肝癌診療ハンドブック**南江堂/池田健次 編/9784524269389**

販売価格
7,150円(税込み)
ケースで学ぶ集学的治療のコツとセンス
編著
池田健次 編
出版社
南江堂
分野
 
肝・胆・膵

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書籍版 販売期間
2012/10/01~
JANコード
9784524269389
商品コード
9784524269389
発行 2012年10月
ISBN 978-4-524-26938-9
虎の門病院肝臓科による,肝癌の集学的治療のノウハウとコツをまとめた実際書.診断,治療,ハイリスク群の発癌予防,再発肝癌の治療を網羅.肝癌診療のすべてがわかる.

第I章 肝癌診療の基本アルゴリズム 1.日本の肝癌治療に関するアルゴリズム 2.虎の門病院の肝癌治療アルゴリズム 3.乏血性肝癌の診断および治療アルゴリズム第II章 ケースカンファレンス CASE1 20年にわたり20回以上の局所治療を繰り返し生存の得られている症例 CASE2 局所治療困難な部位に対してTACE+PEIを施行した症例 CASE3 3cm超の肝細胞癌に対し,ミリプラチンTAI+RFAを施行した症例 CASE4 多発肝細胞癌に対しRFA,肝切除を併用した症例 CASE5 エコー描出困難症例に対してCO2動注下超音波にてRFAを施行した症例 CASE6 画像上低分化型肝細胞癌と考え,手術を選択した症例 CASE7 Vp3肝細胞癌に対し陽子線治療,肝動注を施行した症例 CASE8 肝切除後,血小板減少に対して部分的脾動脈塞栓術を施行し,抗ウイルス治療を施行した症例 CASE9 肝切除/RFAにて根治治療後のエンテカビル投与により長期再発のない症例 CASE10 EOB-MRIでのみ描出される結節を認め,肝切除を施行した症例 CASE11 新たなバイポーラRFAデバイスを用いた大型肝細胞癌症例第III章 センスを磨く肝癌診断の実践知識 1.肝癌スクリーニングフローチャート 2.各種モダリティの長所と短所 3.肝癌の悪性度診断 a.腫瘍マーカー b.画像診断 4.EOB-MRI肝細胞相でのみ低信号結節として指摘できる病変の診断 5.異型結節(dysplastic nodule)の経過観察と肝細胞癌への移行第IV章 スキルを磨く肝癌治療テクニック 1.ラジオ波焼灼療法(RFA) 2.経皮的エタノール局注療法(PEI) 3.肝動脈化学塞栓療法(TACE) 4.放射線療法 5.肝切除,肝移植(resection and transplantation) 6.肝動脈持続動注抗がん剤治療 7.分子標的治療薬第V章 ハイリスク群の発癌予防 1.B型肝炎における肝癌発生と予防 2.C型肝炎における肝癌発生と予防 a.C型肝炎でのウイルス排除の効果 b.C型肝炎に対する肝炎鎮静化治療の効果 3.非B非C型肝硬変からの発癌 4.アルコール性肝硬変からの発癌と予防 5.NASH(non-alcoholic steatohepatitis) 6.ウイルス排除(SVR)した後のC型慢性肝炎からの肝癌発癌 7.慢性肝疾患に合併した胆管細胞癌・混合型肝癌の臨床的特徴第VI章 再発肝癌の実態と治療 1.C型肝癌の再発抑制 a.C型肝細胞癌根治治療後のインターフェロンによる再発抑制治療 b.肝発癌・再発におけるインスリン抵抗性の関与と分岐鎖アミノ酸(BCAA)製剤による抑制効果 2.B型肝癌の再発予防 3.根治治療後の悪性再発 4.小型肝癌の反復治療と進行過程(マルコフモデル)