患者から早く死なせてほしいと言われたらどうしますか?**金原出版/新城拓也/9784307101721**

販売価格
3,080円(税込み)
編著
新城拓也
出版社
金原出版
分野
 
癌・腫瘍一般

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書籍版 販売期間
2015/05/28~
JANコード
9784307101721
商品コード
9784307101721
発行 2015年5月
ISBN 978-4-307-10172-1
麻薬ってどう使い分けるの?」「腹水は本当に抜いて大丈夫?」「薬のせいでせん妄になったと言われたら?」「鎮静をどう説明する?」「患者から早く死なせてほしいと言われたら?」――。本書は“3学期”構成となっており、さながら1年間の講義を受けているような流れになっています。23ある講義はすべて生徒の疑問から始まっていて、新城先生がその問いに一つひとつ丁寧に答えます。マニュアルだけでは解決しない、緩和ケアの悩みに答える一冊です。

■オリエンテ-ション緩和ケアをめぐる10の提言■1学期 痛みの治療と症状緩和 第1講 痛みの治療1.─最初の対応 第2講 痛みの治療2.─痛いと言わない患者 第3講 痛みの治療3.─医療用麻薬の使い分け 第4講 神経障害性疼痛 第5講 呼吸困難・吐き気 第6講 腹 水 第7講 食欲不振1.─「食べる」悩み 第8講 食欲不振2.─輸液 第9講 倦怠感 第10講 不 眠 第11講 せん妄●2学期 鎮静と看取りの前 第12講 鎮静1.─鎮静の説明 第13講 鎮静2.─鎮静が必要な方へ 第14講 看取りの前1.─死なせてほしい 第15講 看取りの前2.─死の経過■3学期 コミュニケ-ション 第16講 コミュニケ-ション1.─緩和ケアって何? 第17講 コミュニケ-ション2.─がんの告知 第18講 コミュニケ-ション3.─化学療法の中止 第19講 コミュニケ-ション4.─余命告知 第20講 コミュニケ-ション5.─家族ケア 第21講 その他1.─患者の自殺 第22講 その他2.─民間療法 第23講 その他3.─医療者のバ-ンアウト終業式のことば─あとがきにかえてColumn ●勤務時間外の緊急対応について ●医師も病状を否認する─痛みと向き合えない医師 ●電話で患者の心を離さないようにする ●チ-ム医療とよいカンファレンスには何が必要か ●知っていますか、亡くなる前の不思議な音─気道分泌過剰、死前喘鳴 ●胸水の処置について ●患者の体験を、次の患者に伝える ●リザ-バ-、PICC の功罪─がん患者の血栓症には最大限の配慮を ●ステロイド薬はいつまで使う? ●なぜ眠れなくなるのか ●せん妄は患者の心の安全装置なのか ●鎮静は本当は不要なのか ●患者の意識はいつまであるのか ●患者の苦悩に毎日向き合い続けるには ●エンゼルケアに関すること ●緩和ケアを提供する仕掛け作り ●患者との対話」は教えられるか─生兵法は大怪我のもと ●緩和ケア」は嫌われる ●医師は何でも知っている ●患者の耳は最期まで聞こえているのか ●曜日に色をつけていくこと ●息子の気持ちを飲んでいます ●完全燃焼のバ-ンアウト