話せない と言えるまで**医学書院/関 啓子(神戸大学大学院保健学研究科 客員教授)/9784260015158**

販売価格
2,750円(税込み)
言語聴覚士を襲った高次脳機能障害
編著
関 啓子(神戸大学大学院保健学研究科 客員教授)
出版社
医学書院
分野
 
脳神経科学・神経内科学

数量

販売期間
2013/02/19~
商品コード
9784260015158
発行 2013年2月
ISBN 978-4-260-01515-8
「脳損傷とはこういうことだったのか」専門家が自ら経験してわかったこと
本書は、失語症など高次脳機能障害の専門家である著者が、心原性脳梗塞で倒れてから回復に向かうまでの自らの体験を、主治医、門下のスタッフらの協力のもとまとめたもの。発症当時から急性期病院での治療・経過、退院後の生活などが時系列でまとめられている。専門家ならではの、その知識に裏打ちされた“当事者体験”による科学的な分析を交えた筆致が注目される1冊。

目次
第1章 運命の日
救急外来にて/思い起こせば
第2章 急性期(2009年7月11日~8月5日)
入院後の経過/私から見た入院当初の医学的状況/病棟での生活/家族から見た私の経過/チーム名谷の活動/携帯メール/石合教授来神/花火大会の一日/転院
第3章 回復期(2009年8月5日~11月21日)
回復期とは/永生病院に到着/永生病院での入院生活/訓練経過/第1期(8月5日~8月23日)/第2期(8月24日~9月19日)/第3期(9月19日~11月21日)
第4章 復職準備期(2009年11月22日~2010年5月6日)
この時期について/リハビリテーション/その他の出来事/対象者の生活を具体的に想像するということ/頭の中の算盤/自宅生活上の工夫
第5章 復職期(2010年5月6日~2011年3月31日)
引っ越し/復職/高専賃での生活/活動再開/生活の工夫/ラジオ出演/退職の決意/上肢のリハビリテーション/言語および高次脳機能障害の自主リハビリ/退職/私の脳梗塞を振り返って