脳卒中上下肢痙縮Expertボツリヌス治療**診断と治療社/監:木村彰男/正門由久 大田哲生/9784787820365**

販売価格
4,950円(税込み)
私はこう治療している
編著
監:木村彰男/正門由久 大田哲生
出版社
診断と治療社
分野
 
リハビリテーション医学

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販売期間
2013/10/01~
商品コード
9784787820365
発行 2013年10月
ISBN 978-4-7878-2036-5
2010年秋に保険適用となった本治療法を多くの症例に施行している第一線の医師における投与方法や工夫・コツなど診療の実際を紹介し、日常診療に役立てるもの

総 論ボツリヌス治療の現状と課題 はじめに 1.ボツリヌス治療 -わが国の治療成績- 1)上肢痙縮の治療 2)下肢痙縮の治療 3)上下肢痙縮の同時治療 4)欧米での投与量 2.ボツリヌス治療 現在の問題点― 1)注射方法など 2)治療時期 3)目的の達成度 4)経済的問題 3.リハビリテーションをどのように行っていくべきか? 各 論I.上肢の治療 1.手関節・手指関節屈筋群への治療(標準的な投与量)を中心に はじめに ボツリヌス治療の対象となる上肢痙縮の症例 症例 症例:手関節・手指関節屈筋群の緊張を軽減し,疼痛や衛生状態を改善したケース 2.施注筋・投与量を工夫した治療 /川手信行 はじめに 症例 症例1:手指が拳状に屈曲し開くことができない状態を改善したケース 症例2:上肢と下肢に同時投与したケース 症例3:前腕回外が困難なケース 症例4:手指屈筋の痙縮が強く,手指伸展随意性が障害されたケース おわりに 3.上肢近位部へのボツリヌス治療とリハビリテーションの実際 症例 症例1:上肢全般に,特に末梢に強い痙縮の軽減を図り,動作上の障害の軽減を目指したケース 症例2:麻痺側上肢に分離運動を認め,近位部の動作の向上と末梢の随意性改善を目指したケース 症例3:麻痺および痙縮は軽度で,上肢近位部のスムーズさの獲得と疼痛の軽減を目指したケース 4.随意性のある手指に対して施注筋・投与量を工夫した治療 はじめに 上肢筋の活動 投与量の決定 施注の実際 症例 症例:小量から投与を開始し,患者が希望する動作を改善したケースII.下肢の治療 1.標準的投与量によるボツリヌス治療 症例 症例:内反尖足の改善を試みたケース 2.足関節底屈筋群の投与方法の工夫 はじめに 症例 症例:比較的低用量のボツリヌス治療で足部の疼痛が改善したケース 3.下肢近位筋への投与について 症例 症例:歩容の改善を目指したケース 4.装具なしで歩行している患者への投与の工夫 はじめに ボツリヌス治療による痙縮のコントロールの進め方 実際に経験した症例について 症例 症例1:claw toeの痛みが歩行に影響していたケース 症例2:頸髄損傷による不全四肢麻痺の足部内反を改善させたケース 症例3:内反をコントロールすることにより, 下肢装具なしで屋外歩行も可能になったケース おわりに III.上下肢同時治療の工夫 1.上下肢複数筋の治療の工夫・考え方(1) 症例 症例:内反尖足,槌趾が改善したケース 2.上下肢複数筋の治療の工夫・考え方(2) 症例 症例:右上肢と右下肢の同時治療で薬の配分を工夫したケース 3.上下肢複数筋の治療の工夫・考え方(3) 症例 症例:上下肢へのボツリヌス治療により,機能の改善を認めたケース IV.装具の併用 1.上肢の治療 2.下肢の治療 3.痙縮改善のためのボツリヌス治療と装具併用療法の実例 V.リハビリテーション 1.施注後のリハビリテーションの注意点・工夫について(上肢) 2.施注後のリハビリテーションの注意点・工夫について(下肢) 3.治療を成功させるために―施注後における私の取り組み VI.在宅患者の治療 1.在宅における治療の実際と地域連携 2.在宅における治療の実際と工夫(1) はじめに 3.在宅における治療の実際と工夫(2)