞栓症)〕
 C.静脈とリンパ系に対するIVR
  22 下大静脈フィルター留置・抜去術
  23 中心静脈カテーテル挿入,中心静脈ポート留置
  24 上/下大静脈症候群に対するステント留置術
  25 血管内異物除去
  26 透析シャントの血管形成術・血栓溶解吸引療法
  27 骨盤うっ血症候群と精索静脈瘤に対するIVR
  28 下肢静脈瘤のレーザー治療:血管内レーザー焼灼術(EVLA)
  29 リンパ系IVR:リンパ管造影
  30 リンパ系IVR:胸管と臓器
  31 副腎静脈サンプリング(AVS)
  32 その他サンプリング
 D.動脈塞栓物質
  33 塞栓物質
 E.腫瘍に対する動脈塞栓術と動注化学療法
  34 肝悪性腫瘍:肝細胞癌(HCC)に対するTACE
  35 肝悪性腫瘍:転移性肝癌の肝動脈ビーズ塞栓術(TAE)
  36 腎血管筋脂肪腫と多発性?胞腎に対する腎動脈塞栓術
  37 骨軟部腫瘤に対する動脈塞栓術
  38 経皮的リザーバー埋め込み術
  39 肝悪性腫瘍に対する動注化学療法
  40 骨盤内悪性腫瘍に対する動注化学療法
  41 頭頸部癌に対する動注化学療法
 F.子宮筋腫と前立腺肥大症に対する塞栓術
  42 子宮動脈塞栓術(UAE)
  43 前立腺肥大症に対する塞栓術
 G.血管奇形に対する塞栓術
  44 脈管奇形:皮下・軟部組織
  45 血管奇形:中枢神経
  46 血管奇形:肺
  47 血管奇形:腎,その他
 H.動脈瘤に対する塞栓術
  48 脳動脈瘤(脳血管)
  49 腹部内臓動脈瘤
 I.出血,外傷に対する動脈塞栓術
  50 消化管動脈性出血
  51 外傷性出血:腹部外傷(肝・脾・腎実質臓器損傷)
  52 外傷性出血:骨盤外傷
  53 喀血
  54 産科危機的出血
 J.運動器疼痛に対する動脈塞栓術
  55 運動器疼痛に対する動脈塞栓術(肩関節周囲炎)
 K.門脈系に対するIVR
  56 経頸静脈的肝内門脈肝静脈短絡術(TIPS)
  57 バルーン閉塞下逆行性経静脈的塞栓術(BRTO)
  58 経皮経肝的静脈瘤塞栓術(PTO)
  59 部分脾動脈塞栓術(PSE)
  60 経皮経肝門脈塞栓術(PTPE)
  61 門脈閉塞に対するIVR
  62 先天性門脈体循環シャントに対するIVR
  63 デンバーシャント造設術(難治性腹水)

IV 非血管系IVR
 A.生検とドレナージ
  64 肺生検
  65 骨生検(CTガイド下生検)
  66 臓器その他の生検
  67 腫瘍マーカー留置(肺・肝・前立腺など)
  68 経皮経肝的胆道ドレナージ,胆道内瘻(内外瘻)化
  69 経皮経肝的胆道ステント留置術,胆道バルーン拡張術
  70 経皮経肝的胆?ドレナージ(PTGBD)
  71 気胸・膿胸ドレナージ
  72 腹部膿瘍ドレナージ
 B.腫瘍に対するアブレーション
  73 経皮的エタノール注入療法(PEIT):肝
  74 経皮的マイクロ波凝固療法(MWA):肝
  75 ラジオ波焼灼療法(RFA):肺
  76 ラジオ波焼灼療法(RFA):肝
  77 ラジオ波焼灼療法(RFA):腎
  78 ラジオ波焼灼療法(RFA):骨軟部腫瘍
  79 ラジオ波焼灼療法(RFA):直腸癌局所再発・リンパ節転移
  80 ラジオ波焼灼療法(RFA):副腎腫瘍
  81 凍結療法:腎
  82 凍結療法:肺
  83 凍結療法:骨軟部
 C.硬化療法
  84 ?胞硬化療法:多発肝?胞,多発腎?胞
  85 静脈奇形に対する硬化療法
 D.消化管に対するIVR
  86 経皮経食道胃管挿入(PTEG)
  87 消化管ステント留置術
 E.尿路系,気管支,椎体,その他のIVR
  88 経皮的腎瘻造設術
  89 気管・気管支ステント留置術
  90 経皮的椎体形成術(PVP)
  91 神経ブロック(内臓神経ブロック)

V IVR看護
  92 IVR看護

VI 薬物と投与方法
  93 術中の鎮静・疼痛制御
  94 迷走神経反射,救急(ショック)時の対応

VII IVRにおける被曝と防護
  95 被曝と防護

VIII IVRに必要な解剖図譜
  96 頸部
  97 胸部
  98 腹部
  99 骨盤部
  100 四肢:上肢
  101 四肢:下肢

付録
 略語集