ナースビギンズ 気管吸引・排痰法**南江堂/道又元裕/9784524264148**

販売価格
2,310円(税込み)
正しく・うまく・安全に
編著
道又元裕
出版社
南江堂
分野
 
看護学一般

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書籍版 販売期間
2012/04/01~
JANコード
9784524264148
商品コード
9784524264148
発行 2012年4月
ISBN 978-4-524-26414-8
その痰は本当に取らなければいけないの?看護が日々行う業務の中でも最も侵襲的な気管吸引と排痰法.患者にとって本当に安全で正しい手技とは何かを,明確な根拠と豊富なイラスト・写真で丁寧に解説.看護師ビギナーからビギナーを指導するスタッフまで,気管吸引・排痰法に携わるすべての方に読んでほしい,排痰のスペシャリストが送る唯一無二の一冊.

序章 まず考えたい その痰,取るべき?取らなくていい?第1章 なぜ,どうやって 痰を出すのかA 痰を出すという行為を整理する 1.排痰援助ってどんなときに必要になる? 2.そもそも痰って何ですか? Column 「喀痰を喀出」どこが間違い?B 痰が出るのはどういうメカニズムか 1.痰を出すために必要なことは?:痰が出てくる3つの条件C 痰を出すにはどんな方法があるか 1.咳嗽で痰を出す 2.体位ドレナージで痰を移動させる 3.加湿によって痰を固くせずに出しやすくする 4.呼吸理学療法と排痰の関係D もう一度考える,なぜ,どんなときに吸引・排痰をするのか 1.痰を自力で出せない,痰による影響が大きい 2.排痰援助には危険がいっぱい Column 痰を取ると無気肺になる?第2章 気管吸引 なぜ,いつ,どのように行うかA 気管吸引とはどんな手技かB 気管吸引は,なぜ,どんなときに行われるのか 1.気管吸引の目的とは 2.気管吸引の適応とはC 気管吸引の適応をどうアセスメントするか 1.痰があることをどう見抜く? 2.患者状態への影響を評価する 3.それでも痰はないかもしれないD 気管吸引の合併症は,なぜ起こるか,どう対応するか 1.これだけある身近な合併症第3章 写真でみる 気管吸引の手順と根拠A 気管吸引の方法 1.気管吸引の種類・方法を理解する Column 口腔吸引と鼻腔吸引の実際 Evidence 開放式気管吸引と比較した閉鎖式気管吸引のメリットと適応B 気管吸引を行う前のアセスメントと対応 1.気管吸引の適応を評価する 2.聴診によって痰の貯留部位を確認する 3.気管吸引前に,加湿と体位を再チェックC 気管吸引前の準備と対応 根拠と臨床の実際 気管吸引前の準備と対応―1 感染対策 Column むかしは“手袋は操作側の手だけでよい”とされていたけど Column 原則に近づける努力をする 気管吸引前の準備と対応―2 開放式気管吸引の吸引カテーテルの選択 Column トイレッティング 気管吸引前の準備と対応―3 閉鎖式気管吸引の吸引カテーテルの選択 気管吸引前の準備と対応―4 カフ圧の確認とそのほかの垂れ込み防止策 気管吸引前の準備と対応―5 患者への説明D 開放式気管吸引 写真でみる手順と根拠 開放式気管吸引の手順―1 吸引圧の設定 開放式気管吸引の手順―2 吸引カテーテルの準備と接続 開放式気管吸引の手順―3 酸素化の実施 開放式気管吸引の手順―4 吸引カテーテルの挿入Evidence 吸引圧と吸引空気量の関係 開放式気管吸引の手順―5 痰の吸引の実施 開放式気管吸引の手順―6 吸引後の対応E 閉鎖式気管吸引 写真でみる手順と根拠 閉鎖式気管吸引の手順―1 吸引圧の設定と酸素化の実施 閉鎖式気管吸引の手順―2 閉鎖式気管吸引のセッティング 閉鎖式気管吸引の手順―3 吸引カテーテルの挿入 閉鎖式気管吸引の手順―4 痰の吸引の実施 閉鎖式気管吸引の手順―5 吸引カテーテルの洗浄 閉鎖式気管吸引の手順―6 吸引後の対応F 気管切開口からの吸引 手順と実際G やってはいけない気管吸引―鼻腔吸引の実態 Evidence 小児の気管吸引第4章 吸引以外の各排痰法 なぜ,いつ,どのように行うかA 排痰法と呼吸理学療法の関係を理解する 1.排痰法と呼吸理学療法の関係 2.スクイージングの正体 3.スクイージングを行うことについて考えるB 排痰法の実際(1) 排痰の基本的な考え方 1.では,どうやって排痰法を行うのか 2.安全で根拠ある排痰法は基本の積み重ねC 排痰法の実際(2) 加湿の具体策 1.再チェック! 適切な加湿の条件とは 2.環境調整における加湿のポイント 3.治療行為に伴う加湿のポイント 4.ネブライザーによる加湿の実際 Evidence ネブライザーによる薬液噴霧のエビデンス 5.それでも効果があるという声をどう考えるかD 排痰法の実際(3) 体位変換の具体策 1.体位変換はなぜ有効? 2.体位変換を行うときのポイント―角度の検証 3.体位変換を行うときのポイント―排痰体位の実際 4.ほかの排痰法を実施する際も体位変換は必須 5.腹臥位療法とは Evidence ここがコツ!体位変換の臨床の実際E 適切な排痰法を行っても,十分な効果が得られない場合