当事者研究の研究**医学書院/石原孝二(東京大学大学院総合文化研究科・准教授)/9784260017732**

販売価格
2,200円(税込み)
シリーズ ケアをひらく
編著
石原孝二(東京大学大学院総合文化研究科・准教授)
出版社
医学書院
分野
 
精神看護

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書籍版 販売期間
2013/01/29~
JANコード
9784260017732
商品コード
9784260017732
発行 2013年1月
ISBN 978-4-260-01773-2
「で、当事者研究って、いったい何?」
当事者本人を超えて、専門職・研究者の間でも一般名称として使われるようになってきた「当事者研究」。その圧倒的な感染力はどこからくるのか? それは客観性を装った「科学研究」とも違うし、切々たる「自分語り」とも違うし、勇ましい「運動」とも違う。本書は、哲学や教育学、あるいは科学論と交差させながら、“自分の問題を他人事のように扱う”当事者研究の魅力と潜在力を探る。

<目次>
はじめに
第1章 当事者研究とは何か-その理念と展開 (石原孝二)
第2章 当事者研究の優位性-発達と教育のための知のあり方(河野哲也)
第3章 研究とは何か、当事者とは誰か-当事者研究と現象学(池田 喬)
Interview:当事者研究ができるまで(向谷地生良)
第4章 当事者研究と自己感(綾屋紗月)
第5章 痛みから始める当事者研究 (熊谷晋一郎)
第6章 発達障害者による当事者研究会(Necco当事者研究会)
Discussion:当事者研究をやってみた(Necco当事者研究会)
エピローグ 当事者研究が語り始める
おわりに