看護技術 ナラティヴが教えてくれたこと**医学書院/吉田みつ子(日本赤十字看護大学准教授)/9784260020770**

販売価格
1,760円(税込み)
編著
吉田みつ子(日本赤十字看護大学准教授)
出版社
医学書院
分野
 
看護技術

数量

販売期間
2014/12/16~
商品コード
9784260020770
発行 2014年12月
ISBN 978-4-260-02077-0
看護技術の定義は、ベッドサイドで更新される
臨床で提供される看護技術は、その時々で意味を変える。排泄介助の対価を払おうとする患者、食事を一気に口に運ぶことを求める患者、初めての急変に戸惑う看護師。患者と看護師、それぞれに背景があり、看護技術がもたらすものも変化する。
看護技術のテキストでは学べない、「ベッドサイドの看護技術」の面白さに触れる1冊。

【目次】
はじめに
排泄介助-真夜中のオムツ交換、五千円は高いか安いか
整容-顎〈あご〉をなでる手、身体に残っていたしぐさ
環境整備-モーニングケアから失われたもの
無菌操作-実は、倫理が問われる技術
急変時の対応-第一発見者はそこを動くな
体位変換-身体の「隙間」を探し当てる
清拭-サテンのランジェリーとCVカテーテル
洗髪-「髪が抜けた」を笑い飛ばす力があるか
食事介助-ご飯か魚か、次の一匙〈さじ〉を決めるもの
罨法-安楽をもたらしたのは何なのか?
点入-眼の中に軟膏、どうやって塗る?
検査・処置の介助-「何かをしない」ことの意味
静脈血採血-ベテラン患者が取り出した「パンツのゴムひも」
アンプルカット-なぜ指を切るのか、ベテランと新人の違い
リハビリ支援-リハビリ室で見た患者は幻か?
グリセリン浣腸-「物」化することで成立する、「恥ずかしい」行為
死後の処置-生と死、連続するケア