認知症の方の在宅医療**南山堂/苛原実/9784525208028**

販売価格
3,740円(税込み)
在宅医療の技とこころ 第2版
編著
苛原実
出版社
南山堂
分野
 
プライマリケア医学

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書籍版 販売期間
2013/11/01~
JANコード
9784525208028
商品コード
9784525208028
発行 2013年11月
ISBN 978-4-525-20802-8
高齢化が進む昨今,ますます在宅での認知症への対応が必要となっている.本書では鑑別診断や薬物および非薬物療法,社会資源など在宅における認知症診療に必要な知識を網羅的に掲載.また今版では,新たに発表された認知症政策に加え,2011年に承認された新薬についても加筆した.各方面のエキスパートの解説によりわかりやすさを追求した一冊.

I認知症の診断 1アルツハイマー病と血管性認知症の診断 A.認知症を呈する疾患 B.認知症を疑う症状・どのようなときに認知症を疑うか C.どのような検査を行うべきか D.専門医への紹介 2レビー小体型認知症の臨床像と診断 A.レビー小体型認知症とはどのような病気か B.本症を鑑別しなければならない3つの理由 C.臨床診断基準 D.診断の要点 E.画像診断 F.塩酸ドネペジルによる治療 3前頭側頭型認知症の臨床像と診断 4軽度認知障害(MCI)の診断と予後 5認知症とうつ病の鑑別診断 6認知症と老年精神病の区別 7認知症の補助診断II認知症の治療と予防 8認知症の方の在宅医療の留意点 A.認知症の方の在宅医療のとらえ方 B.専門医療への受診の工夫 C.認知症に対する理解 D.介護者の心理的なハードルとそれに対する援助 E.一人暮らしの認知症の方の地域ケア F.増えている「認認介護」 G.認知症のターミナルケアについて 9認知症の薬物療法 A.認知症の薬物療法の原則 B.認知症の人を支えるために C.認知症の薬物療法 D.認知症の人の精神症状 E.せん妄状態 F.精神科薬物療法 10認知症のBPSDのケアと医療 A.認知症とBPSDに関する基礎知識 B.BPSDへの薬物療法の各論 11認知症の方の緩和ケア A.認知症の重度,末期の定義 B.意思決定の支援 C.認知症患者の末期の苦痛と緩和ケア D.早期からの緩和ケア E.認知症の緩和ケアと長期ケア 12認知症の非薬物療法 A.認知症の回想法の実際 B.認知症の方のリハビリテーション C.音楽療法 D.玩具療法 E.芸術療法 13認知症の予防 A.認知症の予防とは B.アルツハイマー病の予防に有効な薬剤 C.認知症予防のライフスタイルIII認知症の方をとりまく環境と社会資源利用 14認知症医療の新しい方向性 A.認知症施策に関する一連の報告書 B.精神科医療報告 C.施策の方向性報告 D.認知症高齢者数 E.認知症施策推進5か年計画 15在宅医療におけるかかりつけ医の心得 A.かかりつけ医の重要性 B.初回診察の仕方 C.認知症の症状・問題行動への対応 D.介護家族への対応 16認知症高齢者グループホームへの訪問診療の留意点 A.グループホームについて B.グループホームへの訪問診療 17認知症の人へのデイサービス―「もの忘れカフェ」の試みから考える A.もの忘れクリニックの外来での取り組みについて B.もの忘れクリニックでの認知症専用デイサービス 18認知症の人の底力を地域に活かす A.認知症高齢者の役割づくり B.役割の具体例 19認知症の方のケアプラン A.認知症の方のケアプラン B.介護保険サービス利用の基準 C.社会資源の活用 D.支援方法の考え方と活用の考え方 E.訪問医とケアマネジャーとの連携のポイント F.参考事例とケアプラン 20認知症の方の家族の気持ちとその対応 A.認知症の方を介護する家族の気持ち B.家族の気持ち C.「介護の達人」から D.家族たちが望む医師の対応 21~まちで,みんなで認知症をつつむ~大牟田市地域認知症ケアコミュニティ推進事業 A.認知症施策推進5か年計画 B.認知症ケア研究会の発足と大牟田市の支援 C.地域認知症ケアコミュニティ推進事業 D.認知症の人を地域ぐるみで支えるビジョン 22認知症の方の虐待防止と権利擁護 A.高齢者虐待の概念 B.虐待事例援助の基本的手法 C.高齢者虐待防止法 D.虐待の背景を洞察する E.「見守り」と「イベントへの迅速な対応準備」 F.制度活用 G.わが国における高齢者虐待対応の諸問題 23認知症の方と小規模多機能型居宅介護 A.小規模多機能型居宅介護とは何か B.小規模多機能型居宅介護の実際 C.これからの認知症介護