わかりやすい透析工学【電子版】**南江堂/酒井清孝/峰島三千男/9784524269587**

販売価格
3,520円(税込み)
血液浄化療法の科学的基礎


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編著
酒井清孝/峰島三千男
出版社
南江堂
分野
 
ME(医用工学)・医用材料

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書籍版 販売期間
2012/05/01~
JANコード
9784524269587
商品コード
9784524269587
発行 2012年5月
ISBN 978-4-524-26958-7
透析療法の一角を担う工学・技術の基礎知識を網羅的に解説.臨床的知識や技術に比して難解で敬遠されがちな透析工学.豊富な図とこの分野をリードしてきた著者らの解説により,透析工学の基礎概念を易しくわかりやすくまとめた.臨床工学技士養成校の教科書・参考書として,透析現場で働くスタッフに向けた解説書として,手元に置いておきたい一冊.

I 透析工学とは A 理工学と医学 B 人工臓器と化学工学 C 透析工学の発展II 透析の原理 A 血液浄化と透析 B 生体腎と血液透析 C 血液透析の原理 D ダイアライザにおける分離と物質交換 E 吸着III 透析膜(1)膜分離の基礎 A 透析治療における物質除去メカニズム B 拡散(透析)とは C 濾過とは D 吸着とは(2)透析膜の種類と特徴 A RC(regenerated cellulose)膜,modified RC膜 B CTA(cellulose triacetate)膜 C EVAL(ethylene vinyl alcohol co-polymer)膜 D PMMA(polymethylmethacrylate)膜 E PS(polysulfone)膜 F PES(polyetersulfone)膜 G PEPA(polyester-polymer alloy)膜 H PAN(polyacrylonitrile)膜(3)透析膜の表面特性 A 透析膜の親水性 B 透析膜内表面の分析法 C 透析膜表面のPVPに関する研究IV ダイアライザ A ダイアライザの工学 B 性能評価V 透析装置工学 A 透析装置の基礎と将来 B 水質管理の基礎VI 各種治療モードとその特徴 A 治療モード B 各種治療モードの溶質除去特性 C 慢性腎不全患者に対する血液透析(濾過)治療と救急領域で用いられる持続的血液透析(濾過)治療VII キネティックモデリング(1)キネティクスの基礎 A キネティクス B 質量保存の法則 C 物質移動速度 D 生体内のキネティクス E コンパートメントモデル F 数理モデルの適用(2)各種治療指標の意義 A 治療指標の捉え方 B 種々の治療指標 C 臨床における治療指標VIII これから期待される関連技術(1)ラジカルセンサ A 生体内でのラジカル分子の作用 B 透析におけるNO,活性酸素種の役割 C NOセンサ D 活性酸素種(スーパーオキシド)センサ(2)血糖値監視用グルコースセンサ A 糖尿病とグルコースセンサ B グルコースセンサの測定原理 C グルコースセンサによる血糖値連続測定 D その他のアプローチ E 今後の展望(3)エンドトキシンモニタリング A 透析療法とエンドトキシン B 一般的なエンドトキシンの計測法 C 初代エンドトキシンセンサ D 第二世代エンドトキシンモニタリングシステム E 第三世代エンドトキシンモニタリングシステム F エンドトキシンモニタリングの将来(4)機能性高分子材料 A 分離用の機能性材料の設計指針 B 放射線を利用するグラフト重合法 C サイズ排除吸着多孔性膜の開発 D 放射線グラフト重合法と透析工学(5)自励振動ゲル A 自励振動ゲルとは B 自励振動ゲルのメカニズム C 機能性材料としての応用 D 今後の展望(6)環境応答ゲル A 環境変化に応答するシステム B 環境応答ゲルの分類 C 温度応答性ゲル D pH応答性ゲル E 形状記憶ゲル F 環境応答ゲルの未来(7)蛋白質の分子構造評価 A 分子構造評価法の概要 B X線構造解析 C 核磁気共鳴分光法(NMR) D 分光法 E 質量分析法 F 飛行時間型二次イオン質量分析法IX 臨床医に必要な透析工学 A 透析工学を学ぼうとする臨床医へ B 血液浄化の原理について C 血液浄化器について D 血流量について E 透析液流量について F 内部濾過についてX データ処理法とやさしい統計学 A データの解析法 B 各種統計パラメータ C 正規分布と中心極限定理 D 有意差検定 E 回帰分析 F 理工系の実験と臨床医学の違い索引