大腸外科学書**金芳堂/楠 正人/9784765315395**

販売価格
26,400円(税込み)
編著
楠 正人
出版社
金芳堂
分野
 
消化器外科学

数量

販売期間
2015/01/15~
商品コード
9784765315395
発行 2015年1月
ISBN 978-4-7653-1539-5
大腸外科学のバイブル、ついに完成!
本書は現在に至るまでの大腸肛門病学の歴史を顧みることで、専門分野としてのpresenceを再認識する意味で発刊した。「大腸肛門外科疾患の治療を、先人達の苦労・努力に敬意を表し、治療開発の歴史から学ぶ」をconceptとし、ある意味で極めて偏った大腸・肛門外科学書とした。項目を網羅した辞書的教科書ではなく、著者が興味を持った項目に焦点を絞り、全体として、可能な限り歴史を遡り、過去から現在に至る流れを検証。腸管吻合、術後癒着、外科感染症、ドレーン管理、人工肛門造設手術や大腸癌の分子生物学的研究、病期分類、リンパ節郭清、化学・放射線療法、直腸肛門の外科解剖学、家族性大腸腺腫症、遺伝性非ポリポーシス大腸癌、潰瘍性大腸炎、クローン病、肛門外科良性疾患、そしてヒルシュスプルング病や鎖肛の小児外科疾患に関し、現在の概念・手術手技に至る歴史の変遷と実際の手術手技を詳述した。「大腸肛門外科学のヒストリア」である。

目次
1章 腸管吻合法の開発
2章 術後癒着と癒着性腸閉塞
3章 結腸・直腸外科におけるSSIとSSI予防ベストプラクティス
4章 大腸外科におけるドレーンの使用と管理
5章 人工肛門造設手術
6章 分子生物学的エビデンスからみた大腸癌研究の歴史
7章 大腸癌の病期分類の成り立ちとその背景
8章 大腸癌のリンパ節郭清に関する研究と取り組み
9章 大腸癌に対する化学療法の歴史とその根拠
10章 直腸癌手術術式の歴史と外科解剖学
11章 直腸癌に対する化学放射線療法
12章 家族性大腸腺腫症
13章 遺伝性非ポリポーシス大腸癌
14章 潰瘍性大腸炎に対する大腸全摘回腸嚢肛門吻合術の開発
15章 大腸全摘・直腸粘膜切除・回腸嚢肛門吻合術の実際
16章 クローン病
17章 肛門外科(良性)
18章 ヒルシュスプルング病
19章 直腸肛門奇形(鎖肛)